サイモン

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ゼスティリア

「さて、誰が保証するのだ?そんなお前たちが穢れていないと」
身長:152cm 性別:女性
声優:五十嵐裕美
導師に従わず、天族の仲間も持たず、単独で行動している謎の天族。
外見はまだ幼い少女のそれだが、世を達観しきった傍観者のような口調で話す。
冷酷な皮肉屋で、現実と悪戦苦闘するスレイたちの前に現れては、
人と世界をさげすむ言動を繰り返し、スレイの努力をムダなことと挑発するが、その目的は不明。
天族でも稀な、地水火風の属性によらない“特殊な力”と宿命を持っており、
そのことが彼女の行動の原因になっているようだが……?

+ ネタバレ
元々はフォートン村の加護天族で、「人に好きな夢を見せる」加護の持ち主。
しかしその力が災いし、村の人々は心地よい夢の中に留まることを望み村は「眠り病」という奇病で滅びたと伝えられる。
その加護が「疫病神」たりえることに絶望した彼女だったが、ヘルダルフの「苦しみとともに生きねばならぬ世界からの解放」「あるべき姿での真の世界の創造」「人も天族も憑魔としてあるべき」という理想に共鳴し、彼の配下として世界に穢れをもたらすことを使命とする。
自身に「人を殺めないこと」という誓約を課して強力な幻術の力を持ち、その力で人々を惑わせた。
デゼルが親友を殺した仇として追っているが、実際にはデゼルが自身の加護で親友を憑魔化させたことを「疫病神」と嘲笑った彼女を記憶を改竄し仇と思い込んだのが要因だった。
自身は仇ではないのにデゼルの復讐心を煽り結果的に彼を死に至らしめたのは導師と同等の力を持つロゼを憑魔化させることが目的だったらしい。
幾度とスレイたちと戦うが、「どんなヤツだって居てもいいし、みんな幸せになる方法、きっと見つけるよ」とスレイによって捨て置かれる。
ヘルダルフを失った後ははぐれ天族として生き、アリーシャに幻術を掛けるが彼女にも幻術を破られ幻術をかけたことをむしろ感謝され、「ヘルダルフに従うことでやっと感じていた存在意義」から少しばかり脱却したように見えた。

ゼスティリア ザ クロス

+ ネタバレ
基本的にヘルダルフに付き従っているが、
ヘルダルフ討伐の為スレイ達が北の大地へ遠征に向かう道中で一時的に彼らに同行。
しかしそれは、スレイ達に更なる絶望を見せる為であり、ヘルダルフが姿を見せた時、
彼女は更なる絶望を所望して自ら穢れに飲まれ、ドラゴンと化した。
最後は決戦の地であるキララウス火山に向かうスレイ達の前に仲間のドラゴンを引き連れ立ちはだかるが、
デゼルの命と引き換えの攻撃の前に浄化され、元の姿に戻る。

レイズ



最終更新:2020年08月04日 01:02