カノヌシ

「久しぶりだね、お姉ちゃん」
「世界の痛みも穢れも... これが最善の理なんだ!鎮まれっ!」
年齢:?歳 性別:男性?
戦闘タイプ:聖主
キャラクターデザイン:いのまたむつみ
声優:マルタ
無を司る五大神の筆頭。他の地水火風の天族らを束ねている。
  • 英語版表記は「Innominat」。
  • ゼスティリアではラスダンであるアルトリウスの玉座にて、ディスカバリーとして紋章の存在だけが確認できた。
    • ライラザビーダはカノヌシについて、何か知っているような素振りを見せる。
  • ベルセリアでは五大神の筆頭、及び聖寮が掲げる聖主として知られる。
  • 攻略本の設定画では、いのまたむつみ氏らしきタッチで描かれている。
    • 元々公式からはベルベット以外のいのまたキャラは発表されていなかった為、二人目はカノヌシ?別に、各イラストレーターが二人のキャラを担当するなどという決まりは無いだろうが...。
      • イラストレーションズにて、いのまたむつみ氏であることが確定。ユグドラシル(ミトス)に似ているのは自覚しているらしい。
  • いのまたむつみ氏が描いた最後の男性キャラクターとなる。最もカノヌシの性別が男性とは明言されてないが(ライフィセット・クラウは男性)。

+ ネタバレ
  • アバル村近辺の岬の祠に封印されていたが、二度の緋の夜による二人の生贄を経て復活する。
    • 一人目はベルベットの姉でありアルトリウスの妻であるセリカのお腹の子、二人目はベルベットの弟のライフィセット(ラフィ)が犠牲となった。
      • なお、セリカのお腹の子は生贄にされるべくして生贄となったわけではない。祠に落ちたのは不慮の事故であり、アルトリウスはカノヌシが祠に封印されていること自体を知らなかった故、その緋の夜では不完全な復活(フィー)に至った。
      • 三年前の緋の夜にて完全な復活となり、姿や記憶は二人目の生贄であるラフィを模している。
        • 記憶を持っている為当然ベルベットの事も覚えており「お姉ちゃん」と呼ぶが、実際ラフィとして姉への愛情も残っているのか、カノヌシがラフィの記憶を利用しているだけなのかは不明。
        • 攻略本によるとベルベットの穢れを喰らうべく弟の身体と記憶を利用しているらしい。
      • ちなみに生贄が二人なのは、加護も霊応力を高めるものと精神を穏やかにするものの二種類あるかららしい。加護が二つあるのは稀有な例。
    • 真の力を取り戻す為には、七体の喰魔が持つ八つの質を持つ穢れ(絶望、憎悪、貪婪、傲慢、愛欲、執着、逃避、利己)を食らう必要がある。
      • 完全に覚醒する度、カノヌシは人の意識ごと世界をリセットし、穢れを無くしたのちに眠りにつくということを繰り返してきた。
        • 本編以前で最近の復活はアヴァロストの調律時代の末期。消失の時代に鎮静化を行なったとされている。
        • 転生してからは11歳だが、カノヌシは数万年前のデスティニー・ドーンの頃から存在している。
    • 尚、アルトリウスにつけられた真名である「ネブ=ヒイ=エジャム」は「理想のための翼」を意味する。
  • 戦闘ではフィーと同じく、無属性の聖隷術を中心に戦ってくる。その中でもインサブステンシャルは凶悪な性能を誇る。
  • カノヌシの呼び名の語源は、本来の名前を口に出すことが禁忌だったため「彼之主」と称されていたことに由来する呼び名。
  • 全体的な雰囲気や衣装、そして鎮静化という力から、ある程度ミトスを意識していると思われる。
    • 終盤から出てくる聖隷の一種に天使のような外見のものがいる。
  • 攻略本によると、カノヌシは心と本体に別れていて眠っており、今まで目覚めた時は両方同時に目覚める。が、既に書かれている通り作中の復活では偶然の出来事により「不完全な復活」と言うより「お腹の子(フィー)を依代に、心が先に目覚めてしまった」という。
    • 一方ラフィの方はそれを依代に残った「本体」が目覚めた。あくまでラフィの記憶が残っているだけで中身はカノヌシ。作中の「姉を思わない」言動、行動はカノヌシの「心」が欠落しているからだろうか。
      • フィーとラフィはいわゆる半身という関係からか、カットインが似ている。
  • ザビーダはカノヌシを知っているどころか目の前でシルバをドラゴンにされた怒りで戦いを挑み、カノヌシにボコボコにされた過去があったのが明らかになった。
    • ジークフリートによる「弾」を自身に三度撃ちこんで限界突破で挑んだが呆気無くボコボコにされた。自己強化こそあれどマオテラスが筆頭になる前の五大神筆頭に単身はさすがに無謀だったか。


最終更新:2024年03月20日 19:12
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