ストーリー:レイズ

第一部

序章「始まりと光の大陸」

光に含まれる無限のエネルギー「キラル分子」の活用によって繁栄した世界、ティル・ナ・ノーグ。しかし――かつて世界はそのキラル分子によって滅びかけた。

人々は無限のエネルギーを力に変える魔鏡兵器の開発に明け暮れ、その使い手は「鏡士」と呼ばれ戦いに駆り出されていた。そして長年の研究の末、この世界に「カレイドスコープ」と呼ばれる魔鏡兵器が誕生した。物質や生命の根幹であるアニマを消滅させ、対象物を光る砂に変えてしまうこの兵器は世界大戦で猛威を振るった。

だが、その代償は大きく、カレイドスコープの乱用は世界全体のアニマを分離しやすい状態へと陥れた。結果多くの森や大地、そしてそこに住む人々も砂となって消えていった。この時、世界を守ろうとした鏡士がいた。開発者の一人だったその鏡士は、カレイドスコープを生みだした自分を憎み、滅亡に瀕する世界を救うため「アイギス計画」を遂行した――。

そして現在。ティル・ナ・ノーグは、穏やかな風景を取り戻していた。小さな島オーデンセに住む少年イクスは、幼なじみのミリーナや島の仲間と平和な生活を送っていた。

しかしある日、空一面に流星群が降り注ぎ、故郷は島ごと消失してしまう。偶然生き残ったイクスとミリーナは、救世軍を名乗る戦士に助けられる。からくも首都セールンドに辿り着いた彼らは、世界が滅びの危機にあることを知るのだった。

1章「結界と魔導器の世界」

アイギスの盾を再生するために、
異世界を具現化することになったイクスとミリーナ。
二人は呼び出した鏡映点を光魔から守るために、
具現化した異世界に上陸する。
見た事もない異世界に不安を覚えつつ、
鏡映点の探索を始めるイクスだが…。

2章「大煇石と原素の世界」

2つ目の異世界の具現化も無事成功し、
鏡映点保護のため、
具現化した大陸に向かうイクスとミリーナ。
到着早々に、魔物と戦っている少女と出会う。
少女が危ない!とイクスは慌てて助けに入ろうとするのだが…。

3章「預言と音素の世界」

3つめの具現化した大陸に上陸したイクス達。
今回の鏡映点は二人いるらしい。
到着してすぐに赤毛の鏡映点を見つけ、安堵する一同。
もう一人の鏡映点の情報を得るため、
近くの街で情報収集をすることになるのだが、
そこで見たものは…。

4章「伝承と希望の世界」

具現化の旅にもそろそろ慣れてきた一同。
深い森の中、油断からか気づいた時には
光魔達に囲まれてしまい、絶体絶命のピンチに。
”なんとか囲みを突破しないと…”
イクスがつぶやいた直後、目の前の光魔が
断末魔の叫びをあげる。そこに居たのは…。

5章「人と精霊の世界」

鏡映点のジュードと無事合流し、
光魔の鏡を探している道中、
カーリャが食べた果実に毒がある事が判明。
解毒するには4つの材料が必要になるようだ。
一同は、情報を得るため、
最寄りの街に向かう事になる…。

6章「四英雄と神の眼の世界」

この異世界の鏡映点、ルーティと合流したイクス達。
光魔の鏡を探しに行く途中で、迷子の子供と出会う。
どうやら具現化位置がずれてしまい、
元の場所から離れた所で具現化してしまったらしい。
孤児院である教会を探し、
送り届けてあげることになるのだが…

7章「大晶霊と二つの世界」

不安を抱えながら新しい大陸にやってきたイクス達。
そこで一行は不思議な言葉を話す鏡映点の少女メルディと出会う。
メルディと言葉が通じないことに戸惑うイクス達だったが、
そこに新たな鏡映点のキールと合流する。
観測では一人だった鏡映点が
二人いることに驚きながらも、
鏡映点に襲い掛かる光魔を倒していくが…。

8章前編「四英雄と神の眼の世界 ~さらわれた鏡士~」

6つ目の大陸に異変が発生していないか調べるイクスたち。
ルーティに話を聞くと、
具現化のおかげで各大陸間で交易がおこなわれはじめ、
食糧不足なども解消されて豊かになったとのこと。
ただ、レイヤード処理が完了してすぐに救世軍の兵士が現れ、
金髪の少年の行方を追っているらしい。
金髪の少年はスタンに間違いないというルーティとともに、
救世軍より先に見つけるために探しに出ることになるが、
事態は思わぬ展開になっていき…。

