エレンピオス

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登場作品

エクシリア

黒匣による文化を基盤として発展した世界、エレンピオス。
そこはマナが枯渇しつつある状況で精霊たちが絶滅の危機に瀕しており、自然にも乏しい世界である。
そのため、農業は畑に種を蒔いても育たないため黒匣を利用した自然工場で栽培しているとトリグラフで聞ける(ヘリオボーグ襲撃前)。
王政が主流なリーゼ・マクシアと対照に、首都(黒匣工都市トリグラフではない)を中心とした政府による民主政国家が敷かれている。
現在エレンピオスはマナ不足に悩んでおり、異界炉計画によるリーゼ・マクシアからのマナ補給を推進・支持する者が多い。
ちなみに、リーゼ・マクシアと使用している暦が違い、「プリミア暦」というものである。

+ 世界地図 ※ネタバレ含む
今作では行ける場所が少ない。
トリグラフには港があるが、今は空間の歪み(断界殻)の影響で海が大時化で船が出せないと言われる。

+ ネタバレ
元々はエレンピオスも霊力野がしっかりしていて精霊術も使える世界だったが、
リーゼ・マクシア同様に個人の霊力野の素質で精霊術の質が違う生まれながらの格差社会だった。
黒匣が開発され、黒匣で精霊からマナを吸い取ってしまえば個人の霊力野の素質に関わらず誰でも
同じように擬似精霊術「算譜法(ジンテクス)」が行使できるようになったため、黒匣による文明が築かれていった。
しかし、黒匣を使う事に無理やり命の源を吸い取られた精霊が死んでいくという事態に陥った。
そこで精霊の主マクスウェルは優れた霊力野を持つ賢者クルスニクを筆頭としたマクスウェル派の人間と
救えるだけの動物を連れてリーゼ・マクシアを作り、断界殻でエレンピオスから隔絶した。
この事件はエレンピオスでは「マクスウェル派の失踪」として伝承が残っており、
リーゼ・マクシアの存在はエレンピオスでは「理想郷」として伝わっていた。
以後ずっとリーゼ・マクシアはエレンピオスとの交流を絶ち平和を保つが、
エネルギー問題を解決しようと模索するエレンピオス政府によって北西の海域に時空の歪み(断界殻の裂け目)が存在することを確認され、
調査の結果、歪みの向こうに別の世界の可能性、マクスウェル派の失踪の御伽話が現実のものであると実証された。
そこで、エレンピオス政府は更なる調査のために裂け目を拡大しようとオリジナルのクルスニクの槍を利用しエレンピオス人が断界殻を破壊しようとした。
その攻撃で一時的に開いた穴から津波とともに旅船ジルニトラが流れ着いて黒匣が中にもたらされた。
これがエクシリアの物語の始まりである。

エクシリア2

黒匣(ジン)という機械文化が栄える、先進的な技術を持った国家。
精霊が減少し、自然が枯渇しつつあったが、断界殻(シェル)の開放によりマナがエレンピオスにも満たされ一時的に衰退の危機は食い止められている。

+ 世界地図 ※ネタバレ含む
今作では前作で行けた場所に加えてドヴォール、断界殻が解放して断界殻で二つに分断されていた島の上に新しく作られたマクスバード、
ディール地方(前作で行けた場所の北東に位置する自然荒廃の激しい辺境)が追加されている。
ちなみに前作で行けた場所の北西にリーゼ・マクシアが存在している。


関連リンク

関連項目


最終更新:2013年03月05日 23:38