ストーリー:テイルズオブリンク

第1章「石詠みの救世主」

第1部 「天の願い」編

神話の残る世界、リアフィース――
天界の神々が、地上の人々を見守り、平穏が保たれていた世界
しかしある日、平穏は打ち破られる

何者かにより天界の神殿の封印が破られ、封じられていた“災厄の種”が神々の身体を貫き、天に地に散っていった

――“災厄の種”――

それは、大地のあらゆる災いを引き起こす、かつて封印された魔獣達の核
長きに渡る封印の中で力を蓄え、神々の力を奪って地上に散ったそれらが芽吹けば、
竜の姿となって人里を燃やし、人の姿となって民を欺き、避けようのない大災害となって、地上の平穏を脅かすだろう

偶然にも難を逃れ、天界に一人残された女神レオーネは、事態を収拾するため“災厄の種”の再封印を決意する
しかし、レオーネは世界中に広がった“災厄の種”が芽吹くのを抑える為に、天界より力を注がなければならず、
自ら地上に降りて、種を摘むことができない

そこでレオーネは、自身に仕える妖精に使命を与えた。
地上に降り、“救世主”を探し出して“災厄の種”を封じよ、と。

――そして時は経ち――

何もない草原。目の前に、妖精と少女が現れる。
目的は二つ。
世界に散っていった“災厄の種”をかつてのように封印し、世界を浄化すること。
地上に“災厄の種”をまいた、黒幕を暴くこと。

そして、妖精は言う。
英雄が辿った軌跡――
聖戦が刻まれた英雄石を紐解く“石読み”のチカラを持ったあなたならそれができる、と。
妖精の願いを聞き入れ、広大な世界を、仲間と共に旅をする。
浄化の旅の行き着く先を知る者は、誰もいない――

第2部 「地の願い」編

災厄の種の反応を追って、
大陸中央、山間部に位置するサイラン公国にやってきたサラ達。

サイラン公国は、大陸では大国に入る部類の国。
だが、近年は周囲をとりまく厳しい自然と鎖国的な文化のせいで、発展と維持が難しくなっており、
軍拡主義によって国を発展させていこうという“軍国派”と
周囲の国々との協調姿勢によって国を発展させていこうとする“調和派”の二派によって、
政治が二分されている状態に陥っていた。

サイラン全体を覆う、刺々しい雰囲気を気にしながらも、“種”の情報を求めて奔走するサラ達。
その途中で、サイランに見聞を広める旅に来ていた、隣国オルドレの公子である、赤い髪の青年“ルーク”と出会う。

──この出会いが、サイランを襲う事件、“地の願い”の争乱の始まりだった。

第3部 「異空の女神」編

──闇の中から声がする。声を糧に、俺は再び目を開ける。ここはどこか──?リアフィースだ──

豊かな大地と自然に恵まれたリアフィースは、今、大きな苦難の時を迎えていた。
災厄の種──人間達が作り出した、魔力兵器はこの地のあちこちで芽吹き、世界を滅びの一途へと向かわせていた。

人間達の撒いた種──にも関わらず、慈悲深き神々は救いの手を差し伸べた。
天に連なる特別な力を持つ“御使い”達を地に送り、地上の“種”を刈り取らせていた。

ここに2名の天界より使わされた、神々の兵“御使い”がいた。
長らく天に仕えてきた彼らは、今回も、「人間を救わん」とする、神の御心のまま、剣となり、
その手に持った、「石詠み」の力で。地上で芽吹く種達を刈っていた。