Lion's Side

静寂に包まれた一室。そこには気を失い
ぐったりと横になっている鏡士の少女。
そして救世軍の指示により彼女を見張る
リオン・マグナスの姿があった――

リオンはマークから最後の命令を受ける。
救世軍に捕らわれた最愛の人を救うため
成し遂げなければならない命令とは――

Mileena's Side

イクスを尾行していた謎の男。
ミリーナはその正体を探るべく男の後を追い
人気のない町外れの一角にたどり着く――

とある場所に閉じ込められるミリーナ。
そこで思わぬ人物と出くわすことになる――

8章後編「四英雄と神の眼の世界 ~仲間との絆~」

雪原地帯までやって来たイクスたち。
狙い通り魔鏡による通信が可能となり、
ミリーナから届いた情報を元に
捕らわれている場所を特定することに成功した。
ここまで来られたのも
ルーティとスタンが支えてくれたからだと感謝するイクス。
しかし、先を急ぐイクスたちの目の前に、
リオンが立ちふさがる。
それぞれの気持ちが交差する中で、
イクスは剣を構える。
――相手はソーディアンマスターの強敵、リオン。

9章前編「二人の神子とマナの世界 ~訪れる異変~」

特異鏡映点の問題や、
リオンからもたらされた救世軍の情報、
新たな謎を抱え込んだイクスたち。
すべての聞き取りを終えたジェイドが
ゲフィオンに会わせるように告げてくる。
ゲフィオンはオーデンセ近くの小島にある神殿にいるという。
イクスとミリーナは、ジェイド、キールと共に
ゲフィオンの元へ向かったが…。

9章後編「二人の神子とマナの世界 ~世界の行く末~」

ファントムとの取引を行い、
共に行ってしまったリフィル。
しかし、リフィルが目印を残していたため、
どこに向かうのか方向を示してくれていた。
人間牧場から助け出した人々を街に送り届け、
リフィルを探すイクスたちの目の前に入ってきた光景とは―――。

10章「伝承と始まりの世界」

具現化をおこなっていないにも関わらず、
新たな大陸が発見された。
原因は定かではないが、鏡映点を保護し、光魔の鏡を封印するため、
スレイ、ミクリオ、エドナと共に大陸に降り立つ。
鏡映点の反応を頼りに進むと、聖隷の力を私利私欲に利用すべく、
ライフィセットを捕らえようとしている輩の姿が――

11章「歴史と伝説の世界」

ファントムの具現化を止めるため、
アジトと思われる古城へ向かうイクスたち。
そこでチェスターを探すクレスと出会う。
クレスはチェスターが金髪の少年と怪しい男たちに
連れて行かれたという話を聞いて、
男たちが出入りしているという
古城に向かっているという。
目的地が同じであることを知り
共に向かうことになるが―――

12章「混沌と煌めきの道標」

アルヴィンから、ファントムがフィルを隠した場所の情報を受け、
マークはフィルを助けようと彼が運ばれたという洞窟へ向かう。
そこにはマークの同志である謎の少女カノンノがいた。
そこにディストと救世軍が現れ、マークを閉じ込めてしまう。
マークは自分の身を挺してカノンノを助け、
イクスたちのもとへ逃げろと伝える。

13章「裏切りと真実の行方」

クラトスとゼロスが具現化した際、
この世界の人々を疑わしいと感じ、二人は独自に調査を進めていた。
クラトスは、王宮と鏡士の動きを確認するため、
ゼロスをケリュケイオンに接触させることにしたが…。
――事態は急速な展開をみせる。

終章前編「嘘と真実 ~偽りの世界~」

ゲフィオンとミリーナが倒れて数日。
二人はまだ目覚めず、
ガロウズから手配された医者も
待つしかない状態が続いていた。
油断ならない状況が続く中、
セネルとヴェイグが船に乗り、
オーデンセ跡近くへ侵入しようとしており――。

終章後編「嘘と真実 ~託された想い~」

幻影魔獣と化した、ミトス、リヒター、ディスト、
そしてチェスターを退けたイクスたちを
カレイドスコープの前で待ち受けるファントム。
――ついに、決戦がはじまる。

第二部(ミラージュプリズン)

