ガルデニア

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概要

ガルデニアとは、稀代の天才科学者クリードが生み出した生物。
正式名称は、救世システム・ガルデニア

登場作品

ハーツ・ハーツR

+ ネタバレ
原界人を奴隷の如く扱い、半ば戦争屋と化した結晶人のスピリアから、争いの意志だけを吸い取ろうとクリードらが製造した女王ゼロム
封印状態の際の彼女は巨大な黒い球体に見えるので、おとぎ話や原界の人々からは「黒い月」とも呼ばれる。
機械人にも使われている擬似スピリアがこのゼロムにも搭載されており、元の持ち主は製造者であるクリード本人。
管理コアの座には当時これを利用したガルデニア計画に心酔していたリチアが就いている。
尚覚醒した際には、球体から暗黒の口を備えた蝶のような形態に展開される。

これに実質対抗した形で生み出されたソーマを開発したリチアの姉、フローラはこのゼロムの運用には全面的に反対していたが、最終的には彼女の意向を圧しきってクリードたちは計画実行を強行する。
クリード本人は気づかなかったものの、擬似スピリアには彼の愛を求める貪欲な「渇望」が反映されてしまっており、結果結晶界の全スピリアを白化させてしまう事態(=「白い月」)に至った。
今度は原界から全スピリアを吸収しようとする前にフローラが自身の命を賭けた対向螺旋封印によりガルデニアを封印することで暴走は止められるが、
本編中での再覚醒の際にもその欲望は消えておらず、やはり原界からあらゆるスピリアを吸収しようとした。

内部には管理コアが留まることになる「コアドーム」の他、機械人たちがデータを収集・管理する「観測基地ラプンツェル」が存在する。


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関連項目


最終更新:2020年08月15日 22:17
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