アリス(ありす)

概要

ラタトスクの騎士に登場したキャラクター。

登場作品

+ 目次

TOSラタトスクの騎士

「別にこの街が壊れても、アリスちゃん痛くも痒くもないモン♥」
年齢:18歳 性別:女性
身長:160cm 体重:48kg
声優:金月真美
得意属性:氷
ヴァンガード戦闘班のリーダー。
一見清純そうな優しい雰囲気の美少女であるが、内面はわがままでどす黒く、加虐的な戦士。
年齢のわりに幼いしゃべり方をする。
エクスフィアを使ったマシンで魔物を洗脳し、コントロールする魔物使いで、魔物に対する愛情は全く持っていない。
自分の愛らしい外見を利用すると共に、徹底した暴力と策略を持って相手を支配する術を身につけている。
デクスのことは、ウザがりつつも自分の下僕として利用している。

+ ネタバレ
主な一人称は「アリスちゃん」(または「私」)。
彼女の操る魔物を洗脳する機械・「ヒュプノス」はエクスフィアを使うため、常にエクスフィアを探している。

父親が人間、母親がエルフのハーフエルフ。当然魔術も使えるが、ハーフエルフである事を隠す為に「魔術が使えるのは魔族と契約したから」と周囲に偽っていた。

幼い頃に両親がマーテル教会の旅業に無理矢理出され、家族で旅をしていた最中に魔物に襲われ両親を喪う。その後はハイマの孤児院に引き取られるが、そこでハーフエルフである事が知られ迫害を受ける。
この孤児院での差別と孤立の日々が、アリスを誰も信じず誰にも心を許さない人間へと変える原因になった。

この不条理な世界で生きていくには揺るぎない“力”が必要だと悟ったアリスは魔族と契約。孤児院の院長とその息子に無実の罪を着せられ殺されかけたデクスを救おうと魔族の力を使って魔物を操り、その場にいたほぼ全員を殺し孤児院を壊滅させた(この力はアリスと契約していた魔族が封印されていた禁書がロイド達の手で燃やされてしまった為、現在は失われている)。

前述の通り虐げられながら生きてきた彼女だがハーフエルフという己の生まれを恨んでも呪ってもいない事をサブイベントで明かし、ジーニアスとリフィルは同族としてその部分に関してだけは尊敬の念を抱いている。

総帥の娘であるマルタの事は「能力もないのにちやほやされている、苦労知らずのお姫さま」と見ており、忌み嫌っている。
“力”を欲している訳でもないのに周りから与えられた者に関しても呪いたいほど憎んでいる為、魔物の王ラタトスクとして生まれたエミルや、再生の神子のコレットとその一行に対しても嫌悪感を隠そうとしない(特にコレットに対しては「力のある偽善者」呼ばわり)。

リヒターに関しては、ハーフエルフとして生まれた事が原因で虐げられてきたという所だけでなく、更には魔族と契約を交わしている所まで自分と共通していた為、当初はちょっとした連帯感の様なものを抱いていた。

デクスの事は「腐れ縁でここまできただけなのだから、せいぜい利用してやるのがいい」と思いつつも、本心では無自覚の内に愛していた。しかし彼の心変わりを常に疑っていたが故に素直になれず、ギンヌンガ・ガップの魔物の墓場で自分を庇いエミルの剣に倒れた彼の亡骸を見て、ようやくデクスへの想いに気付く。
デクスの死に逆上したアリスはエミルを殺そうとするが、エミルを庇ったマルタの攻撃により自らも息絶えた。

レイズ



最終更新:2023年10月23日 22:31
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