災厄の時代(さいやくのじだい)

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登場作品

ゼスティリア

五大神の長である天族マオテラスが姿を消した事により、本編の約20年前から始まった、グリンウッド全域で穢れの急激な増大による憑魔の出現や異常気象、謎の事件が起こり続けている期間。
引き起こしているのは災禍の顕主とされ、人々は、これまでも様々な時代の困難を救ってきた導師出現を待ちわびている。

+ ネタバレ
災厄の時代は現代までに二度存在しており、特に最初のものはデス・エイジと呼んでいる。
デス・エイジは200年前のことであり、大陸全土が異様な飢饉に見舞われ、人口が半減。
その後、導師が出現し災厄が鎮められた事、飢饉の終息と同時に、わずかに残っていた導師が人々の前から姿を消し、
以後大陸は鎖国状態になった事のみが分かっている。

+ 真相
デス・エイジを招いた災禍の顕主は、死闘の末ドラゴンとなったアイゼンにより喰われ死んでいる。
アイゼンが導師だったのか、アイゼンが導師の許についていたのか、はたまたドラゴンの正体を
隠す為、導師が浄化したという事にされたのかは不明。

本編序盤でスレイが導師となり、仲間と各地を巡って穢れを浄化し、加護を復活させていく。
そしてヘルダルフとの最終決戦で、ジークフリートの力を使ってヘルダルフとマオテラスを切り離し、
不死身とされたヘルダルフを倒し、マオテラスを浄化した事で、二度目の災厄の時代もまた終わりを告げた。

+ 真相
始まりは、始まりの村カムランでのハイランド王国軍の焼き討ち。
本来は、カムランにはローランス帝国白皇騎士団が常駐していた為、小競り合いで終わるはずが、
拠点としての利用価値がなくなったとして当時の白皇騎士団長ヘルダルフに見捨てられた為、
村人が多数死亡、建物は尽く焼かれる大惨事となってしまう。
これにより、大量の穢れが生み出され、カムランで祀っていた五大神の長・マオテラスが憑魔となってしまう。
これに絶望した先代導師ミケルは、自分と甥のミクリオの命を使ってヘルダルフを災禍の顕主とし、
マオテラスと融合させる呪詛をかけた。マオテラスはグリンウッド大陸の大地全てを器としているため、
短期間で穢れが大陸中に蔓延してしまった。
ここに再び災厄の時代は始まったのである。
その後、穢れを察知したジイジイズチの住民が、
母セレンの遺体が抱いていた赤ん坊のスレイと、遺体となったミクリオを発見。
これ以上被害が及ばないようにカムランへの道を封じ、災厄の時代に対する最後の希望とするべく、
将来の導師と陪神として二人をイズチで育てた。
また、以前より天族信仰が薄れ始め、加護天族による加護が弱まったのも一因である。

ゼスティリア ザ クロス

概ねゲーム版と同様。
+ ネタバレ
刻遺の語り部がローランス皇家に語った話では、「災厄の時代」の始まりとなったのは
ベルベット・クラウ」という一人の人間が「穢れをなくす為に感情を奪おうとしたかの者」に抱いた憎しみとされる。
災厄の時代の原因となった始まりの村カムランの焼き討ちは、ゲーム版と異なりヘルダルフ率いるローランス軍が、
ヘルダルフの友人であった先代導師ミケルとの「カムランを守る」という約束を裏切り、
ハイランド軍を誘き寄せる為に行った事になっている。
導師スレイにより、災禍の顕主ヘルダルフが地脈深くに封印された事で終わりを告げる。
その後、ハイランドとローランスが和平を結んだ際、ハイランド国王アリーシャ及びローランス皇帝ドランにより、
災厄の時代が二度と訪れないよう、導師の伝承の継承及び天族信仰の復興を国を挙げて行う事が宣言された。


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関連項目

類似項目


最終更新:2017年09月02日 08:01