テイルズ オブ バーサス

対応機種:PSP
発売日:2009年8月6日
固有ジャンル:アクション ファン同士がバーサスするゲーム
主題歌/歌手:Be your wings/GIRL NEXT DOOR
メインキャラクタデザイン:いのまたむつみ、奥村大悟、中澤一登、藤島康介
開発:マトリックス、テイルズスタジオ
初回予約特典:ドラマチックDVD 〜ダークヒーロー篇〜 + PS3版『ヴェスペリア』のオリジナルスキット解放のプロダクトコード
  • テイルズオブシリーズの外伝作品のひとつで、初の対戦アクションものとなる
    • 『テイルズ オブ ファンタジア』から『テイルズ オブ ハーツ』までのマザーシップタイトル及びエスコートタイトル13作品から、35人が登場する。
      • 異世界ダイランティアに繁栄をもたらすとされる「大いなる実り」を巡って、世界4カ国の代表がフラッグを巡って雌雄を決するという内容
  • 操作性は従来のテイルズとなんら変わるところはない。よって「格闘ゲーム」には分類されない。
    • ファンからの印象的には「大乱闘スマッシュブラザーズ」のイメージが一番近そうである
  • 開発は当初はテイルズスタジオが行っていると告知されていたものの、実際には大半が株式会社マトリックスに手がけられたものであり、テイルズスタジオはシナリオの一部の監修などに留まっていたという。
  • この作品は話の本筋を全て参戦した35人のキャラのみでまかなおうとする傾向があり、そのため参戦者は配役的に主役と悪役に割り振られ、その結果としてシナリオを主役に割り当てられたキャラと悪役に割り当てられたキャラを無理に戦わせる方向に持っていったことにより、著しくキャラのイメージが崩壊することとなり、シナリオ的には非常に評判が悪いと言わざるを得ない。
  • スタンとカイルの年齢設定についてはライター自身が始めから考えることを放棄していたほどだという
    • 敵ガン無視でアイテムを取りに行くAI、ハメや一定時間無敵スキルによるバランス崩壊、長いロード時間など、システム面でも評判が悪い。
      • 技においても一部の技がバランスを崩壊させるほど強かったりもする。
  • 「主人公格は全員参戦」と言いつつラスボスしか参戦しない作品があったり、「贔屓はしていない」と言いつつ作品によって参戦人数やストーリーに大きく差があるなど、スタッフの言動とゲーム内容がちぐはぐな作品であった。
    • ゲーマガ9月号のVSコーナーでの大館Pの発言「基本は前衛と後衛、武器や特技。後は個性があるキャラをピックアップ」 「例えばエターニアならチャットやフォッグなんかを入れると絡めるキャラが変わっちゃいますからね」 「シリーズ全体から見ると三分の一くらいで、ファンの方に叱られちゃうんですが、決してひいきしてるわけではないので納得して楽しんでほしいですね」等々…探せばいっぱいあります
  • 一部では「ゲーム外でファン同士をバーサスさせるゲーム」なんて呼ばれている。事実バーサス発売直後のテイルズ関連スレの荒れ方は凄まじかった。
  • 評価は散々だがセールスは上々だった模様。販売本数約23万は同年発売されたマザーシップのグレイセス(Wii版)よりも上。
    • しかし、やはりファンからの評判が思わしくなかったためか2013年11月28日に他のPSPに出たソフトがDL配信開始される中バーサスだけ除外されているのであった…。
    • Vitaでは通信対戦に対応していないというのも理由…かも。
      • 一応VSのイラストでレイズの立ち絵やカットインに流用されているものもあるので公式としては黒歴史扱いなわけではない模様。
      • でも公式の「プレイしたことのある『テイルズ オブ』をお選びください。」というアンケートではハブられている…。
        • 2020年のエイプリルフールネタでVS2配信!とかで使われるあたり完全な黒歴史でもないような、そうでないような…。


最終更新:2020年04月04日 17:38