アリーシャの理解者として常に彼女を支えており、グレイブガント盆地で彼女が生死の境を彷徨う重傷を負った際は、
アリーシャの手当てを行うと同時に、命を落とさないよう願っていた。その甲斐あって彼女は生還するが、
帰路に就いた直後、
バルトロの奸計により国家反逆罪で囚われの身になる。
しかし、彼女は拷問にも屈さなかった為、アリーシャを誘い出す為にバルトロによって磔にされ、期限が来たらその場で処刑される事になってしまう。
それを利用してアリーシャを憑魔化させようとした
ルナールが彼女の磔現場にやって来るが、
「アリーシャが助けにやってきたらどうなるか」を見届けようとしていた彼に、「アリーシャは来ない」と言い放つ。
アリーシャを騎士であると同時に公人としても育てて来た彼女は、アリーシャは自分の救出ではなく、
戦争停戦の為ハイランド王のいる王宮へ向かうと予測し、事実その通りであった為「アリーシャの支持者」と称したルナールを論破する。
その後、アリーシャが王宮を奪還した事で、他の騎士により磔から解放される。
アリーシャが女王となってからは、側近として王不在時の内政等を担当している。
憑魔化はしておらず、最後までアリーシャの良き師匠であった。