テイルズ オブ ハーツ
対応機種 |
発売日 |
開発 |
主題歌/歌手 |
NDS |
2008年12月18日 |
テイルズスタジオ |
永遠の明日/DEEN |
PSV |
2013年03月07日 |
セブンスコード |
iOS |
2013年10月09日(配信開始) 2016年03月31日(配信終了) |
セブンスコード |
固有ジャンル:心と出会うRPG(DS版)/新たな心と出会うRPG(Vita/iOS版)
R版でのキャッチコピー:遥かに散った君の心を君と見つける
メインキャラクタデザイン:いのまたむつみ
初回予約特典:ビバハートフル! テイルズ オブDVD -ハーツチャンネル篇-(アニメムービーエディション)
/ビジュアル&オリジナルサウンドトラックDVD(CGムービーエディション)
/2DアクションRPG「テイルズ オブ ハーツ R インフィニット エボルブ」ダウンロードコード
戦闘システム:コンビネーションエアーリアル リニアモーションバトルシステム(CNAR-LMBS)
/エアリアル・チェイス リニアモーションバトルシステム(ARC-LMBS)
- テイルズオブシリーズの11作め
- 劇中のムービーをアニメ版、CG版と両方作成して同時発売するという試みで話題を呼んだ。
- ただ、CG版の評価はテイルズファン的にはお世辞にも受け入れられてるとは言えず、評価は微妙と言うしかなかった。
- しかもアニメとCGでムービー内容が違うからか、アニメ版であるセリフがCG版で削られている箇所がある。
- CGのモデリングは元絵と比べてキモいことになっているが質そのものは高い。DSでここまでできるのかというレベル。リアルというのはCG製作会社にとってこれ以上ない褒め言葉ではあるが、いかんせんリアル過ぎるが故にキモい。
- サンドリオンやリアンハイトといった非人間・機械的なものや自然の描写などの美しさが目立つ分、人物のキモさが際立つ。しかし、前者の美しさは一見の価値有り。
- CG版のムービーの製作は白組が担当。PS2版デスティニーでも一部のムービー(主に3DCGを使ったムービー)を担当している。
- そんな悪評ゆえか、Rでは当然と言うかアニメ版ムービーのみ。OPはDS版で2画面仕様だったムービーを1画面で見事に作り直しており、新キャラのガラドも入っている。
- その反面、OPのガラドのシーンはストーリー中のガラド登場ムービーを使いまわして繋げただけで、全員が登場するシーンにカルセドニーとガラドはおらず、IRのような新OPや新主題歌は無しといささか手抜き感が漂う。
- 仕方のないことだが、新規のムービーがVitaの画面いっぱいである16:9であるのに対し、既存のムービーが4:3であるため、やはり違和感を覚えてしまう。ただ、既存のムービーにもカルセドニーとガラドのカットが追加されている。
- その分、後述の一枚絵CGが随所に挿入されている。また劇中とはいえ新規ムービーもあるだけに、既存のムービーに合わせてガラドとカルセドニーの新規カットを挿入する作業に意外と手間取ってしまったのかもしれない。
- それどころか、DS作品としては最高値となる定価6,650円、しかも二つに分けて発売、予約特典を別々につけるなど、バンナムの販促の荒さが目立ち、素人目にも商法のあからさまさが目に付く仕様であった。
- しかもCG版の特典のサウンドトラックでは他では使われていないアレンジが10曲(「今ここにある世界」「スピリア消失」「あたたかな故郷」「誰がために戦うか」「スピリアに希望を!」「まだ見ぬ地へと」「絆の翼リアンハイト」「TALES OF HEARTS」「緋色の髪の魔王」「触れ合う心と絆」)収録。
- マイソロ2や某最終幻想の格ゲーのせいで埋もれてしまった印象もある。
- 予想よりも売れなかったためか…は定かではないが結局HがDS最後のテイルズとなり以降のマザーシップは据え置き機のみの展開になっている。
- テイルズがシリーズ的に3Dに完全移行していく流れで、敢えて2Dの良さをと拘ったゲーム。
- 援護技での歴代TOキャラやナムコキャラが新規2Dドットで大量に出演したのもポイント。
- シリーズ恒例のキャラクター人気投票ではマザーシップタイトルにもかかわらず一人もランクイン実績がない。ある意味TOT並に不憫。
- テイルズ作品で唯一ノベライズもコミカライズも一切無い。ある意味TOT以上に人気が無い。
- 正確にはコミカライズは冒険開始で打ち切り、5枚組のドラマCDが存在する。
- だが、ヒロインコハクの他作品参戦確率は異常なほど高い。スタッフの贔屓の可能性が非常に高い。
- 当初の発売日12月11日から1週間延期されたが、主題歌“永遠の明日”のリリースはソフト発売予定前日の10日のまま。
- ちなみに“夢であるように”の当時の発売日は12月17日。今作を最初から18日発売にしていれば、どちらの主題歌も12月17日リリースで揃ったのに…。
- ソーマの初期構想は会話できる武器「想魔」(ソーディアンに似た設定)といい、DEENといいTODを意識している感が強い。
- R版では、オリジナル版のTODのようにサプライズエンカウント時に通常戦闘曲が変わるという演出も追加。
- 2013年春にVitaにて「テイルズオブハーツR」としてリメイクされた。
- 発表に先駆けて、イノセンスRの本編でハーツリメイクを仄めかすような演出があり、北米で商標が再登録されるなどしていた。
- イノセンスR同様、メインシナリオのフルボイス化、新規イベントの追加、さらにはカルセドニーや新キャラガラドのパーティ加入などが行われた。
