ハーメルの町(はーめるのまち)
概要
ファンタジアに登場した町・村。
登場作品
ファンタジア
概観
概要
過去ユークリッド村の北側にある町。
べネツィア大陸としては最南端に位置する。
南北を行き交う人々の交易点として発展途上の町であったが魔科学を研究していたスカーレット夫妻を襲った
デミテルの手により、夫妻の巻き添えで壊滅させられてしまう。
壊滅前の教会には町人の半数が礼拝しているが、これは実在の事件のパロディと思われる。
GBA版以降では精霊との契約の最中以降に訪れると
アーチェが
リアの墓を作り、
ともだちおもいを得る。
そのまま町は復興されることなく以後の歴史にも登場しない。
現代においては完全に歴史から消えた町となっている。
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ショップリスト |
ショップリスト
宿屋「ハーメルINN」
一泊36ガルド
武器屋「クリスタルロッド」
防具屋「にんたい」
道具屋「天使の祝福」
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語られざる歴史
4201年にスカーレット一家か殺害されてしばらく経った後、4202年に町が壊滅。火災によって住民は消し炭となり町一帯は瓦礫となった。行商人や旅行者まで巻き添えになりウィノナが所属していた奇術団の団員も犠牲になった。調べで火災は魔術によるものと発覚し、犯人は西の孤島に住み着いた魔術師らしき者と断定されたが捜査はそこで終わり、ユークリッド族は事件を放置することにした。
ヴァルハラ戦役開戦後、右手の義手を手に入れウィノナは廃墟となったハーメルを訪れた。リアの墓参りの際にアーチェと出会い、アーチェはしばらくの間憑依させていたリアからウィノナの事を聞かされておりボウガンの改良に協力した。
ネタ
- 由来は「ハーメルンの笛吹き男」の伝承から。現在のドイツの街ハーメルンにおいて1284年6月26日に起きたとされる出来事についての伝承である。グリム兄弟を含む複数の者の手で記録に残され、現代まで伝わった。
- 1284年、ハーメルンの町にはネズミが大繁殖し、人々を悩ませていたが、笛吹男が笛を吹くと、町じゅうのネズミが男のところに集まってきて、それを川に誘導し溺死させた。しかしネズミ退治が済むと、ハーメルンの人々は笛吹き男との約束を反故にして報酬を払わなかった。約束を破られ怒った笛吹き男は住民が教会にいる間に、笛吹き男が笛を鳴らしながら通りを歩いていくと、家から子供たちが出てきて男のあとをついていった。130人の少年少女たちは笛吹き男の後に続いて町の外に出てゆき、市外の山腹にある洞穴の中に入っていった。そして穴は内側から岩で塞がれ、笛吹き男も子供たちも、二度と戻ってこなかった。
関連リンク
最終更新:2023年12月01日 19:20