ローエン・J・イルベルト / Rowen J. Ilbert

+ サンプルボイス
TOX
「ハハハわかりましたこのローエンにお任せください。旦那様とお嬢様には私からお伝えしておきます。」
「おやめなさい。戦巧者と名高い貴方でもその誉、剣で得た物ではないでしょう」
「しどい…ジジイが悩んだら悪いっていうんですか。ミラさんや若者が苛めるよ」
TOX2
「これで二国の関係は、やっとスタートラインに立ったという所ですね」
「これくらいの事を受け負う覚悟は出来ています」
「はい、ジジイの本領発揮です」
「ふふふ、確かにジジイの時間はとても貴重。立ち止まってはもったいないですね」
「フェローチェ荒々しく!グラツィオーソ優雅に!グランドフィナーレ!」
「フィニッシュです!渦塔は氷結し、光も闇に凍る!無情なる諸行に…挽歌を!グランドフィナーレ!」
年齢:62(+1)歳 性別:男性
身長:175㎝ 
好きなもの:マーボーカレー TOX2:豆腐せんべい
声優:ゼクス
武器:サーベル+ナイフ 
戦闘タイプ:精霊術師
特性:術後調律(自ら発動させた精霊術に対して、様々な追加操作を行える)
大国ラ・シュガルの高級貴族、シャール家に仕える老執事。常に落ち着いた物腰で、緊迫した空気を冗談で和らげたりする。
ふだんは柔和な表情をしているが、眼光が時折鋭くなり、積年の迫力を感じさせる。
幅広い知識と卓越した状況判断、そして分析力を持ち、
一手先を読むことに長けたブレイン的存在だ。
  • キャラクターデザインはいのまたむつみ。
  • テイルズのPCとしては初の60代のキャラクター。今までの年長キャラが40代止まり(4000歳とかおおよそ一万歳とかは除く)だった事を考えると異例である。
  • 今の執事という地位に就く前には意外な過去があるらしい。
  • 領主の妹のドロッセルと一緒にいるところをジュードたちと出会うらしい
    • 主人であるクレインに仕えるのをやめてジュードたちに同行する理由はなんなのだろうか
  • 特性の術後調律は全部の術で行える。
    • 攻撃回数が増えたり、攻撃範囲が変わったりと様々に変化。
      • 攻撃術がローエンの主軸なので、変化を把握するのも大変そうだ。
      • スキル「スペルエンド」で、「術後調律不可の代わりに隙大幅減少」というキャラ特性どうした状態になる。
      • しかもスキルつけた方が小回り効くようになりコンボも出来るようになるので余計に切ない。
        • ただし術後調律したファイアボールやソリッドコントラクションの使い勝手が良いので術後調律のメリットが全くないわけではない。
    • 術後調律というぐらいだから、サーベルの方もタクトのように扱うのだろうか
      • マーシーワルツを習得するということが判明したのでエステル風剣術?
      • +投げナイフで遠距離も万全である。
        • ナイフリベンジというピコハンリベンジ的なものと思わしきものもある
    • プロモでは術後調律を使用し、計4発のファイアボールを放った
      • キャラによっては特性は強化されるのでローエンも強化し、弾数が増えるかもしれない
        • ミラと同名術が多々あるがミラは威力上昇、ローエンは弾数増加などで違いを出すのだろう
        • 秘奥義の台詞「フェローチェ」「グラツィオーソ」とはそれぞれ「荒々しく」「優雅に」を示す音楽用語。
        • 氷結させて粉砕する演出がなんとなくジ・エンドを連想させる。ジ・エンドが敵1体を氷結させるのに対し、周辺全てを氷結させるのは年季の差か。
  • 好物はマーボーカレーだが、「ヒゲにくっついてしまう」とこぼしている。
  • DLCの歴代キャラコス称号は何とバルバトス。爺さん、自重してください。
    • このコスを着るとムキムキになります。…もはやコスチュームの域を超えているw
  • 学園コスは麦わら帽子をかぶった用務員…しかしてその正体は学園長先生。
    • ローエンがやれるとしたら校長しかないだろうが…。用務員に化けるか普通。
  • 執事コスは白の執事服。
    • 執事長、あるいは侍従長といったところか。
  • 発売前に判明した術技
    • 武身技:マーシーワルツ、セヴァードフェイト(開発初期ではセヴ「ェ」ードフェイトだった)、アンビュスマーチ
    • 精霊術:ロックトライ、スプラッシュ、ファイアボール、ウィンドランス、アブソリュート・コア、ソリッドコントラクション、ブルースフィア、クラッグワルツ、フリーズランサー、ディフュージョナルドライヴ、ディバインストリーク
