ヒューゴ・ジルクリスト(ひゅーご・じるくりすと)

概要

デスティニーに登場したキャラクター。

登場作品

+ 目次

デスティニー

年齢:42歳 性別:男性
声優:内海賢二
オベロン社総帥として世界経済を牛耳るほどの力を持つ人物。
セインガルド国王に対しても強い発言力を持つ。
  • PS版の攻略本ではヒューゴ・ジルクリ「フ」ト表記。ゲーム中ではジルクリ「ス」トなので誤植と思われる。

+ PS版ネタバレ
ルーティエミリオ(リオン)の父親。もともとは冴えない考古学者だったが、妻や子供達を愛している優しい人物だった。
カルバレイスにてソーディアン・ベルセリオスを発掘するが、破損したベルセリオスのコアクリスタルに精神を潜ませていたミクトラン
自身の死を偽造したハロルド・ベルセリオスによって精神をほぼ乗っ取られてしまう。
そのため、本編に出てくるヒューゴの諸行はミクトランと言って良い。
ミクトランに取り憑かれるとすぐにオベロン社を興し、レンズ技術によって数年で大企業へと成長させた。
ベルセリオスの精神支配による自分の悪事に巻き込みたくなかったためにルーティを捨てる。
(正確には妻のクリスに殺すよう命令することでクレスタの孤児院に捨てさせた)
PS版ではエミリオに「リオン・マグナス」という偽名を与え、セインガルドに潜り込むスパイとして送り込んだ
(偽名を与えた理由には親子関係の隠蔽。これにはヒューゴの「自分が大悪人になった際にリオンも悪人の誹りを受けないようにするため」という意思も関係している)。
これらの事や、最終決戦の直前スタン一行に、操られた自分を止めるようにとれる発言を密かにする等、精神操作が完全では無かった面も多々見受けられる。
また、ヒューゴ自身はベルセリオスのみに自分が操られていると思っており、隠れていたもう1つの人格であるミクトランの事には気付かなかった模様。
自身も大将軍フィンレイ・ダグを暗殺、セインガルド王の側近の地位を手に入れる。
世界各地に支部を設立、忠実な部下を据えることで神の眼の行方を調査していた。
死の直前、ベルセリオスを手放した事で精神操作が完全に解除され、最愛の娘ルーティにこれまでの事を謝罪し死亡した。
この時のみ本来の優しいヒューゴを見る事ができる。

+ 漫画版ネタバレ
基本設定はPS版に準じているが、発掘したソーディアン・ベルセリオス(ベルセリオス兄弟の弟=ハロルド)と同志になり、共に新世界を創造しようとしていた。
本作のミクトランは1000年前の決戦でベルセリオスの策略により、完全に死亡している。
ヒューゴ自身も洗脳されず、全て自分の意思で行動を起こしていた。
ゲーム版と異なり、洗脳こそされていないが、中々あくどい行動を起こしており、ベルセリオスと共に非常に存在感のあるキャラクターとなっている。
ベルセリオスとは、「彼」「ヒューゴさん」と呼び合う程の親密な仲。
嘗ての仲間達と再会したベルセリオスが、仲間達に何ら語ろうとしなかった場面にやや呆れていた一面もあった。
元々、ソーディアンマスターとしての高い素質があったのか、ベルセリオスの凶悪な晶術を使いこなしスタン一行を圧倒。
ヒューゴ自身も剣の扱いに長けており、スタンとウッドロウを死亡寸前まで追い込み、フィリアも殺しかける等凄まじい戦いを見せた。
その後、マリアンの捨て身の特攻により、ベルセリオスを奪われ、取り戻そうとしたところをスタンに背後から刺され倒れる事となる。
そして、傍に駆け寄った娘のルーティに「お前は自分の道を行けばいいさ」と語り、死亡。

+ ドラマCD版ネタバレ
基本設定はPS版に基づいているが、破損したベルセリオスのコアクリスタルに精神を潜ませていたミクトランのみに操られている。
ハロルド・ベルセリオスの人格は存在しないのか、「ベルセリオス」として喋っている声はミクトランである。
本作中での悪行はすべてミクトランがヒューゴを操ってやらせたことだと自分から話している。
原作と違い、レンブラントに預けずマリアンを人質として自分の手元に置いている。
死の直前、ベルセリオスを手放した事で精神操作が完全に解除され、最愛の娘ルーティにこれまでの事を謝罪し死亡した。
この時のみ本来の優しいヒューゴを見る事ができる。

+ リメイク版ネタバレ
やはり、基本設定はPS版に基づいているが、ベルセリオスの人格がD2仕様に上書きされている為、今回はミクトランのみに操られる事になった。
PS版以上に精神操作の影響が強いのか、ゲーム中では殆ど本来のヒューゴの人格が戻る事がなく、リオンサイドではミクトランの非道な一面を多く見せられる。
新たに追加された演説を行なった為にソーディアンマスター達にまるであの男(ミクトラン)のようだ…と連想されたりとあまり正体を隠す気がなかったようである。
リメイク版ではミクトランに身体を乗っ取られた後もヒューゴの意識は残っていてミクトランが行ってることを理解していたらしく、自身の娘と息子が苦しむ姿を見せられ続けていた。
しかし、最後の最後でミクトランの体に残されたヒューゴの残留思念が抵抗し一時的にミクトランの体を奪う。
そして、ベルクラントを落下させる事で娘達を逃がす事に成功した。
この時、僅かな時間ながらルーティと会話する事もでき、感動的な場面となっている。


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最終更新:2023年10月16日 16:47