破滅へと導く者(はめつへとみちびくもの)

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登場作品

アスタリア

キャラクターデザイン:岩本稔(アスタリア2周年記念"超級"感謝祭放送より判明)
テイルズオブアスタリア「光と闇の救世主」編に登場。
全てが謎に包まれた存在。その正体は物語の終盤で明らかになる…

+ ネタバレ
正体は、ディセンダーとして覚醒した際に、自身が有する「再生」の力をユグドラシルが植え付けた「種」によって「破壊」の力に反転させられたカノンノ・イアハートで、第2章「光と闇の救世主編」のラスボス。
正式名称は「【破滅へと導く者】カノンノ・E」。秘奥義は「エターナル・エンド」。
ユグドラシルの「種」によって「世界とそこに生きる命の破壊」を使命として行動する破壊の化身と化した。
本来のカノンノの意識は完全に封じ込められており、自分の意思にかかわらず仲間を傷付けてしまう事態に、声なき悲痛な叫びを上げるしかなかった。
使命を邪魔するアスベルリッドリオンルークリタミラらかつての仲間達に容赦なく刃を向ける。
ディセンダーとしての力が反転しているうえ、覚醒の際に今まで契約したセルシウスアスカクロノスヴォルトルナシャドウオリジンの7人の大精霊の力を取り込んでいるため、非常に強大な力を持ち、
腕をかざすだけで相手を遠くに吹き飛ばす等、6人がかりでもアスベル達は苦戦を強いられる。
だが、戦いの最中、カノンノの意思が、一時的に破滅へと導く者の意思に打ち勝ち、外に現れる。(この時及び覚醒時は瞳の色は、左目が破滅へと導く者としての赤、右目が本来のカノンノとしての明るい緑のオッドアイになっている)。
カノンノは「自分を取り戻す方法はない、もうすぐ私はもう一人の私に飲み込まれて完全に消える」として、自分の意思が飲み込まれない内に自分を殺すように懇願する(ミラ曰く「望まざるを得ない」)。
それに対し、仲間達、特にアスベルは強く拒むが、彼女の言う通り他の方法など探しようがなく、アスベルはじめ仲間達に「ありがとう」と言い残して、カノンノの意思は再び乗っ取られる。
仲間達はその意思を尊重して、断腸の思いで破滅へと導く者と戦い、彼女を倒し、破滅へと導く者…カノンノは涙を流しながらも、穏やかな笑顔を浮かべて息を引き取る。
悲しみに打ちひしがれる仲間達。アスベルは「本当にこれしか方法が無かったのか……?」と後悔の念を抱く。
その時、決戦を見届けたデュークが「彼女はまだ生きている」と言う。
死亡しているならありえない筈の、彼女の身体を覆うマナの波動を僅かだが感知したのである。
デュークは、「種」を浄化するにはディセンダーも「種」も力を使い切った今しかないとして、「種」を浄化して彼女を蘇生させる。
しかし、「種」に込められたユグドラシルの憎悪は残っており、蘇生が成功するかは本人の生命力と憎悪の念に彼女の意思が勝てるかどうか、即ち本人次第。
それを知ったアスベル達は、「種」と戦い続けるカノンノ声援を送り、励まし続ける。それが後押しとなったのか、カノンノは「種」に打ち勝ち、元の姿に戻った。
自分を取り戻したカノンノに喜ぶ仲間達。彼女は今度こそ、「破滅へと導く者」ではなく「ディセンダー」として世界を再生した。
そして、使命を終えた彼女はディセンダーの力を失い、人間として生きていく事になった。

レイズ

カノンノ・Eのフォームチェンジとして登場。強敵キャラクター仕様。
彼女の存在があるため、リコレクション「レディアントマイソロジー」編ではイアハートが事実上最強キャラクターとなっている。


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関連項目

類似項目


最終更新:2024年02月26日 21:09
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