    • 共鳴術技:スプラッシュライン、海龍拳、レイジングミスト
      • 開発初期の段階ではフレイムドラゴンを使用していたが製品版では習得せず。
  • 5代目ちょろ甘その1。その2はレイア。
  • 「成算はあったんだろ」→「失敗すれば凄惨な事に…」「喜びのターンを」→「大ターンに回します」「足だけにフッと気を抜くと…」等、親父ギャグを炸裂させまくる。きっとクレスとは気が合いそうだ。
    • しかし、新作ということで他作品にはない固有術が多いため使い回しの多い外伝系に出られるかどうかが問題である。
      • 装備武器は公式イラストのスチュワーズソードになると思われる
  • 習得するスキルでは特に「スプレンダータイム」(攻撃をバックステップ回避で3秒時間を止める)が強力であり、リンクしたジュードを使って敵の攻撃をバックステップで避けると集中回避+時間停止という恐ろしい効果を発揮する。
  • 他にも、単純に強力な「スピードスペル(詠唱30%減)」「グレイス(詠唱中仰け反らない)」などを習得する。ジジイ無双。
    • ついでにこの二つはリンクスキルなので、エリーゼと組めば後衛二人が好き勝手暴れ放題出来る。
    • 天才魔導少女仕様のタイダルが使えるが、OVLの仕様が異なり、「スペルエンド(発動後の隙が少なくなる)」の効果もつかないので洗濯機は出来ない。残念…
      • その代わり、ミスティシンボル+「スペルエンド」を付けたスプラッシュ祭りでハメコンボが可能。
    • あまり話題に挙がらないが、中断しても(されても)続きから詠唱出来る「スペルキープ」や、限定されるが下級術を無詠唱で連発できる「テトラスペル」まで覚える。このジジイ、最早「術」が「技」同然である。
      • TOX2ではシンフォニアタクト、ヴァルハラハットを装備してミスティシンボルを装備するとACやTPが切れるまで半永久的に上級精霊術ですら乱射可能。V仕様のOVLでなくてもこのレベルなのでヘタしたら無詠唱乱射にはOVLが必要なリタを超えるかもしれない。
      • あまりにも原作仕様が強すぎるのでこれらのスキルや装備のない外伝系に出演した際はガッカリ仕様になりそうである。
  • レイズでは1部終章前編でファントムに具現化された特異鏡映点。2部第4章にて牢屋に捕らえられ衰弱が激しかったところを救世軍に救出された。
    • 年長者キャラの宿命か、TOXのパーティメンバーでは加入は一番最後に回された。イベント「ティル・ナ・ノーグ バレンタイン ありのままの気持ち」では女性陣の相談に乗り、誰よりもたくさんのチョコをもらっていた食わせ者。ホワイトデーイベントに続く…と匂わせているので参戦は早くてホワイトデーイベントか。
      • そして予告通りホワイトデーイベントで参戦。これでアビス、ベルセリア、ファンタジアに続き4作目の全PTキャラ参戦となる。

+ X版ネタバレ
  • クレインが捕らえられたことでナハティガルと向き合うことを決意する。
  • 元ラ・シュガル軍の参謀総長「指揮者(コンダクター)イルベルト」。教科書に載るレベルの偉人で、生ける伝説。
    • 指揮者のごとく芸術的な采配で、同時に攻め込んできた三ヵ国の軍をたった一日で連続撃破した「風霊盛節(オラージュ)の奇跡」が今のラ・シュガルが成立する転機になったという。また、ファイザバード会戦を除いて彼の率いた戦は常勝だったという。
    • 技や台詞に音楽関係の言葉が多いのも指揮者と呼ばれる所以だろう。ただし、本人いわく音符は読めないらしい。
      • そして楽器も全く弾けない。調律のリズムの正体は夏祭りの踊りの音楽だとかじーさん…。
        • 音楽用語を適切に使ってるあたり、お得意のジョークの可能性もあるが…
          • ジョークっつーか、いかにもな音楽に合わせてるとかだといい年こいて厨二病だからね。
    • ちなみにイルベルト家も六家の一つ、ラ・シュガルでもかなりの地位を持つ高級貴族だった。ちなみに分家の出身。
      • TOX2の設定資料集によるとミドルネームの「J」は「ジェイド」らしい…。というわけで死霊使いジェイド、ヒスイと来て三人目の「翡翠」を意味する名前を持つキャラになった。なお、X2ではジェイドは「聖なる剣」を意味するらしい。
    • 20年前にファイザバード会戦で恋人のキャリーを筆頭に多くの部下を死なせたことに責任を感じて引退した。
      • 厳密にはナハティガルが「六家の粛正」を行った5年前に退役してリーゼ・マクシアを彷徨い、2年前にシャール家に執事として迎え入れられた。ファイザバード会戦から退役までの15年間は何をしていたのか…?