あらすじ

ここは、魔鏡という特殊な力を操る一族「鏡士」が生きる世界ティル・ナ・ノーグ。
かつて、滅びの危機に向かったこの世界は、鏡士の少年少女と異世界から来た英雄たちによって救われた。

しかしその代償は大きく、
大地は首都セールンドを中心に魔鏡の力を宿した結晶に覆われ、
鏡士の少年もその中に永遠に閉じ込められてしまう。

結晶に浸食された影響で世界情勢は激変し、鏡士の少女ミリーナは、
魔鏡によって世界を破滅に導く悪魔として追われる存在になってしまったのだった。

ミリーナは追っ手から逃れるため、
魔鏡の力で作り出した拠点に鏡精コーキスや仲間と共に身を隠した。

「鏡の檻」で眠るあの人を取り戻すために――

1章「黒衣の鏡士と眼帯の鏡精」

世界を破滅から守るため、
イクスが起こした魔鏡暴走により、
ティル・ナ・ノーグは魔鏡結晶に浸食され世界情勢は激変した。
魔鏡によって世界を破滅に導く
悪魔として追われる存在になってしまったミリーナは、
追っ手から逃れながら
魔鏡結晶の中で眠るイクスを取り戻そうとする――。

2章「囚われの少年とさらわれた少女」

イリアと引き離され、イ・ラプセルの館で
軟禁状態となっているルカ。
何とか命は取りとめ回復はしたものの、
脱出する機会をうかがっていた。
そこへ、いつもルカのもとへ食事を運んできているルビアから、
こっそりメモを受け取るが、書かれていた言葉とは――

3章「狙われる青年と幼き少女」

街に買い出しにきているルドガーたちの前に突如現れたシング。
黒衣の鏡士の味方と知り、接触してきたようで
クレスに手紙を渡してほしいと告げ足早に去ってしまう――

4章「憎悪を抱く仮面の少年」

マークと共にフィリップと落ち合うシンク。
ケリュケイオンを使えるようにするため、
ガロウズの力を必要としていた。
セシリィが囚われている状態では帝都を離れられないと
ガロウズに協力を拒まれてしまったが、
ルドガーたちがセシリィを救出したことにより、
協力してくれるであろうガロウズを奪還するため、
ゼロスとシンクがアスガルド帝国へ潜入するが――

5章「静かに燃える黒き狼」

現在までの状況確認と説明を受けた一行。
ユーリたちは、ゼロスの報告書にあった、確実に分かっている情報。
帝国にいる特異鏡映点について
更に詳しく調べるために再び潜入することに――

6章「贖い生きる古代英雄と悔悛し惑う神子」

精霊研究施設、そこで特異鏡映点亜種03のアニマの調査が
おこなわれていることを知るクラトス。
デミトリアスは虚無を保護するため、
太陽神ダーナを降ろす計画を模索しているらしい。
そこへミトスが暴れているという連絡が入り――

7章「解放されし魔眼の使い手」

アミィの治療の経過を気にする一同、
そこへマークから魔鏡通信が入る。
ミリーナたちの力が必要になっていると聞き、
急ぎフィリップのもとへ向かい手助けをする。
そして、状況がひと段落しクラトスたちに連絡を行うため
魔鏡通信を行うが、映像にイクスが映り――

8章「争乱に抗う少年と苦境に立ち向かうソーマ使い」

フィリップから報告を受けたマークたちは、
イクスがいるセールンドへ向かっている所だった。
そこへ、カイウスから魔鏡通信が入る。
マーテルがセールンドのカレイドスコープの間の地下に
収められていることをミトスに伝えたとのことだった。
海鳴りの神殿でのこともあり、
罠の可能性が高いのは承知でミトスが向かっているため、
助けてほしいと悲しそうに言うカイウスに強くうなずくクラトス。
一方、メルクリアに反発したシングは牢屋に閉じ込められてしまう。
なんとか脱出する術を模索するが――

9章「蒼き力を身に纏いし導師」

己の命と引き換えにマーテルを助けたクラトスは、
死を望んでいるためかミトスからのマナを拒絶していた。
クラトスを助けるためには、安定した形でソーマと魔鏡を
リンクさせる必要があるらしい。
一方ミリーナたちはリビングドールが鏡映点の体を利用していることから、
鏡映点リストを作り、メンバーに元の世界での知り合いがいないか
確認を取っていた。そこでエミルの姿を見て驚くカイウス。
エミルとそっくりな人間が帝国にいると聞き、
よく出入りしているというアスターの元へ向かうが、ジュニアが現れ――

