後に
リタが、
魔導器無しで術を発動できる
満月の子と、エアルを摂取することで己の活力とする
始祖の隷長からヒントを得て、「全てのものはエアルから成る」という仮定を打ち出す。さらにエアルと物質の中間に位置するエネルギー「
マナ」を見出し、それを消費することでエアルをマナへと変換させる式を確立させた。それはすなわち魔導器の時代の終焉と、全く新しいエネルギー技術・魔術の到来を意味する事となる。
エアルを直接消費しないという意味では生命力もマナの一種であり、ヘルメスの発明した心臓魔導器が人間の心臓代わりとなるのはこのためとされている(ヘルメスはリタよりも以前からマナの存在を仮定していた)。