アイゼン / Eizen

「死神の道連れとは、こういうことだ。悪く思うな」
「覚悟はいいか?かわせるものなら、かわしてみな!ウェイストレス・メイヘム!」
「覚悟はいいか?明日はいらねぇ!今お前を殺す為の、詰みの一手だ!ドラグーン・ハウリング!」
「覚悟はいいか?寝てんじゃねぇぞ!気付けの一発... くれてやるぜ!アブレイド・ベノム!消え失せな...」
年齢:1000歳(外見年齢は30歳) 性別:男性
身長:187cm 体重:??kg
戦闘タイプ:拳闘士
好物:凶戦士のパルミエ(いつも妹へのお土産に持っていっており、妹も思い出のお菓子になっている)
キャラクターデザイン:岩本稔
声優:ダオス (ユアン)
アイフリード海賊団副団長にして、「死神」と呼ばれる男。
共通の敵である聖寮に対抗するため、ベルベットと協力して旅をする事に。
  • アイゼンというと、エドナの兄の名前だが...?天族も存在しているのか、今作では別の種族なのか?
    • 髪色やキャラデザを見るに、同名の別人という可能性はあまり無さそうである。
      • 靴が、エドナが兄のものだと言って履いているものと同じであり、戦闘スタイルが拳闘士(地神依風?)なことから、恐らく同一人物だろう。
        • ブレイクソウルは「ドラゴニックドライブ」。敵がスタン時かダウン時のみ、強力な攻撃ができる。...ドラゴニックって...。
        • 特技のネーミングの仕方が妹と同じ。もっとも、こちらは天気系の英単語だけではない為、親友の影響もあるのかもしれない。
    • もし同一人物なら、種族は人間か、聖隷かどちらなのだろうか。
      • さらに言えば、一緒に旅をしていた某風の天族の登場もあるかも?
      • 種族は聖隷だった。1000年前のアスガード期というと、既に天族がいる時代のはずだが...?
        • 聖隷ながら、流儀を貫き通すほどの強い自我がある。パーティの助言役として能動的に行動するとのこと。
  • 周囲に不幸をもたらす存在として、自他共に死神の名で知られている。
    • 同じような存在の天族といえば彼女がいたが、同質のものなのだろうか。
    • アイフリード海賊団の者たちからは、死神であることは全く気にされていない。
      • そもそも、アイゼンが死神であることを受け入れられたのは船長のアイフリードのお陰。
    • 表裏にそれぞれ女神と死神とが描かれたコインを常に持ち歩いている。死神としての持ち物なのか、魔除けのようなものか。
      • これは器だった。死神の聖隷にしか使えない特別な器らしい。
      • コイントスした際、常に死神側が表を向くのはアイゼンの死神としての象徴の一つだったが、ベルベット達との旅で次第に死神が出ることに安心を覚えるようになる。
        • ちなみに意地でも表を向かせようとロクロウが頑張ったが尽く失敗。トスの途中でカラスに取られたり爆発したり…恐ろしや死神の呪い。
        • …と言いつつ、マップ待機ポーズ時は実はコインの「表を」出し続けている。設定ミスだろうか?
  • 団長のバン・アイフリードを探しているらしい。まさかのアイフリード本人がシリーズ初登場(幼女化は除いて)だろうか。
    • 聖寮が共通の敵というのは、バンの失踪に聖寮が噛んでいるから。
  • 左の手首に巨大な腕輪をつけていることがある。何なのだろうか。
    • 武器のリストのデザインだった。
      • 戦闘ではリーチが短めの特技と、風・地属性の聖隷術を使う。幾つかの術技にはダウン効果があり、ブレイクソウルをどのように連携に混ぜるかが鍵となる。
    • 剣や槍などを持たないのは死神の呪いのせいらしい。戦っている最中に急に刃が抜けて使い物にならなくなったりしたんだとか。
      • 無手でも戦えるようにするというのは「自分の力でなんとかしろ」とアイゼンの成長を促す死神の呪いらしいといえばらしいが。
  • 骨董品や美術品には、風変わりな情熱を持っている。ウィルやデゼルのような騒ぎ方をしそうだ。
    • 実際、遺跡に夢中なスレイに対し「お兄ちゃんソックリ」(by妹)だそうなので正解。
