その正体は
始祖の隷長とその配下の魔物との戦争「
人魔戦争」で死亡したダミュロン・アトマイス。
始祖の隷長により心臓を貫かれ一度絶命するが、アレクセイによって心臓魔導器(カディスブラスティア)で蘇生させられた。
それ以降は生きる目的を見失った「死人」と化し、盲目的にアレクセイに従うことになる。
その際に新しい名前として「シュヴァーン・オルトレイン」という名前と「平民出身で人魔戦争を生き抜いた英雄」という肩書きを与えられ帝国騎士団隊長首席に就任する。
アレクセイの命令で天を射る矢の首領
ドン・ホワイトホースの暗殺を試みるが失敗。
生きる意志のなくなっていたところを見咎めたドンに「
レイヴン」という名を与えられ、ギルド「天を射る矢」への加入を持ちかけられる。
スパイと知りながら信用を置いてくれたドンの元でギルドユニオンの幹部として働く傍ら、アレクセイの命令で「レイヴン」としてエステリーゼの監視を命じられ度々ユーリたちの前に姿を現す。
また、ドンからも帝国とギルドの友好協定締結後に旅に出た
エステルの監視を命じられていた。
ユーリたちと旅する内に彼らとの間に絆を作るが最終的にアレクセイの意に従ってエステルを攫い、シュヴァーンとしてユーリ達と敵対。
戦いの後はアレクセイの手で生き埋めにされそうになったユーリ達を庇い、生き埋めになり殉職した(ことにされている)。