        • ちなみに本編の2年前というとちょうどシュレイズ島で四象刃とガイアスがラ・シュガル軍特殊部隊120名を全滅させた時期と同じである。
      • そのため津波にトラウマがあるはずなのに奥義はタイダルウェイブ…
        • 術のメイン属性も水だったりする。正確には後、地属性とこれらの複合属性(氷)もだが
      • 恋人のキャリーはナハティガルの妹。実は津波によりエレンピオスに漂着して生存しており、記憶をなくし、一児の母親になっている。
        • ちなみに、娘の名前はレム。他作品の光の大晶霊(精霊)じゃないっすか
        • 最終的に記憶を取り戻したような節も見られる。最後に見送るローエンの背中が哀愁を漂わせる。
    • クレインを殺したボウガンや矢を考案したのも彼。
    • 本人曰く指揮者(コンダクター)とは華麗にツッコミを引き出す者。つまりボケ担当
  • ナハティガルとはかつて軍で友情を誓い合った仲。その関係でナハティガルだけはローエンとキャリーの恋を応援していた。
    • ナハティガルがキャリーの死から独裁者への道を歩むのを止められなかったことを内心悔やんでいる。
      • 敵国の軍師である関係だけでなく、「ナハティガルを止める道を選ばず逃げ出した」としてウィンガルから一方的に敵視されている。
  • 現役時代は武闘派で、常に軍のナンバー2キープだったという。1はおそらくナハティガル。
    • 精霊術は「2、30年ほど」訓練して身につけたものらしい。
  • 昔「くるおしき愛の叫び」という恥ずかしい詩集を作ったことがある。
    • その詩集は現在ドロッセルの元に。
      • TOZのラウドテブル王宮客間にも何故か同じ題名の本が。出版されたんだろうか…?
  • 本人いわく料理が趣味。ただし食材や調味料はこだわって栽培から始まり、調理もひたすらこだわってしまうため一度も完成したことが無い。
    • この逸話はお得意のジョークの可能性もある。
      • 設定資料集では料理の腕前はローエン>ジュード>レイア>アルヴィン>エリーゼ>ミラ(アルヴィン以下三人は似たり寄ったり)とあるのでジョークだろう。
        • TOX2ではローエン>ルドガー>分史ミラ>ジュード>レイア>アルヴィン>エリーゼ>正史ミラ(アルヴィン以下三人は似たり寄ったり)となっている。
  • ED後は軍に復帰、ガイアスと共にリーゼ・マクシアとエレンピオスの共存を目指す。
    • こうなったのはウィンガルからガイアスの補佐を託されたから。
      • 続編ではリーゼ・マクシアの宰相になっているが普通に仲間になるようだ。これは両世界の問題になるような異常事態が起こって同行するフラグか?

  • X2では<ネタバレ>を務めてエレンピオスとの交渉役となっているが、反対派からは憎悪されている。
    • 服装が執事服からスーツと微妙な変化をして、エレンピオスの服飾にあっている。
      • メガネも追加されている。とうとう老眼に?
        • …と見せかけて近眼用らしい。「気力が充実し、視力も若返っている」と書かれている。
      • GHSも所持している模様。しかもメール返信の際の打ち込み速度が、エル曰く「めっちゃ速ー!?」の使いこなしぶり。ジジイ速い。
    • スキル「セカンドダッシュ」を付けると、ダッシュモーションが優雅な高速スキップへと変化する。ブレーキモーションは未装備時と同じ足ブレーキ。(ブレーキモーションが回転のミュゼを除いて「セカンドダッシュ」装備時でも同じ足ブレーキは彼だけ)
  • 公式のミスでアルヴィンの説明と混ざったことがある。
  • 「2」追加の体育会系部活コス…もとい、スポーツコスは流鏑馬の射手衣装。何気に渋い。
  • X2版発売前に判明した術技
    • 武身技:プレリュード、ソーンラプソディ、セヴァードフェイト、モータルクレッシェンド、フリットカプリッツォ
      • フリットカプリッツォは前作のイベントで使用していた紙飛行機を形成して突撃する技。疾風怒濤みたいな性能?
