フォシテス(ふぉしてす)

概要

シンフォニアに登場したキャラクター。

登場作品

+ 目次

シンフォニア

「劣悪種は滅びる運命にあるのだ」
年齢:数千歳 性別:男性
声優:吉水孝宏
イセリア人間牧場を管理しているディザイアンの幹部。
物事を理路整然と考え、ディザイアン達の間では英雄視されている。
クルシスの千年王国樹立に心酔しており、その理想のために命を捨てる覚悟を持つ、理想主義者。

+ ネタバレ
ディザイアン最高幹部「五聖刃」の一人。
作中でロイドが初めて出会う五聖刃でもある。
理性的で冷静沈着な人物だが、人間を憎悪し「劣悪種」と呼んで憚らないハーフエルフ至上主義者。
騎士道精神の持ち主で、かつてテセアラで起きたハーフエルフ虐殺事件の際には自ら首謀者を皆殺しにしたとされる。
この事件で多くの同胞を助けた事で「ディザイアンの英雄」と呼ばれ、仲間や部下からは慕われていた。
また牧場に潜入していたレネゲードを全て見破り処刑するなど、洞察力にも優れる様子。
一方、魔導砲に必要な魔導炉がイセリア牧場にあることから、彼もロディルに利用されていたと考えられる。
戦闘では人工生命体ウィンドコアを引き連れ、風属性の魔術や戦闘用に改造された左腕の義手を用いて戦う。

シルヴァラント編ではロイドとジーニアスマーブルを救おうと自身の牧場へ侵入した事がきっかけで登場。
それを口実に不可侵条約を結んでいたイセリアへと侵攻した。
またロイドらへの「罰」としてマーブルのエクスフィアを暴走させ、エクスフィギュアと化したをロイド達へけしかけた。
しかし、自我を取り戻したマーブルの自爆によって重傷を負い、ロイド達を取り逃がした(漫画では爆死)。

その後テセアラ編にて8精霊全てと契約し、大樹が暴走した際に再登場。
大樹を魔導砲で鎮静するため、魔導炉を操作すべくイセリア牧場に侵入したロイドと再び相まみえる。
戦闘に敗北し高所から落下したものの、生存しておりロイド達を追撃。
最後の足掻きでショコラを攻撃するも、割って入ったコレットに命中し、それに激高したロイドによって討たれた。
最期までユグドラシルの「ハーフエルフ千年王国」の実現を信じていたが、クラトスに「ユグドラシルが捨て駒のディザイアンなど救うものか」と言われた際には動揺していた。

PS2版では禁書の記憶にて1000年前の彼がプロネーママグニスと共に登場。
ユグドラシルに禁書の再封印を命じられており、当時からの忠臣だったようだ。
最も功を挙げた者が五聖刃の長の座を与えられることになっていたようだが、長の座はプロネーマが手に入れたようだ。

『THE ANIMATION』では、イセリア襲撃の理由がロイドが持つエクスフィアを狙ったというものに変更されている。
エンジェルス計画の成果を確認すべく、村民を人質に取ってロイドとの一騎打ちに臨み圧倒する。
この際にロイドから「ディザイアンが神子を狙う」と言われたことに対しては、笑いながらレネゲードの存在を示唆している。
最期はロイドのエクスフィアから放たれた光線に打たれて死亡。今わの際に、エンジェルス計画の出来栄えに感心しつつ、以後もディザイアンがロイドのエクスフィアを狙うだろうと言い遺した。

最終更新:2023年10月18日 04:30
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