葬送曲

レジェンディア

第四章ラストの一大イベントで流れる、とある一人の少女に対する餞となる曲。
弦楽器主体で、バイオリンの重い音がもの悲しい旋律を紡ぎだしている。
曲調に激しい「波」があるのだが、この波は実はキャラクターの感情と連動している。

この曲が流れている4章イベントを改めて見ていると分かるのだが、レジェンディアの
イベントはキャラの台詞回しの抑揚やタイミングなどが全て詳細に曲の盛り上がりに合わされている。
セネルがステラの身体を揺り起こして呼びかけるシーンでは淡々とした曲が流れ、目を開けて
最期の一言を残した瞬間におけるセネルの激昂時には曲も一気にピーク時を迎えているのである
まさにライターと作曲家と演出家と声優による職人芸を見た気がした。


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最終更新:2012年05月10日 02:26