三つの珠(みっつのたま)

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登場作品

TOWタクティクスユニオン・レーヴ ユナイティア

過去にラーフ・ネクリアを倒そうと考えた夢守達が、そのための切り札として作り出した、人々の見る夢の良い感情である「慈しみ」「望み」「喜び」を、それぞれ司る三つの領域から抽出して作った珠。だが、代償として「慈しみ」「望み」「喜び」を司る領域は、それぞれ「憎しみの砂漠」「絶望の荒野」「嘆きの凍峡」というヴールの領域になっており、この3つの領域は特にヴールの影響が強い。
しかし、なぜかラーフを倒す試みは失敗に終わり、現在では三つの珠は失われている。

+ ネタバレ
ラーフ・ネクリア打倒計画が失敗に終わったのは、肝心の珠を扱えるだけの力を有するルフレスがいなかったため。当初は、夢紬の力を手に入れたルフレスの夢守が三つの珠を使う予定だったが、直前にその夢守が夢紬の代償としてヴールに意識を蝕まれた結果、ヴールとなってしまった(TUでは「最も強い力を有する夢守が使おうとしたが、発動に失敗した」という設定)。他のルフレスが扱おうとしたが、結局珠の力は発動せず、ラーフ打倒計画は頓挫。争いを好まないルフレスの本質もあって、封印のみを続けることになった。

TUでは詳細は描写されていないが、RUナハト編では、ナハトが夢紬の力を得るきっかけとなった伝承の資料を手に入れた廃墟で、三つの珠のありかのヒントとなる石板を手に入れる事に成功した。だが、ナハトが直後にラーフに意識を乗っ取られる。この事態にナハト側メンバーは、テルン編で、事故で落としたフリをして石板をテルン側メンバーに渡し、彼らに珠を探させる事にする。彼らのもくろみ通り、テルン達は三つの珠を全て見つけ出し、それを見届けてナハト側メンバーもテルン側につき、最終決戦に突入。テルンが珠を起動しようとするが、なぜか失敗してしまう。

実は起動するカギは、「夢見る目覚めのひと」や夢を見ている全ての人々を守りたいという強い意志。一度失敗した後、夢見る目覚めのひとの激励を受けたテルンがその強い意志をもって珠に念じた事で起動に成功、ラーフの力を弱めた。暴走したラーフを倒した後は、夢見る目覚めのひとの総攻撃で体を失い、分散したラーフの瘴気を完全に浄化。そして、それにより力を使い果たした三つの珠は消滅した。


関連リンク

関連項目



最終更新:2016年01月06日 22:54