    • それについての逸話も語り出すが、いかんせん海賊としての経験的な知識だからか、エレノアの話す専門家が調べた結果とは異なっていることもしばしば。
      • 釣竿などを買っている古物商のドネラからもアイゼンの鑑識眼の確かさは疑われている。人を見る目は確かだと言っているが。
      • のへそくり100ガルドをくすねてまでホワイトかめにんから買うほど欲しがった天才画家ベリル・ベニトの絵がまったくの贋作だった…など。彼が集めて妹に送っている歴史的遺物(?)は贋作まみれだったりして。
  • 流儀は「自分の舵は自分でとる」。つまり、自分の行いに誰かの意図が入ったり、自分で決めることを放棄して誰かに決めて貰ったりすることを許さない。
    • ライフィセットが中盤から王道の主人公のような言動が増える為、彼の意思を尊重して手助けする場面が多い。
  • 見た目の割に案外ノリがよく、ロクロウと二人でライフィセットをいじr... 諭している場面が多い。マリクガイアスに近い役回りか。
    • アイゼンはカブトムシ派なのに対しロクロウはクワガタ派なのでライフィセットに呆れられるほど大人げない言い争いをしたり…。
  • 生まれはレイフォルク。地脈点から生まれたらしい。
    • 同じ場所から現れたエドナに繋がりを感じ、兄妹として生活した。
      • 妹とは言うもののやはり年の差があり、一時期は赤ん坊のエドナを育てていた時期もあった。
      • ゼスティリアでのエドナが1300歳なので、ベルセリア当時は300歳。
        • 泣き止まない彼女を春風に導かれ草原に連れ出したところ急に笑い出し、辺り一面に赤い可憐な花が咲いた。
          更に「早く大人になりたい」などというませた妹の声が心に流れ込んで来た為、アイゼンは妹にハクディム=ユーバという真名とエドナという名前をつけた。
  • 設定資料集では6000歳と書かれている。初期設定なのだろうが、この頃は神代の時代の話などもベルセリアに絡んでくる予定だったのだろうか?
    • なお、ライフィセット共々左利きであるとも書かれている。これはゼスティリアの天族達と同じ。
  • 歴代衣装はヒューバート。...何故?たまには兄ではなく、弟の気分が味わいたかったのだろうか。
    • 一応、アクセル秘奥義の奥の手で徒手空拳を使う場面はある。
      • 無理矢理こじつけるなら、森川智之→ユアン→ダブルセイバー→ヒューバートとこじつける事も出来なくはない。
      • 厨二病(奥義名や鮮血のブラッディ・ベルベットとかのネーミングセンス)、オタクが共通点だったりして……
  • イラストレーションズによると、デザインのイメージは不幸や蛇、変人、オタクらしい。前者二つはともかく、変人やオタクって...。
    • 確かに背中を見せながら悪辣に笑ったスキット絵や手を広げて嬉しそうな絵などは、現代のオタクにありがちな様子、かもしれない?
    • 実際イケメンで、作中では悪く取られることはないが、絵画や芸術に傾倒している様は変人やオタクと取られても文句は言えないだろう。
  • レイズでは現在手袋のみを残して行方不明で、ライフィセットが居場所を探している。恐らく死神の呪いが具現化した際に彼を特異鏡映点に変え、救世軍に捕らわれたのだと思われるが…?
    • 2017年9月のイベント「幸せのノル様人形」でライフィセットと共に参戦。ティル・ナ・ノーグで遂に兄妹が出会う。
      • 特異鏡映点ではなく普通の鏡映点。手袋を落としたのは「罠にはまった」かららしい。死神の呪いを気にして妹とは距離を置こうとするもノルミン・フェニックスの不死鳥の加護に背中を押され不器用ながらも兄妹が一緒にいられるようになった。
  • レイズではビジュゲイトが主戦力であり、妹の方も主力がインブレイスエンドと地要素があまりなかったため地の聖隷(天族)笑とネタになった。
    • その妹とのCO魔鏡実装時に裏鏡装でグランドクエイクが実装され、ようやく不遇な名前を弾き飛ばした。しかし肝心のCO魔鏡の演出がなんとも言えない演出で今度はそっちがネタにされた。

