ユグドラシルが大樹の種子と世界を守るため、 マナの消費量を抑えるために世界を二つに分け、さらに精霊の力によって楔を守護させ マナの流れを調整することで世界が必要以上に繁栄することも抑えられ、 また繁栄に伴った魔科学による戦争も抑えられるというクルシスではたいへん優れているとされる計画。
当初は100年周期で近づく彗星デリス・カーラーンが再び地球に近づく100年後を待つために 大いなる実りからにじみ出る僅かなマナだけで世界を存続させようと オリジンに与えられたエターナルソードを用い世界を二つに分断させたのが始まり。 しかし、姉マーテルを殺されてからは彼女を復活させるために世界をミトスの意のままに操る手段と変貌していってしまった。 クラトスに対してはミトスは「マーテルさえ復活すれば世界を統合する」と言っていたようだが、 デリス・カーラーンに姉の精神ごと大いなる実りを持ち去ろうとしているところを見るに姉の復活のために最終的には世界を見捨てるつもりだったようだ。