六家(りくけ)

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登場作品

エクシリア

ラ・シュガル国の代表貴族。
賢者クルスニクに従った6人の弟子(シャール、トラヴィス、イルベルト、バーニャ、ファン、ズメイ)の子孫であると言われている。
各家はラ・シュガルの議会に参加し政治を取り仕切っていたが
本編より5年程前に「六家の粛正」を行ったナハティガルにより滅ぼされたと言われる。

+ 六家の文書 ※ネタバレあり
■シャール家文書 ~創世の賢者クルスニク~
はじめに広がりしは混沌たる宙空
混沌極まりて、創世の賢者クルスニク立つ
右手に破邪の槍、左手に殻世の器を掲げ、
古の地より旅立てり
精霊の主マクスウェルと盟約し、
聖地リーゼ・マクシアを拓きたもう
(クレイン、ドロッセルの生家)

■トラヴィス家文書 ~精霊はめぐる~
精霊はめぐる、天と地を
めぐりて生む、海と樹を
人は精霊を尊び、精霊は人に寄りそう。
存在は不可分にして、魂は元よりひとつ
心せよ、輪廻転生の理を
ゆめ忘るるなかれ、輔車相依るの意を
(アグリアの生家)

■イルベルト家文書 ~約定~
人よ、足りることを知れ
人よ、すでに満ちしことを知れ
其は、精霊マクスウェルとの約条
其を守る限り、聖地はここにあり
約条を守る限り、精霊マクスウェルは
汝らと共にあり
(ローエンは分家の出身である。本家は六家の粛清で滅ぼされていると思われる)

■バーニャ家文書 ~六家の成立~
創世の賢者クルスニクに従いし
六人の弟子あり
すなわちシャール、ファン、バーニャ、
トラヴィス、イルベルト、ズメイ
これ、天、地、四方を司る六家となる
その密なること六つの花弁の如し
(名前のみ登場する)
  • 「六つの花弁」というのはリーゼ・マクシアの印(ロード中に出るマーク)である。

■ファン家文書 ~禁~
ひとつ、殻に触れるなかれ
ひとつ、精霊を喰らうなかれ
ひとつ、故地を想うなかれ
故地は、すでに枯地なり
其処は、禁を破りし者の流刑の地なり
(ナハティガルの生家)

■ズメイ家文書 ~忌まわしき地~
其は、殻の中に隠されし忌地
触れるべからず、語るべからず
其れは、忌まわしき原初の地
触れるべからず、語るべからず
人は忌め
触れぬが肝要なり
精霊は黙せ
秘するが肝要なり
(ズメイ家の文書のみエレンピオスに存在するが、
二十年前の津波の原因で、エレンピオスに流されたために
ヘリオボーグ基地で見つかったらしい)

  • 以下、六家に対する人々の見解
「実は、六家の伝承にも、かなり不可解な部分がある
あるべきはずの記述が、すっぽり抜けているのだ
古い記録はそういうものだといわれれば、
そうなのだが……」

「ア・ジュールの絢爛の七子伝説は、ラ・シュガルの
六家に対抗して、創作されたものだろう
クルスニクの治世は二千年前なのに、伝承の根拠とされる
書物が書かれたのは、五百年前なのだから」

「我々の伝承では、創世の賢者クルスニクの
七人の息子たち。絢爛の七子が、ア・ジュールの各部族の
祖になったとされています」
  • これに加えて、ニ・アケリアの人々は賢者クルスニクの末裔を自称している。


関連リンク

関連項目



最終更新:2012年09月24日 12:03