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ネタバレ |
- 周囲からの期待に応え、家族を支えるべく教皇として責務を果たそうと頑張るあまり、家族を省みる事が出来なくなり、その家族から「仕事人間」と罵倒され、家族は離散。その事実に虚無感と絶望を覚え、教皇としての責任を放棄し失踪した。結果、残っている教会の人間で最も位の高い枢機卿であった為に政治を動かす事になったリュネットが、強すぎる責任感と使命感から憑魔メデューサと化したのはある意味彼のせい。
- 失踪後、僻地で自殺しようとしたがゴドジンの村人に救われた事により、村長「スランジ」として、学校を建築したり教皇の立場を利用して証明書を偽造した偽エリクシールを販売して村の生活を助けようとしていた。
- この偽エリクシール、中毒性の高いいわば麻薬なのだがニセ導師であるマルフォと交渉する事により販売が黙認される事となった。
- スレイ達も真実を知りつつも黙認しているし、「村の将来の為に学校を立てるのは立派」と褒めている。犯罪者容認に見える要素がここにも…。
- 偽エリクシール生成の際に出る毒に蝕まれており、余命幾許もない。ゴドジンの加護天族となったフォーシア曰く死を罰として受け入れているとか。
- しかしデゼルの言葉を借りるなら死は逃げでしかない。リュネットの件は勿論、ラストンベルで偽エリクシールが横行した事が加護天族サインドが町を去った一因であるし、それによりサインドと懇意にあった少女マーガレットが憑魔化して住人を殺害した上に死亡、マーガレットの母は心を病んでしまった。それまでの行動も責任の取り方も浅はかすぎる。
- 終盤では村人の話を聞く限り、ついに亡くなってしまった模様。
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