恨みに恨みを返すことは簡単なことだと思う。でも、それじゃきっと何も変わらない

キャラクタークエスト・間奏におけるシャーリィの台詞。
突如灯台の街ウェルテスに来訪し、陸の民に対する嫌悪感と憎悪を一切隠すことなく
剥き出しにして、あまつさえ、そんなものをかばうシャーリィをも責め立てるテューラに対する返事。
テューラが考えるメルネスの責務とは、水の民を代表して陸の民を滅ぼしてくれることであって
今のメルネスが陸の民の街にいて一緒に仲良く暮らしている事実そのものが耐えられないわけなのだが
かといって、テューラの提言どおり、大沈下を起こして水の民以外の全てを滅ぼしてしまえば
それで水の民は幸せになれるのか、という考えのもとに、シャーリィはこの台詞を返した。

結局のところ、一人の人間としての視野の問題であり、水の民視点のみで見るか、「人間」全体を見るかであろう
シャーリィは陸の民も水の民も変わらない同じ人間だと言い切り、どっちかを切り捨てるやり方では幸せなど
築けないと言うことでテューラを諭した。が、そう簡単に長年の確執は消えないのが種族間の問題の難しいところだが


最終更新:2011年01月15日 16:16