ジュードたちが暮らす世界に住んでいる人々。 脳の「霊力野(ゲート)」と呼ばれる器官から、世界の根源エネルギーである「マナ」を発することができ、 マナを糧として生きる精霊は、人間からマナを受け取り、その見返りとして術を発動させることができる。 精霊術は、人により得手不得手があるものの、誰もが使える一般技術で、生活の隅々にまで浸透していた。 照明を灯すこと、家を建てること、大きな船を動かすこと、全てを行っているのは精霊術である。
エレンピオス人には、精霊術は使用できない。 そのため、アルクノアらリーゼ・マクシアへ行き着いた人々にとっては、リーゼ・マクシア人は化け物同然であったようだ。
ガイアスを二国の統一王に迎え、交商特区マクスバードを通じてエレンピオス人との交流を図っている。 今のところエレンピオスとの交流による大きな変化は無く、ガイアスまんじゅうやバーニッシュなど 比較的平穏な話題が国全体に行き渡っている。