ネタページ：ヘルダルフ - テイルズオブ用語辞典

ヘルダルフ / Helldarf

サンプルボイス

「新たな導師が現れていたとはな…。死の予感、甘美であろうが」

「いずれその身で知る事となろう。世界の……人と天族の真の姿をな」
身長：???cm　性別：男性
キャラクターデザイン：小林美由紀
声優：菅生隆之
獅子の顔を持つ謎の巨漢。
導師をも圧倒する巨大な穢れの結界－－領域と、
神依の攻撃を受け止めるほどの異常な戦闘力をあわせもっている。
その体は膨大な穢れの塊であり、スレイや天族たちは
霊応力を持つがゆえに、正体を見極めることができない。
憑魔であるはずなのだが、冷静かつ明確な意志を持っており、
現在の世界を打ち壊すという野望を実現させるべく、
多くの配下を操って暗躍する。
導師となんらかの因縁を持っているらしく、
新たな導師となったスレイの前に悪意が結晶した
壁のように立ちはだかってくる。
やがて、この者の真の目的が明らかになった時、
スレイも、ある決断を迫られることになるのだが……

• 「災禍の顕主」と呼ばれる存在。
  • 「あるべき姿での真の世界の創造」という理想を掲げている。彼の言うところのあるべき姿とは全ての存在が憑魔であることだと言うが…。

ネタバレ

• 17年前は普通の人間で、ローランス帝国で軍体制の再構築を行い、現在の師団構成を確立した功績ある人物としてセルゲイなどに尊敬されている。
  • 年齢は定かではないが、肖像画で見た限りではスレイ曰く「オレたちの父親くらいの年齢かな」。
    • 漫画版ではこのスキットから「スレイの父親がヘルダルフ説」を出してきていた。…それがもし本当なら原作のスレイは父殺しである。
  • 初代白皇騎士団の団長であり、獅子戦吼は元々は彼の技である。
  • 本名はゲオルク・ヘルダルフ。
• 17年前に彼が率いるローランス軍が北の大国に対する重要拠点として始まりの村カムランを接収するも、ハイランド軍により悟られたため戦略的価値がなくなったカムランを見捨て、ローランス軍に守られるはずだったカムランはハイランドにより焼き討ちに遭った。
  • それを怒った先代導師ミケルは妹の子であるミクリオを生贄に捧げ、永遠の孤独の呪いをヘルダルフに与えた。これによりヘルダルフはカムラン焼き討ちにより憑魔化したマオテラスと結びつき、決して死なない身体と化した（マオテラスは大地と結びついているので繋がりが切れない限りヘルダルフも死ねない）。
  • それにより恐れ疎まれた挙句に彼の家族は全員呪いの影響で不幸に遭い亡くなった。そこから精神を病み災禍の顕主と化した。
    • 両親…病死、兄弟…剣と矢で殺害される、息子…焼死、別の息子と娘…首つり自殺、正妻と3人の子供…まとめて馬車ではねられて即死、側室とその子供…気が狂ったヘルダルフに殺される、とヘルダルフの家族はいずれも壮絶な死に方をしている。
      • 「永遠の孤独」という呪いがかけられているわりに部下がいると言ってはいけない。
• 秘奥義でまさかの獅子戦吼の秘奥義化をしてのけたラスボスでもある。
  • 最近は定番技の秘奥義化が流行っているのだろうか？
  • それだけでなくラストバトルではスレイとの決着の技も獅子戦吼である。
• 今作におけるインディグネイションの使い手。雷を扱えるジイジを取り込んだからだろうか？
  • 実はマオテラスの力であったことがベルセリアで判明した。
• 通称、ライオン丸
  • 情報が出た時は名前が伏せられていたため、便宜上の名前としてライオン丸と呼ばれるようになった。だって顔ライオンですし。
  • 作中においてはエドナにひげネコと呼ばれまくることに。言うまでもないが、一応こいつ、ラスボスである。
• なおクリア後に解放されるカースランド島で裏ボス・ドラゴンゾンビを倒すと、真顕ヘルダルフに変化する。ちょうどラムダ・アンゲルスとラムダ・テオスの関係のようなものである。
  • 全属性に耐性（よりによって鋼体）を持つというえげつなさ。第二形態も強化されるがこちらはそれほどでもない、元々竜特攻が付いているのでこれを積めば楽勝、攻撃も安置が存在するし。
• ゼスティリアザクロスでは、1期最終話（12話）で初登場。
  • 遠くから見ると影しか見えない程大量の穢れを纏っており、スレイに膨大な穢れを放った後、なぜか「生き残れよ」と言い残し去った。その後は北の大地に籠り、キララウス火山の地脈湧点に穢れを流し込んで世界中に伝播させる事で世界の終末を企てる。
• 2期では彼が災禍の顕主となった経緯が語られる。
  • 実は先代導師ミケルとは友人で、彼に始まりの村カムランに案内され、そこでマオテラスと出会う。霊応力は高かったらしく、ヘルダルフにはきちんとマオテラスの姿が見えていた。
    • そこでカムランの理念を説明され、彼にその実現の為に村の護衛を依頼され引き受ける。しかしそれは嘘で、それを利用して敵対するハイランド軍を誘き出し、そこを焼き討ちして一網打尽にするのが真の狙いだった。
    • 結果的に彼の狙いは成功するが、それによりカムランは滅亡。その結果とヘルダルフの裏切りに激しい怒りを覚えたミケルによって、ミクリオを生贄に「永遠の孤独」の呪詛を掛けられてしまった。
      • 原作では見捨てて逃げただけなので、より非道な対応になっており、その点では呪いを掛けられたのは因果応報ともいえる。
      • ザクロスでは、この呪いに掛かった者は人と友好的交流を持つ事すら許されず、それに反すれば強制的に穢れが増していくと、より厳しさが増している。
  • 24話で遂にスレイ一行との決戦となる。
    • 戦いの中で、彼の過去を垣間見たスレイは、穢れの被害を抑えるために決戦の地を北の大地に選んだのではないかと考え、一層浄化への決意を固める。
    • しかし、スレイのほかに、アリーシャ、ロゼも加えての神依攻勢を以てしても浄化できず、スレイは地水火風神依を発動。
    • だが、その力で一度は完全に浄化されたものの呪いの影響で穢れを取り込み続けるのを止める事は出来ず、スレイによって最後の手段としてスレイ諸共地脈の奥底に封印され、災厄の時代は終わりを告げた。
  • その後、長い時間をかけて彼の穢れと呪詛は浄化され、スレイが封印から目覚めるのと同時に彼も目覚める。その後は別の街で人生をやり直す事になった。
  • 原作では殺すことで永遠の孤独から解放していたが、導師としてのあるべき姿はこちらだろう。
• レイズでは当初は普通の人間として具現化されたそうだが、デミトリアスに反旗を翻した際にアルトリウスに呪いをかけられ原作通りの憑魔の姿にされた。なお、スレイたちと面識ができる前からの具現化であり、スレイたちを知らない…どころかサイモンとすら面識がない。
  • 4部13章でスレイに浄化され元に戻るも度重なる負荷に身体が耐えきれず死んでしまうが、本人は命をかけてでもアルトリウスに一矢報いることができたことに満足していた。そのためストーリー上では亡くなっているがプレイアブル化という形となっている。
    • プレイアブル化を前に、「ヘルダルフ大きすぎる問題」という課題が発生しており、その巨体故にリザルト画面に身体が収まりきらないという問題があったため、その点を解消するために、トクナガに乗ったアニス共々改修が行われた。
    • しかし、その巨体故にルームで椅子に配置できないという別の悲しみを負うことになってしまった。

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