  • 発売前に判明した術技
    • 奥義:土壇場(ディッチ)、処断(クライム)、拍子(ダンディスト)、無碍(ブランク)、威圧(コアシブ)、摩天楼(スクレイパー)、蜃気楼(ミラージュ)、因縁(フェイト)、冬木立(クラスター)、詐欺師(フラウド)
    • 聖隷術:レイズデッド、エアスラスト、ストーンエッジ、グランドクェイク
    • ブレイクソウル:ドラゴニックドライブ、ドラグーンダイブ
    • スイッチブラスト:サヴァイブロード
    • 秘奥義:ウェイストレス・メイヘム

+ ネタバレ
  • 穢れは人間からのみ生まれるものであり、人間と暮らすことは穢れを浴び続けることになる。
    • それでも、アイゼンは海賊団と共にすることの楽しさ故に、彼らから離れることはしないと決めている。それが、たとえいつかドラゴンになってしまうことだとしても。
      • エドナの元へ帰らないのは自身の死神の呪いに巻き込みたく無いというのもあるが、フェニックスの指摘通り今の生活が楽しいというのがある。
        • しかしゼスティリアの時点ではレイフォルクにいる。エドナが別の場所で見つけて霊峰に閉じ込めたのならいいが、ドラゴンになる間際に戻ってきたのだとしたら、エドナには酷すぎる仕打ちだ...。
          • 資料集によるとドラゴンになってから戻ってきている。僅かな思考回路の中に妹への想いがあったからだろうが、これなら間際に戻って来る方がまだマシだった...。
      • 幾多もの衝突の末、友人となったザビーダからは「お前がドラゴンになったら、俺が殺す」との約束をされている。
      • 決意の上でのドラゴン化である以上、後述の救済というのはアイゼンの流儀に横槍を入れることになるかもしれない。まあこういうことは、流儀を邪魔してでも命を助けるべきだとは思うが。
  • アイフリードが捜索の末業魔になっていた時は、確信が得られるまでは独り苦悩していた。
    • だが他の海賊団皆を傷付けベイルド沼野にて対峙した際、ザビーダが不殺の流儀を貫いているにもかかわらず力任せに倒すのを見て「他人の流儀を踏みにじる奴は、お前でも許さねぇ」と倒すことを決心した。
  • アイゼンが死神の呪いと呼ぶ自身の加護は、彼に適切なレベルの試練を与え続けるれっきとした加護であり、想いと実際が逆転するデゼルの加護とは全くの別物。
    • アイゼン自身には長い間人生を自由に生きる枷となっていた「呪い」だったが、彼の存在を喜んでくれたアイフリード海賊団が現れた時点で彼は正しく人間を加護することが出来ていたのだ。
  • 真名はウフェミュー=ウエクスブ「探索者アイゼン」。担当声優の森川氏自身も言いづらいとのこと。
    • なお、森川氏は音声収録の際にゼスティリアでの顛末を聞いたそう。
  • 本編終了後はしばらくアイフリード海賊団とその子孫を見守っていた。
    • だが800年後のデス・エイジにて、現れた災禍の顕主と相対する。災禍の顕主が現れるということはマオテラスに何かあったということなので、彼が立ち上がるのは当然だろう。
      • ドラゴン化を省みられない激闘を強いられ、最後はドラゴン化しながらもなんと災禍の顕主を食い殺して世界を穢れから救った。どこの主人公だ...。
        • その場にはザビーダもいたらしい。約束をしていたとはいえ、アイゼンにテオドラと同じ目を強いてしまった彼はさぞ辛かっただろう。

  • ゼスティリアクロスにて、エドナの回想で兄としてばっちり登場した。
    • ドラゴンとしては、無謀にも浄化を試みようと挑むスレイや自らの流儀と約束のために殺そうとするザビーダたちを圧倒した。
    • しかし制止しようとして無防備になったエドナへの攻撃を直前で思いとどまるという、ドラゴンとなっても妹への情が残っていると思しき描写が見られた。
      • この場面は音楽等の演出も相まって涙なしには見られまい。殊に、ベルセリアにて彼の妹への想いを知ったプレイヤーには甚く響いたことだろう。
      • また、これを見たザビーダがもう一度ドラゴンを元に戻す方法を探してみようと考えを改めたため、ますます救済ルートへの期待は高まる。
        • なおその後スレイ達はアリーシャとロゼの助けもあってかドラゴンの浄化に成功してしまった。邪魔でも入って殺されない限りは救済は確実と言える。
        • 最終話では元の姿には戻らなかったものの自我を取り戻しつつあるようだ。
          • 脚本を担当したufoの近藤氏曰く「アイゼンはスレイが浄化しない事に意味がある」ためにこの結末になったとの事。確かに、「自分の舵は自分でとる」が流儀のアイゼンは、少しずつ自力で自我を取り戻す方が合っている。


最終更新:2021年07月15日 00:35
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