彼御使いの名は“ゼファー”。その相棒である“アレン”。
共として遣わされた妖精“リッピ”と共に、種を刈る旅を続ける日々。

と、ある日、彼らは2人の少女が、魔獣に襲われているのを見つけ、助ける。
冒険者の一人は少女で、“サラ”と名乗った。

もう一人の少女は“カナ”と名乗り──自らを“未知なる力”の持ち主と語った。

第4部 「世界の祈り」編

長く続く、地上に蒔かれた、"災厄の種"を巡る旅――

サラ、リッピ、そして救世主の一行は、これまでに各地を旅し、多くの"種"を浄化してきた。

旅の始まりとなった"東の大陸"での浄化が、一区切りつき-―
彼らは新たな種を探す為、海を越えて"西の大陸"へと、その冒険の舞台を移していた。

西の大陸には、世界でも有数の巨大な国"カイゼル"がある。
複数の民族が互いに覇権を争っていた広大な土地を、武を持って、一つの巨大な国にまとめ上げた"覇王"の国。

ある日彼らの元に届いた、一通の手紙――
それに導かれ、彼らはカイゼルへと足を踏み入れる。
そこでは強大な闇が、地の底で、とぐろを巻いていた。

それは因果の果てへと向かう、"追想の旅路"――

そして――

"想い"を"追いかける"為の冒険でもある――

第5部 「辿る誓い」編

巡る螺旋の先に、輝く光を目指して--

蘇った"記憶"を胸に、決戦を控えた前夜。

星空の下、これまでに歩んだ旅路を思い出す。
久遠の過去から、今この瞬間まで。

強い気持ちを抱きながらも、心には緊張と不安がまとわりつく中、背にかかる柔らかな声に、勇気を貰って--

そして、ついに"組織ニーズヘッグ"との死闘が始まる。
強大な力を持つ者たちを相手に、頼りとなるのは"記憶"だった。

繋いできた、想い全てで、この道を越える。
望んだ場所に、必ず辿り着くと誓って--

第6部「蒼紅の御使い」編

この"傷"が、思い出させる――

記憶の向こうに置いてきた、あいつへの想いを――

近づく決戦の時――開かんとする扉を前に、彼の頬の傷が疼く。
それは、かつての相棒であった"アレン"との出会いの記憶を蘇らせる。

ずっと昔、リュースへと戻る旅の途中、立ち寄った宿で"ゼファー"なるものが語っていた――。

"二人の御使い"の絆の冒険が、今、紡がれる。

終章(第7部)「絆の未来」編

全てを救うため、邪龍ニーズヘッグの体内に向かった"救世主"達。

光を飲み込む暗黒の中、彼らは、道を阻む闇に抗い続ける。

きっと、仲間が来てくれると信じて。
必ず、仲間がそこにいると信じて。

想いは繋がり、久遠に渡る、螺旋の因果に決着の時が訪れ――

そして彼らは歩き出す。
長き旅の果てに紡ぐ、"絆の未来"の物語を――

第2章「碧に沈む星の灯」

第8部

あれから、いくつもの冒険を越えて──
"救世主"一行は、海の匂い香る地に来ていた。

探知が示した次の旅路の目的地は、小さな島国クラリエ。
そこから海を挟んだ海岸沿いに、マイラという漁村がある。
ひっそりと佇む小さなその村は、サラの故郷であった。

そうと知れば、一目見たいと思うのは、みんな一緒。
クラリエに向かう旅の道中──立ち寄る事に決めた。

仲間の故郷への旅という事で、普段の冒険以上に華やいだ雰囲気を纏う一行。
懐かしい街道の風景に、笑顔を見せるサラ。

その、行く先には──
どこまでも続く、深い海が広がっている。

そして、そこにあるのは──
新たな"種"が呼び覚ます、沈んだ風景。
──彼らの新たな冒険は、この"碧の先"で、再び始まる──

第9部

災厄の種の反応があった、辺境の島国クラリエ。
サラの故郷、マイラを通って渡ったその国には、
不穏な気配がまとわりついていた。

怪しげな占い師の進言による"古の祭り"を理由に国交を排除し、
兵士達にも、魔法陣による謎の儀式を強いているという。
さらには、最近島に姿を表すようになったという、"人喰いの魔物"の噂も絶えない。

クラリエで姿を消したという、知り合いを探しに来た、ユーリとも合流し、
一行は、二手に分かれて事態の調査に乗り出す。

調べる場所は、"国命による魔法陣が敷かれた兵舎"と"種の反応が出た遺跡"――
その渦の中には、何が潜んでいるのだろうか。

這いずる闇が、静かに、その手を伸ばし始めた――

終章(第10部)

「私は、わたしを、
奥に、おくの――
想いを、おもいを――」
"きみと、ずっと、この手を──"