神依(かむい)

+ 目次

登場作品

ゼスティリア

神依とは、導師が「神器」と呼ばれる「型」をベースにして契約天族を形成する。
そしてそれを纏って、1体に融合変身する事を意味する。
人と天族とが力を合わせて戦う事ができるので非常に強力で、導師の切り札的な必殺技になっている。
神依を発動し、天族と融合する事を「神依化」と呼ぶ。

+ 作中での説明 ※ネタバレ含む
導師と導師と契約した天族(主神・陪神)が融合し1体となって戦う能力。
融合体と解除は自由に切り替える事が可能。
天族と融合した導師は姿が変わり、各天族が持っている属性を使って攻撃出来る。

  • それぞれの神器
火:ライラの聖剣
水:弓
地:ナックル(アーム)
風:ナイフ
ちなみにザビーダデゼルと同じ神器を使っているので同じ姿になるようだ。

ベルセリアの時と比べ、天族達は意思を奪われる事なく人間だけに負荷がかかる。
神依をすると元々右利きの人間でも天族と同じ左利きになる。
また、霊応力が高ければ従士でもできるが、逆に霊応力が足りない人間では使う事ができない。
今度は天族側に有利な技術になってしまっているので、まだまだ技術の完成までかかりそうである。
本作ではスレイロゼが行使する。

ゼスティリア ザ クロス

天族が「全身を武器と化した兵器」、導師・従士が「兵器を支える砲台」というのが神依における役割とされる。
導師と異なり、従士の神依は従士・天族共に大きな負荷がかかり、融合に失敗すると最悪の場合、従士・天族どちらの命も落としかねない危険な行為。成功しても少しのダメージや技の反動で解除されやすい。
+ ネタバレ
原作と異なり、ザビーダの神依時の神器は、デゼルが遺した帽子となっている。
導師の力量が高ければ、複数の天族を同時に纏って神依できる。ただし、複数の天族を同時に纏えばその分負荷・失敗時のリスクも大きい。

ヘルダルフとの最終決戦で、スレイが行った神依は、「地水火風神依」と呼ばれ、それぞれの属性を司る天族の器に同時になり、彼らを纏う事で行う。
全ての属性の神依の武器・天響術を扱う事が出来るほか、それら複数の属性を組み合わせて戦う事も出来る。メインの武器は身の丈を優に超える大剣(火神依のそれよりもかなり大きい)。また、この神依時は通常の神依と異なり、右利きになる。
その姿は1000年前の導師を彷彿とさせる。
本作ではスレイとロゼのほか、アリーシャが行使する。

ベルセリア

+ ネタバレ
メルキオルジークフリートの術式を読み取って復刻した、使役聖隷と融合して霊力を高める術。
聖隷は意思を奪われた状態であり、人間が一方的に1体に融合変身するよう指示を出す形となっている。
まだ未完成の技術であり、一定時間が経過すると融合した聖隷がドラゴン化する。
故に、限界を超えた際に対魔士ごと自壊する術式も組み込まれている。
神依は戦闘用であるが、最終的にはカノヌシを制御し鎮めの力でヒトの穢れを抑えることを目的としていた。
聖隷達の一部は、この技術を人間との融和の象徴として改善しようとしている。
本作では、アルトリウスをはじめとする一部の対魔士が行使する。

ソーサラーリング・ブリュンヒルト同様、太古の昔には完全な技術として存在したらしい。

アスタリア

導師が行使できる特別な力。天族と一体化する事で、その天族が持つ力を十二分に発揮できる。
行使するには導師と神依の対象となる天族が直接契約する必要があるが、契約をすれば導師と天族は、いかなる場合であっても運命を共にしなければならない。
なお、神依する天族ごとに別々に契約を交わす為、原作(TOZ)における主神陪神の制度はない。

レイズ

ティル・ナ・ノーグ具現化された際、エンコードの影響でスレイとロゼは神依が使えなくなっている。
主神であるライラの具現化とオーバーレイ魔鏡、精霊輪具によるオーバーレイ魔鏡への神依能力付与の3つをもってようやく短時間ながら神依ができる。
ティル・ナ・ノーグの法則上では、「異なる性質のアニマ同士を一つに融合及び安定化させる」仕組みとなるが、これは上記の3つが揃っていても難しい行為であり、キールはスレイとミクリオの神依成功について「二人の間の強い因果・絆が起こした奇跡」としている。

関連リンク

関連項目


最終更新:2018年11月18日 09:46