回線不良

登場作品

レジェンディア

静の大地における4つのモニュメントで流れる曲
イメージ的には空から宇宙人の電波を受け取ったかと思われるほど
ファンキーな曲であり、まずイントロからしていきなりの大音量で度肝を抜かれる。

椎名氏のインタビューで曰く、この曲はグレインという特殊加工技術を用いた「人の声」らしい。
何でも、収録された音声を時間軸を少しずらして、音はそのままで時間幅を短縮すると
その音自体も短縮されて音程が上がるわけだが、これを音程を変えない状態で
時間だけを短縮するとどうなるかというと、人の声の音声領域を保てなくなって
凄く変わった「音」になるという。こういう機能を用いているんだそうだ。

そういう仕様から、ビブラートの掛かったかなりの電波曲に仕上がったわけだが
「壊れた音声」を逆に「音」として活かす試みをしている関係上、CDに収録したこの曲は
さらに全開で音が飛んでたりひずんでたり、速くなったり遅くなったりするんだという。
ただ、ゲーム収録版ではそのまま原曲を収録すると「故障」と勘違いされかねないと言う
仕様上の問題から、ある程度「壊れ具合」をマイルドに抑えているんだそうだ。


最終更新:2011年01月18日 22:37