カナンの地にて魂の循環をするときに死んだ人間の魂が受けること。 魂の循環を司るオリジンが人間の“負”を浄化し瘴気が生まれないようにしている。 しかし、分史世界の増加によって循環する魂が増えすぎて“負”を浄化しきれなくなっている。
“負”を浄化しているはずが実際は行われていなかった。 というのも、欲望、エゴといった悪いイメージのものを想起するが、 これらを言い換えれば夢、意思となり単純に善悪で分けられないもの なので人間の力そのものである“負”は浄化していなかった。 魂の浄化で実際に行われてたのは循環の時に生じた瘴気を取り除いて封じていただけ これは何千年も瘴気の中で焼かれる苦行で、 人間の不始末である瘴気の始末に苦しむオリジンがいるからクロノスは人間を怒っていたわけだが オリジンはそんな所が僕の好きな人間にそっくりだとのこと。 また瘴気を取り除くだけでは際限なく瘴気が溜まってしまうが、 オリジンは“負”をもったまま魂を昇華できるかを試すためだという。