10章「己の信条を胸に刻み進む騎士」

アスベルたちに奇襲を受けたものの、
魔物を召喚し馬車に乗りこみ逃げるリチャード。
魔物の討伐はコーキスたちが引き受け、
アスベル、ルカたちはリチャードを追いかけることになった。
しかし、馬車で輸送されているのは【空のマクスウェル】であり、
スパーダは乗っていないことを知ったコーキスたちは、
アスベルたちと合流するが――

11章「迷いなき眼光へ命の叫びを宿す者」

ある計画のため、バルドと共にアスガルド帝国へ戻ったセシリィ。
新たな鏡映点の存在、
晶霊を取り込むことができるクレーメルケイジが
ティル・ナ・ノーグで開発されている可能性……。
様々な情報が集まりつつある状況の中、
アスベルたちはリチャードの様子を確認するため
ケリュケイオンに来ていた。リチャードから引き離され、
実験道具として研究されているラムダは、
人間たちを憎んでいるのではないかと懸念するが……。

終章「~正義の鼓動を持つ騎士 終わりと始まり~」

フレンの中に入ったバルドの心核をファントムに移すことに成功したが、
チーグルがケリュケイオンを操作し魔の空域に飛ばしてしまったため、
ケリュケイオンにいるメンバーと連絡が取れなくなってしまった。
さまざまな思惑が渦巻く中、イクスの状況が危険だと知り、
ケリュケイオンの捜索も行いつつ、
イクスを救出するために行動に出たミリーナたち。
一行は、新たな真相へと近づく――。

第三部(フェアリーズレクイエム)

あらすじ

遡ること約1200年前に成立した古の帝国「アスガルド」。
年月が流れアスガルド帝国が分裂、瓦解したことで起こった長い争いの末
「セールンド王国」と「ビフレスト皇国」で終戦協定が結ばれた。

このまま良好な関係が続くと思われたが、
世界のエネルギーともいえる「キラル分子」をめぐり、
「魔鏡戦争」が勃発、セールンド周辺以外の世界は消滅してしまう。

様々な障害を乗り越えて、失われた世界を具現化してきたイクスとミリーナ。
その過程で魔鏡結晶の中に閉じ込められたイクスだったが、
仲間の協力を得て、助け出すことに成功した。

しかしデミトリアス帝がアスガルド帝国を復活させ
鏡映点たちを利用しているという不穏な世界の状況は何も変わっていない。
非道を許すデミトリアス帝の目的はまだわからない。

そんな中、殺された兄の復讐を果たすため、
世界を滅ぼすという鏡士と鏡精を殺すことを誓う、ビフレスト皇国の皇女メルクリア。
一方ミリーナは、自分とは異なる自分が犯した罪を償うために、
イクスはそんなミリーナを支えるために、メルクリアとアスガルド帝国に立ち向かっていく。

決して交わることのない想いを抱え、今物語が動き出す--

1章「暗躍する黒き仮面の男」

魔鏡結晶に閉じ込められた
イクスを救出することに成功したミリーナたち。
一時意識を失っていたものの、
目を覚ましたイクスと共に今後のことについて話し合う。
一方、ナーザを殺されたメルクリアは、
ミリーナたちに強い殺意を抱いていた--

2章「世界の綻びを結ぶ精霊」

怒りのままにミリーナの仮想鏡界に襲撃をかけたメルクリア。
幻体のため攻撃することができないメルクリアと光魔に
苦戦を強いられるが、イクスとフィルが協力し
幻体を実体化させる具現化を行うことで撃退する。
しかし、力が大きすぎた影響で仮想鏡界までも実体化してしまい
戸惑う一行の元に、ミリーナと
傷を負ったテネブラエとヴィクトルが現れる。

3章「契約と新たな力の目覚め」

エミルとラタトスクはお互いを受け入れ、
二人は対等となり記憶の共有もされるようになった。
リヒターの成り行きから戦う理由もないように思えたが、
立ちはだかるリヒターにジェイドはアステルを人質に取る。
ジェイドの行動に疑念を抱く中、ジョニーが目を覚まし--

4章「精霊の主とマクスウェルの残滓」

無事に帝国から戻ってきたイクスたち。
キール研究室はイクスたちが持ち帰ってきた精霊輪具を研究し、
カロル調査室は帝国の目的について精査をするが、
帝国の目的が謎に包まれていた。
一同は改めて帝国の目的について議論をかわすのだったが--