ルーティと
エミリオ(リオン)の父親。もともとは冴えない考古学者だったが、妻や子供達を愛している優しい人物だった。
カルバレイスにてソーディアン・ベルセリオスを発掘するが、破損したベルセリオスのコアクリスタルに精神を潜ませていた
ミクトランと
自身の死を偽造した
ハロルド・ベルセリオスによって精神をほぼ乗っ取られてしまう。
そのため、本編に出てくるヒューゴの諸行はミクトランと言って良い。
ミクトランに取り憑かれるとすぐにオベロン社を興し、
レンズ技術によって数年で大企業へと成長させた。
ベルセリオスの精神支配による自分の悪事に巻き込みたくなかったためにルーティを捨てる。
(正確には妻の
クリスに殺すよう命令することでクレスタの孤児院に捨てさせた)
PS版ではエミリオに「リオン・マグナス」という偽名を与え、セインガルドに潜り込むスパイとして送り込んだ
(偽名を与えた理由には親子関係の隠蔽。これにはヒューゴの「自分が大悪人になった際にリオンも悪人の誹りを受けないようにするため」という意思も関係している)。
これらの事や、最終決戦の直前スタン一行に、操られた自分を止めるようにとれる発言を密かにする等、精神操作が完全では無かった面も多々見受けられる。
また、ヒューゴ自身はベルセリオスのみに自分が操られていると思っており、隠れていたもう1つの人格であるミクトランの事には気付かなかった模様。
自身も大将軍
フィンレイ・ダグを暗殺、セインガルド王の側近の地位を手に入れる。
世界各地に支部を設立、忠実な部下を据えることで
神の眼の行方を調査していた。
死の直前、ベルセリオスを手放した事で精神操作が完全に解除され、最愛の娘ルーティにこれまでの事を謝罪し死亡した。
この時のみ本来の優しいヒューゴを見る事ができる。