- そしてまさかの3D化。色々な意味で大きな反響を呼ぶことは間違いない
- コスチュームチェンジも採用。DLCだけでなく本編でも水着が手に入るなどイノセンスの時より増えている。
- さらにはカラバリもあるので違った雰囲気の通常コスも楽しめます。
- 水着で秘奥義を使うと秘奥義カットインまで水着になるというから制作側も近年はコスチュームを重視している様子が窺える。
- DLC水着よりはVにあった最強防具コスを作ってほしかったという意見も。
- それだとコハクが巫女装束、イネスが青ワルキューレになるのだが…。
- 他にはお馴染みの歴代コス、学園コス、エクシリアから引き続き執事・メイドコス、オリジナル衣装のアイドルコスが配信された。
- イノセンスRと違い、歴代コスのみ通常戦闘曲が変わるようになった。
- 今回はイノセンスRで変化が無かったイベント中の顔グラも、近年の作品と同様にしっかり動く他、戦闘画面もIR以上に美麗かつ派手になりパワーアップ。開発側の技術力も向上している。Vitaにも慣れたようだ。ベリルちゃんの驚き顔良い感じです。
- おそらくイノセンスRはPSP前提で作っていたのをVitaにハードを移したという経緯があるが、ハーツRは一からVita前提で作っているのでそのあたりもしっかり開発されているのかと。
- フルボイス化は、Iと違って元からボイスは多かったので、Iに比べると感慨はやや薄いか。
- RではAIが凄まじい進化を遂げている。
- 特にカルセドニーやクンツァイトのAIが恐ろしく優秀でオート操作にすると勝手に延々と空中コンボを決めているほど。
- 上の二人に限らずイネスやコハクも優秀でありチェイスリンクが発動してしまえば一方的にハメている事もしばしば。
- チェイスリンクというシステム自体が単独戦闘でも無双化を可能にするほどの画期的なシステムであった。
- 2013年12月25日に体験版の配信が決定。さらに体験版のセーブデータを持っていると、製品版プレイ時にシング・ヒスイ・ガラドと、なんとベリルちゃんの水着衣装も入手できる。TOHRを一足先に体験するついでに水着衣装も入手できるので、プレイして損は無い。ベリルちゃんの水着衣装凄い可愛いです。
- エクシリア2から引き続き、同ハード作品との連動要素も発表された。メモリーカードにイノセンスRのセーブデータがあると、ゲーム冒頭でイベントが発生し、「コーダ」のアタッチメントや本来は終盤にならないと使えないシングの「魔神剣」が手に入るとのこと。
- DS版ではソーマエボルブは進化したら戻せず(そのため使える術技を選びそこねると大変)、赤青緑それぞれ最終エボルブが2つずつある関係上すべてを図鑑に埋めるには6周必要だったがR版では仕様変更されている。
- エボルブの変化でDS版の時にできたソーマ緑縛りみたいな縛りプレイへの影響も気になるところ。
- ビルドは闘志、信念、根性、忍耐、固有(シングの場合は純真)の5つを、Lvアップで得られるSBPを消費して伸ばして術・技、スキル、進化ソーマを会得するシステムに変更された。進化したソーマは自由に装備変更できるようになり、DS版のように進化ソーマを入手する為に何周もする必要は無くなった。
- そのおかげでDS版にあったソーマビルドの罠(緑色のルートを育て過ぎるとステが残念なことに…)とソーマリンクの衝撃(シングとヒスイにぶっといリンクが…)はなくなった。
- ソーマリンクに関してはヒスイは全員と深い絆を結ぶようになってしまったので(全体回復の弊害、否恩恵)、改善といえるかは微妙である。さすがは俺らの兄貴だぜ
- トライバース世界の魔物と思しき魔物が出てきたり、Iの天上人型の魔物が出てきたりする。やはりRe imagenation世界同士は繋がりがあるようだ。
- 3D化によるCEROへの影響や新キャラ追加もあってか、原作の暴力表現などは削除・冗長さを省くためか大まかな流れは変わってないがイベント改変が行われている。
- 暴力表現や陰惨な描写の削除やイベント改変はなりダン、TODも辿った道なので仕方ないか。原作を知っている人からすると物足りない気もするが…。
- IRで登場したイベント中の1枚絵CGは今回も採用。IRと違ってきちんと女性版の温泉CGはいつでも見られるようになり、水着イベントでもCG付きと気合が入っている。
- R版では何故か、「豪気」(=強く逞しい気性)という言葉が多用されている。普段はそれ程使う言葉でもないのだが...
- 告知もなく突如iOS版が発表された。価格は3800円(10月15日までは1800円)。
- 発売直後、なんとiOS7.0には対応していなかった。わざわざ戻せと?
- 大抵の戦闘システム(特にエアリアル関連)がタッチやフリックで十分対応でき、戦闘は攻撃アイコンや術技アイコンなどは設定により場所を変えられるが、iOS版ではどうやってプリンセス・オブ・マーメイドを出すのだろうか。もしや出せない?
- イノセンスRのiOS版は存在しないのでコーダのアタッチメントは手に入らないし魔神剣を初期習得もできない。
- 販売開始から約2年半、ひっそりサービス終了に。ファンタジアとは異なり終了後も起動可能だが、端末から削除すると再インストール不可となるので注意。
- iOSへの移植に続いて、R版の海外での発売が決定した。もう不遇だなんて言わせない!
- なぜイノセンスRが飛ばされたかは不明。
- 恐らく宗教的な問題だと思う。海外ではそういう問題はよくある話である。イノセンスでは特に神(前世)や宗教と言った言葉が多いからかと。
最終更新:2023年11月12日 18:32