セキレイの羽の裏の顔であり、
ロゼを頭領として動いている。
つまり、かつてロゼはルナールの頭領でもあった。
構成員は仮面をつけて行動するのが習わしであり、暗殺後に「眠りよ、庚寧たれ」なる文言を残す事で有名。
5年前は「風の傭兵団」と呼ばれる傭兵団だった。傭兵団としての力は随一で、
ローランス帝国は軍事力として取り込む為に第二皇子
コナンとロゼの婚約を決めていた程。
しかし、傭兵団存続を望むデゼルの加護により、コナンが穢れた事が原因で、以前よりコナンと先代皇妃が企てていた
第一皇子レオン暗殺の濡れ衣を着せられ、当時の頭領ブラドは処刑、団は解散させられた。その後はロゼが散り散りになった仲間を再び集めて現在に至る。
風の傭兵団時代は100人で2万人の軍隊を打ち破り、一晩で城を3つ落としたと言われている。