ルドガー・ウィル・クルスニク

+ 目次

エクシリア2

「約束したんだ。一緒にカナンの地へ行くって」
年齢:20歳 性別:男性
身長:170cm 体重:??kg
声優:近藤 隆
『テイルズ オブ エクシリア2』の主人公。
エレンピオスの都市にある『トリグラフ』で、兄ユリウスと一緒に生活しているごく普通の青年。
ユリウスの仕事が忙しいため、愛猫ルルの世話を含め、家事のほとんどはルドガーが請け負っている。
どんなものを作っても、ユリウスが美味いと言ってたくさん食べてくれるため
気づけば相当数の品数を作れるようになっており、料理の腕前はかなりのもの。
憧れの大企業クランスピア社への就職に失敗し、苦労の末トリグラフ駅食堂への就職が決まった。
出勤初日、駅へと向かった矢先に見知らぬ少女エルと共に事件に巻き込まれ、
多額の借金と世界の運命を背負う事になってしまう。

+ ネタバレ
ビズリー・カルシ・バクーとクラウディア・イル・クルスニクの間に生まれた息子。ユリウスは異母兄にあたる。
父親とは離れて暮らしていたため父親を知らず、母親の方はユリウスと母親が揉み合った末に母親が眼前で不慮の事故により亡くなった精神的ショックにより母親の記憶が抜け落ちており母親のことを覚えていない。

出勤初日、駅へ向かう途中にアスコルドの完成セレモニーに招待され、ドタキャンしたレイアに代わりに取材をするよう頼まれたが
特別列車ストリボルグ号への乗り方がわからないジュード・マティスと出会う。
自分も駅に向かう途中なので、とジュードを案内した後に自分は職場へと向かうが特別列車に乗ろうと考えたエルにより痴漢冤罪をかけられる。
出勤初日に冤罪で逮捕、人生終了かと思われたその時、アルクノアの襲撃に遭遇。
特別列車から聞こえたエルとルルの悲鳴を聞き特別列車に乗り込む。
そこで思いがけず兄ユリウスの異形の姿と化した姿を見てしまう。
そこで自身もアルクノアに抵抗した際に異形の姿に変身、アルクノアを槍で突き刺して殺害。
分史世界へと飛び、そこで兄の姿をした時歪の因子と対決、殺害。
分史世界から脱出したおかげでアスコルドへ突っ込んだストリボルグ号からの脱出に成功するものの、
その際に負った怪我の治療費としてリドウから2000万ガルドもの請求を受け、借金を負うことになってしまう。
それにより多額負債者となり移動制限と位置探知をかけられてしまう。さらに、せっかく決まったトリグラフ駅食堂の仕事もクビになってしまう。
しかし列車襲撃テロ事件以降行方不明になった兄の足取りを追うため、エルを連れてジュードら仲間を加えながら
借金を返済し、移動制限を解除しつつイラート海停まで進む。
そこで兄がクランスピア社のエージェントを返り討ちにしたもののエージェントたちが奪い取った
分史世界分析データをクランスピア社に届けるよう依頼される。
それまでの努力をビズリーに認められ、分史対策室のエージェントとして採用されるルドガー。
今まで訪れた奇妙な世界は「分史世界」と言い、自身の持っている異形の姿に変身する能力は「骸殻」と呼ぶものであり
正史世界から魂のエネルギーを奪っている分史世界を破壊するための、世界を救う力であると教えられる。
分史世界といえど、そこは自分たちと変わらない、多くの人達が暮らす世界。
「世界のため」という免罪符はあれど多くの人達を手に掛け、世界ごと消していくという任務。
その重みに悩みつつも、兄を追うため、世界のため、エルと約束した「カナンの地に行くため」にルドガーは分史世界の破壊に身を投じることになる。

最後のカナンの地の道標はエルの父親であり分史世界の10年後の自分自身だった。
また、骸殻を使う限度が定められており骸殻を使うことで時歪の因子化してしまうということがヴィクトルから教えられる。
仕方がなかったとはいえエルの父親を手に掛けてしまったこと、エルが「分史世界の存在である自分はルドガーの未来の娘のニセ物」と思い悩む姿に苦悩するが、
さらに追い打ちをかけるようにカナンの地へ入るには「魂の橋」という強い骸殻能力を持つ人間=兄を手に掛けなければならないということが明かされる。
マクスバードでルドガーが選んだ選択とは…。

