ハイランド王国(はいらんどおうこく)

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登場作品

ゼスティリア

国土の大部分が山地や高原で、豊かな緑と水に囲まれた美しい国である。
昔ながらの信仰や様式を重んじる文化をもっていたが、現在は人々の生活や信仰が多様化し、かつての伝統は薄れつつある。
政治の実権も王族と貴族の手を離れ、王の名の下に新たに整備された官僚組織である評議会が握っている。
国王は幼君で、アリーシャはこの国の王族の末席の分家筋。
+ ネタバレ
物語終盤で、ローランス帝国との戦争が開戦するが、直後にドラゴンの一種であるティアマットが出現。
それを目撃した両軍は停戦し、導師スレイの援護にあたる。
ティアマット打倒後、これを契機に両軍の間で和平の機運が高まり、停戦が実現。
これにより、戦争推進派が主流であった評議会の面々は、停戦派との協調路線を選んだ軍機大臣マティアを除き失脚。
以後は政治家の道を進む事を選んだアリーシャと評議会が互いに均衡をとりつつ政治を行っている。

考古学的には前ハイランド王国と後ハイランド王国に分けられる。
前ハイランド王国はアスガード期初期に建国されるも、その時代中に滅亡、
マオテラスの時代にその子孫がハイランド王家を再興し、後ハイランド王国(現在のハイランド王国)が成立した。

ゼスティリア ザ クロス

概ね原作と同じ。
ゲーム版と異なり、アリーシャの父が国王である。
+ ネタバレ
2期では、ローランスとの戦争に対する方針でのアリーシャと評議会のトップであるバルトロの対立による内紛が発生。
その最中に、邪魔なアリーシャを国家反逆及び国王暗殺未遂の罪を着せて暗殺しようとしたバルトロから娘を庇って国王が崩御。
直後に、それを読んでいたアリーシャ隊の策でその瞬間を自身の部下に目撃され、追い込まれたバルトロは自害。
それにより彼がトップとして率いていた評議会の面々は失脚、国王以外の王族の中にも政治や国際情勢に精通している者が殆どいなかった為、
アリーシャが事実上の国家元首として国を支え、彼女が政務にあたれない時はマルトランが代理となっている。
最終決戦の後は、アリーシャが父の跡を継ぎ正式に女王に即位、ローランス帝国と和平を果たし、
導師の伝承を共に語り継ぎ、天族信仰を復興させる事を誓う。

ベルセリア

この時代には既に滅んだ亡国「ハイランド神聖王国」として名前のみ登場。TOZの時代においては「前ハイランド王国」と呼ばれる。
現在のイーストガンドを中心に存在し、アスガード初期に栄えるが、「ドラゴンの怒りに触れてプルナハ湖に沈められた」と言われている。
「王国が滅んだ際、生き残った王子がおり、「放浪の果てに、湖の乙女の助力を得てハイランド王国を再興する」と預言された」という伝説及び、「ハイランド神聖王国の王女を湖の乙女と呼ぶ」というおとぎ話が遺されている。

関連リンク

関連項目


最終更新:2017年11月07日 19:44