ローランス帝国(ろーらんすていこく)

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登場作品

ゼスティリア

グリンウッド大陸で最も広大な土地を治める大帝国。
国土の大部分は肥沃な平野で、それが巨大な軍事力を支える基盤となっている。
首都は大陸一の規模と文化を誇る大都市だが、辺境部は開発が遅れており、中央と辺境の格差はかなり大きい。
以前は皇帝が絶対的な権力をもっていたが、現在は古い伝統を誇るローランス教会が発言力を増し、精神面のみならず政治面においても大きな影響力を発揮している。

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1年前にマシドラ教皇が失踪してからはローランス教会にフォートン枢機卿が台頭し、
彼女がまだ幼い現皇帝であるライトを操り政治を行っている。
しかし、重責と彼女が生来持っていた責任感から穢れ、メデューサと化してしまい、穢れてからは長雨を降らし、ハイランド王国との対外戦争を煽っている。
その事実を知った導師スレイ一行により斃され、以降は皇帝ライトが親政の意志を表明、新たな政治の枠組みとして皇帝に次ぐ地位に白皇騎士団団長セルゲイを据え、教会の権力は縮小された。

5年前に亡くなった第一皇子レオンと第二皇子コナンは、前皇帝ドランの正妃(現ローランス妃殿下。正しくは皇太后)の息子。
現皇帝ライトは前皇帝ドランと側室の子。

ドラン亡き後、正妃はコナンと結託してそりの合わなかったレオンを暗殺しようと企み、それが失敗して二人共死んだ今もなお、ライトを暗殺して自分の甥を皇位につけようとしている。
しかし、こういった後継者争いは解決することなくライトが皇帝として目覚めていく、という展開になっている。

ゼスティリア ザ クロス

ゲームと異なり、現皇帝はドラン
実はローランス皇家は、数百年前に刻遺の語り部から世界の秘密を聞いており、穢れの存在を知っている。それを皇家のみが受け継ぐ伝承として、皇帝としての責務は勿論の事、秘伝の伝承を絶やさないようにする為に、皇家は一族の繁栄と存続に努めてきた。

その伝承はこうである。
「数千年前、この世界から穢れをなくす為、全ての者から感情を奪おうとした者がいた。
穢れは人の感情から生まれるが、それは人の目には映らない。皮肉にも、その事実は誰にも気づかれないまま、世界に拡散していった。
しかし、ある日を境に、世界は変わった。かの者により、ある儀式が行われた。それにより、人々の感情は奪われ、世界からも穢れが消失した。たった一人を除いては。その者の名は-----『ベルベット・クラウ』と言った。
そのたった一人の者が抱いた、かの者への憎しみが、この災厄の始まりを生んだ」
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最終決戦の後は、ハイランド王国と正式に和平を結び、導師の伝承を共に語り継ぎ、天族信仰を復興させる事を誓う。


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関連項目


最終更新:2017年04月30日 17:25