後に判明する真相は、「
天帝」と呼ばれる存在が「世界の浄化」と称して、人々の苦しみ、悲しみ、怒り、不安といった負の感情を糧として起こしていた現象。こうなるように状況をお膳立てしたのが
ヴァンであり、彼がもう一人の黒幕であった。
「天帝」が完全に目覚めた時、世界の全ては晶化するとされている。
これにより発生した結晶は
神依での攻撃でしか砕けない。
晶化現象は世界を蝕み続け、「結晶の大地と導きの光」編終盤で、天帝の住まう宮殿「
天帝の御座」が出現。そこからは結晶が雪のように降り始めている。
晶化現象を止める為、
スレイ、
ミクリオ、
スタン、
エリーゼ、
ヴェイグ、
ティア、
ルドガー、
ゼロスらが天帝の御座に乗り込み、
天帝の眠る結晶の花の前に立ちはだかるヴァンと激突。死闘の末ヴァンを倒し、天帝の眠る結晶の花にヒビを入れ、とどめの一撃を加えれば破壊できるところまで来たが、その直後、天帝が完全に覚醒。スレイを除き、土地もそこに生きる生命も、世界の全てが晶化してしまった。