    • 精霊術:ファイアボール、ロックトライ、ブルースフィア
    • 共鳴術技:フューリーストーム、ベルベティスラッシュ、ウィナーズワルツ
      • 今のところ判明しているX2からの新術技は武身技のみ。
        • 結局精霊術の追加はなし。その代わりに武身技が大量に増えた。
  • GHSの待ち受け画像は盆栽。

+ X2版ネタバレ
  • 分史世界にて断界殻を解いたせいでアルクノアによるカラハ・シャール強襲でエリーゼ、ガイアス、ドロッセルが殺された場合のローエンが登場する。
    • 両国の友好を推し進めるローエンと親しいものが皆殺しにされエレンピオス人を皆殺ししようとする復讐の鬼になっている。時歪の因子の禍々しい演出もありなかなか怖い。
      • エレンピオス人を1000人以上殺した「白髪鬼」と恐れられておりルドガーとエルがエレンピオス人であることを見抜き殺そうと襲い掛かってくる。
      • 前作の設定ではリリアルオーブなしでもチートな強さであるガイアスはともかく、他はありえない未来でもないという辺りも怖いところ。
        • イベント直後に本物が登場するが本物が穏やかな人である分ギャップがすごい。また、この分史世界のローエンの恰好は前作のコスチュームとなっている。
  • 作中でヴィクトルと大立ち回りを見せる。ミラとジュードは二人で掛かっても反撃されてしまったが、ローエンは一人ながらヴィクトルを押している。若き日は武闘派だったというだけあって本気のジジイはかなり強い。
    • 「娘の愛情を弄ぶとは!」という怒りの咆哮が印象的。愛する女性と生き別れになり、子を持つことを許されなかった心優しきロマンスグレーの心からの叫び。
    • さらにバッドエンドルートでは骸殻ルドガーとやりあう。63歳にして片手でバク転までする。ジジイ強い。最終的には殺害されるが……
  • キャラクターエピソードでは二カ国間の交渉問題がメインとなり、反対派に命を狙われたりする。ちなみにエレンピオスのマルシア首相とは同じ文学が好きという事から交流を深めている。
    • キャラクターエピソード1ではローエンのナンパの巧さを垣間見ることができる。若い頃(キャリーと婚約前)はさぞブイブイ言わせてたんだろうなあ・・・。
    • 分史世界では賢王となっていたナハティガルと再会し話し合ったことで、自分のするべきことに覚悟を決める。その後すぐにドロッセルの家から事前に書いていたローエンの遺書が発見される。
      • その後誘拐されるもルドガーに居場所を知らせる鉱石を渡していたりと用意周到な面でピンチを切り抜ける。遺書も事前に書いていたものの、まだやるべきことがあるから死ぬ気はないと公言していた。
  • 前作で若き日の彼が書いた幻の戦術書「縦横兵略」の限定品付録にして黒歴史「くるおしき愛の叫び」は妙に人気があり、クランスピア社で愛読しているエージェントやローエンがナハティガルに仕えていた場合の分史世界でローエンの部下が愛読している。
    • ローエンの部下が「再び世に出しましょう!」と熱弁してローエンに断られているとか。…どんな「暑苦しくて青臭い」詩集なのだろうか?
  • エルエンディングの後日談(おそらく10年後)もしっかり生きており、エルが見ているGHSの「第一回リーゼ・マクシア国民議会開設」の写真でガイアスと一緒に写っている
    • ガイアスが議長でローエンが筆頭議員…この二人の後釜はさぞ二人と比較されプレッシャーがキツイであろう…。
    • タイムカプセルで「10年後には私は…」というフリがあったので死亡すると予想していた人も多かったが、ハズレ。ルドガー(もしくはエル)の死亡フラグだとはその時誰が予想できただろうか。
      • ローエンがX2で63歳という事で寿命を気にしていた問題は杞憂に終わったが、ローエンのイラストを担当したいのまたむつみ氏は2024/3/10に63歳でご逝去された。どんなに時代が進んで医学が発達しても60代に入ると一応の覚悟を決めておくべきなんでしょうね。


最終更新:2024年03月21日 20:01