いつ頃からかは分からないが、原界に伝わる「ねむり姫」のおとぎ話。 実は、これは結晶界が滅亡した際の出来事を伝えるものであり、話の中の「ねむり姫」はリチア、「いばらの森」は機動結晶城サンドリオン、「緋色の髪の魔王」はクリード、「黒い月」は救世システムガルデニア、「白い月」は結晶界、「魔物」はゼロムを指している。
いばらの森のねむり姫 千年夢見てねむる姫 流れる髪はエメラルド 恥じらう頬はバラ水晶 いばらの森のねむり姫 目覚めぬ哀れなとりこ姫 緋色の髪の魔王が紡ぐ 毒の想いに呪われて いばらの森のトゲの奥 ずっとずっと夢見てる 世界が消える夢を見る いつか落ちる黒い月 いつか崩れる白い月 とどめる祈りの森に棲む 魔物に食われ枯れ果てて 真珠の涙も砕け散る いばらの森のねむり姫 トゲに包まれねむる姫 悪夢が現となる日まで 勇者が悪夢を止めるまで
いばらの森のねむり姫 千年夢見てねむる姫 現の仲間と想いを重ね 夢の剣を託す姫 勇者が切り裂く黒い月 いつか生まれる白い月 空飛ぶクジラは星となり 悲しき悪夢も露と消ゆ いばらの森の夢見姫 想いの糸をつなぐ姫 鋼の騎士に守られて きらめく星を胸に抱き ずっとずっと夢見てる 世界が目覚める夢を見る 話の中の「勇者」はシング、「現の仲間」はシングの仲間達、 「空飛ぶクジラ」は機動結晶城サンドリオン、「鋼の騎士」はクンツァイトを指す。