猛りの滄我(たけりのそうが)

登場作品

レジェンディア

水の民が信仰対象とする滄我のこと
この名は静の滄我と区別するためにセネルたちによって
一時的に名付けられた便宜上のもので、水の民たちは普通に「滄我」と呼ぶ。
と言うのも、彼らにとって滄我とはこの猛りの滄我が唯一無二のものであり、
他の滄我、つまりは静の滄我の存在を認めていないことも挙げられるだろう

名前の由来は、セネルたち人類に対して敵愾心も露わに、怒り猛っているさまによるもの。
これもまたセネルたち側の視点から見た名付けの由来のため、水の民側から見た解釈は
180度違った真逆の見解になってしまうのだった

この猛りの滄我は元々この星が生まれた頃より存在し、海から生命体を発生させ
遥かなる太古に水の民を生んだものと伝えられている。
そのため、この星に飛来してきた陸の民による大陸の生成などにより、海が荒らされた
ことに関して激しい怒りを感じており、更には自らの子らである水の民に対する
虐殺行為がそれに拍車を掛けたものと思われる。

そのため、永い年月をずっと荒ぶったままで過ごしてきたが
今代メルネスたるシャーリィの力で怒りを静められたのちには
「大いなる滄我」と新たに改名されたのだった。


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関連項目



最終更新:2012年04月05日 17:18