クリティア族(クリティアぞく)

+ 目次

登場作品

ヴェスペリア

テルカ・リュミレースに存在する人間に近い種族。ジュディスヘルメスが該当する。厳密には人間の中のエアル適応種。
長く尖った耳と、その後ろから伸びた房状の触角が特徴。大半は楽観的で好奇心旺盛かつマイペース、感情的になることは殆ど無い。学者肌で争いを好まず、人間とは友好的な関係にあり、1000年以上前から人の文明の発展に貢献してきた。
現在、空中都市ミョルゾに住むクリティア族は外界との交流を断ち、魔導器を放棄した生活を送っている。
ナギーグという、物に込められた情報を読み取る特有の力をもつ。戦闘にも応用が利くため、ジュディスたちクリティア族は武醒魔導器を必要としない。
そのナギーグを活かして、集落単位で同胞とリンクし、感情の共有と制御を行うという特性がある。テムザでは「輪」、ミョルゾでは「大樹」と呼ばれる。そのコミュニティに属さない者を放浪者(メルグ)と呼ぶ。大半は集落に住み、外に出る事はほとんどないが、放浪者は外界にやって来る。
+ ネタバレ
古代ゲライオス文明の時代において、魔導器を発明した種族。
その際、星喰みを発生させてしまった事を反省し、物語の時代までずっと魔導器を放棄した生活を送って来た。

しかし、本編の約10年前、ヘルメスがヘルメス式魔導器を発明。それは通常の魔導器よりも
エアルを大量に消費するため、星喰みを再び生み出してしまう可能性があった。
それを破壊すべく、始祖の隷長は戦いを仕掛ける。それが人魔戦争である。
しかし、一部の過激派が後顧の憂いを絶つべく、エルシフルの裁定を無視して人間を根絶やしにしようとしたため、
ヘルメスのいたテムザの集落は蹂躙され、テムザは滅び、ジュディス以外のテムザ住民はほぼ全滅した。


関連リンク

関連項目


最終更新:2017年09月03日 22:54