フォルスゲージ(ふぉるすげーじ)

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概要

フォルスゲージとは、テイルズオブリバースの戦闘において、術技のパワーソースとなるシステム。
従来のTPに相当する概念であるが、多くの相違点が存在する。略称はFG。

リバース

・リバースの戦闘において、従来のTPシステムに代わるもの。
・4ブロックがそれぞれあらかじめ設定した4つの術技に対応しており、戦闘中に自然回復等で蓄積し、技を使うと空になる。
・術技はFGが溜まっていなくとも使えるが、完全に溜まってから放つと多くの恩恵を受けることができる。
その中にはHPの回復や奥義の発動のように重要なものも含まれており、FGの適切な管理が戦闘を上手く進めるポイントになる。

・ステータスウィンドウにある「田」の字を45°傾けたような表示がフォルスゲージ。
・4つのゲージはそれぞれメニュー画面で設定した術技とコントローラの方向キーに対応しており、
戦闘中に中央側から蓄積して、外側まで達するとSEを発して完全に溜まったことを知らせる。
・蓄積速度はキャラクターの「FG回復力」のステータス、必要蓄積量は技ごとの「FG」の値によって決定される。
 ・数値で明記されないためわかりにくいが、設定した術技に合わせてFGの上限値の方が変動しており、特技使用直後のFG値はどの術技でも-20固定。
  あくまで内部処理的な話であり、FG値の低い術技の方が回復は早いということに変わりはない。
・FGが溜まった状態で術技を使用すると、本来の攻撃力が発揮されるほかに以下のような恩恵を受けることができる。
  • HPを回復する(攻撃術技は当たった場合のみ。1ヒットでもすれば良い。隊列で隣接するキャラにも25%ずつ配分される)
  • 敵の仰け反り時間が長くなる
  • フォルスキューブの追加効果が発生する(フォルスキューブの使用回数もカウントされる)
  • 武器の覚醒能力が発生する
  • 奥義が発動できる(RGが一定以上で特技or術の発動後、満タンのFGが金色に光ったら奥義発動可能の合図。※あらかじめ奥義を設定しておく必要がある)
  • 弧法陣が本来の半径で展開できる

FGの回復手段には以下のようなものがある。
  • 自然回復…時間経過により全FGがFG回復量に従った速度で回復する。RG(ラッシュゲージ)を下げることで回復力は上昇する。
  • 通常攻撃を行う…入力した十字キーに対応するFGが微量回復する。攻撃を当てる必要はない。
  • 敵を撃破する…全FGが大幅に回復する。

・上述の通り、FGは完全に蓄積されていなくとも術技を放つことができる(錬術を除く)。
しかし満タンにならないうちに術技を使用してばかりいるとHPの回復等ができなくなるため、単純な使い放題ではない。
・一つのFGを犠牲にして 通常攻撃→FG不足の特技 といった牽制の連携をしながら他のFGの蓄積を待ったり、
FGの足りない特技を踏み台にして奥義を発動したりといった使い方は考えられる。

・実は計算式の関係上、奥義を発動した直後の空になったゲージで特技を使用することでFGのリチャージが大幅に早まるというテクニックがある。
回復に必要な時間がほぼ半減するので、消費の大きい大技を出した直後は特に効果的。
ただし前述の通り、FGが溜まっていない状態の術技は大きく弱体化するため反撃に要注意。

・なお、FGに対応する術技は操作する以外の味方キャラクターについても設定する必要があり、
戦闘中に変更しない限りオートのキャラクターはあらかじめ設定された4つの術技しか使うことができない。
そのため回復力や攻撃力に気を遣って事前にフォルスキューブと術技とを組み合わせておく必要が生じる。
・当然ながら従来のように移動中に術技欄から回復行動を行うこともできない。
これはCCなどTP以外のパワーソースを採用したほかの作品にも見られる特徴である。

・フォルスゲージはラッシュゲージと並んでリバースの奥深い戦闘システムを構築したいっぽう、
従来のシステムに慣れたユーザーや普段あまりゲームをしない層に対しては、
「ノーリスクで術技を使い放題」「回復手段が弧法陣と回復アイテムしか無い(回復術がない)」といった誤解を招き、
リバースの評価を下げてしまう一つの要因となった。
・FGの最大の特徴は「攻撃と回復の一体化」であり、慣れたプレイヤーにとってはパーティに回復役を置かなくても良い画期的な戦闘システムといえる。

+ 特技でのHP回復値の計算式
HP回復量=a×RG補正×HP補正×FG補正×パーティレベル補正/2000

a=HP回復力×b×0.75

bは術技を使用した時は使用した術技のHP回復の10倍の数値、
敵撃破時は100、弧法陣内にいる時は4が入る

RG補正は(100-RG)/50
HP補正は残りHPが最大値の1/4以下の時は1.25、それ以外は1
FG補正は1+FG量×0.05
パーティレベル補正はパーティレベル/2+20

パーティレベルの求め方は
{味方の平均レベル×(パーティの人数+9)/10}-{敵の最高レベル×(敵の数+19)/20}

つまり「自分と敵のレベル差」とは敵のレベルが高いほど回復量は増え、逆にキャラのレベルが上がるにつれて回復量は減る。


関連リンク

関連項目


最終更新:2023年05月22日 22:15