+ ユリウスエンディング
兄を殺すなんてことはできないと苦悩するルドガー。
世界のためにカナンの地へたどり着かなければならない、そのためにユリウスには死んでもらって魂の橋を架けてもらう、とユリウスに刃を向けるガイアス。
ルドガーは兄を守るため、かつての仲間たちに刃を向け、その手に掛けてしまう。
残り少ない時間であっても、兄のために時間を使おうと誓うルドガー。
兄に対して向けた笑顔は、まるで仲間たちを手に掛けたことなど兄のためならば大したことではない、と
言うようであった…。

兄の命を使い、魂の橋を架けてカナンの地へたどり着いたルドガー。
そこで見たのはビズリーにより「クルスニクの鍵」としての力を過剰に使わされ時歪の因子化していたエルだった。
クロノスを退けエルを助けてくれと願おうとするルドガーとそれを妨害するビズリー。
ルドガーは時計と直接契約しフル骸殻となりビズリーを打ち破る。
ビズリーとの死闘の後にオリジンが現れた。
カナンの地へたどり着いたルドガーとエル、どちらかの願いを一つだけ叶えると言うオリジン。
果たして、オリジンに願いを叶えてもらったのはどちらか…。

+ ルドガーエンディング
迷っているルドガーを見て、「すべての分史世界の消去」を願うエル。それは自分も消えてしまうということだった。
ルドガーが消えるのは嫌だから、本物の「エル」がこの世界で生まれてくるから安心して、と言い残して消えるエル。
ルドガーはその選択を強く後悔するのだった…。
数ヶ月後。クランスピア社の社長として過ごすルドガーは、リューゲン商会の代表を務めるラル・メル・マータに出会う。
彼女は分史世界の10年後の自分自身の妻であり、エルの母親だった。ラルにエルの面影を見、涙するルドガー…。
このエンディングではヴィクトルが願っていた「自身の生まれ変わり」ではないが、
ルドガーが正史世界のラルと出会い、エルが生まれてきた場合は一度は否定したヴィクトルの
『正史世界で生まれ変わってもう一度エルを授かる』という願いを叶えてしまうという皮肉なものとなっている。

+ エルエンディング
エルよりも先に自分が時歪の因子化することでエルを救うと決意するルドガー。
自分が時歪の因子化をすれば、カウンターで100万に達し、エルが時歪の因子として消えることはなくなるからだ。
しかしそれは自分が死ぬということだった。
「消滅より、怖いことがあるんだ…」自分が死ぬことよりもエルが消えるほうが辛いというルドガー。
彼はエルが自分と兄の遺志を受け継ぐことを信じて、自分の命をかけてエルを救い、
この世界の未来をエルに託すのだった…
この結末は己の全てを犠牲にしてただ一人に尽くす「完全な無欲」を証明したからこそオリジンを感服させ、
「審判を超えた」と言える(オリジンの言う所の「審判を超えた上に魂の昇華に成功した」)。

TOWレーヴユナイティア

「……ごめん。何も思い出せそうにない。でも、助けてくれてありがとう」
双剣、双銃、ハンマーの3つの武器を使いこなす。
穏やかだが、強い意思を持つ青年。
  • ユリウスのことは兄だとわからないため、「ユリウス」と呼び捨てにしている。

アスタリア


リンク

「俺は…平和な世界が好きだ。―――なるべく、沢山の人が笑ってる。そんな未来を目指したい。」
カイゼル近郊で、様々な仕事を受けて糧を得ている青年。
現在は、親しい仲間から重要な依頼を受け、各地を飛び回っている。

レイズ

エレンピオスで兄と二人暮らしをしている、ごく普通の青年。
料理が得意。
大企業クランスピア社の入社試験に失敗し、
苦労の末駅食堂に就職するも、
出勤初日に列車テロ事件に巻き込まれ、
莫大な借金とともに世界の命運を背負う事になってしまう。

ミラージュプリズン

骸殻能力を持つことをアスガルド帝国に知られ、
その力の利用を目論む帝国軍にユリウス共々追われて
しまっている。


最終更新:2020年12月17日 15:52