エル・メル・マータ

+ 目次

エクシリア2

「だから、カナンの地なの!パパを助けてってお願いしないと!」
年齢:8歳 性別:女性
身長:130cm 体重:??kg
声優:伊瀬茉莉也
『テイルズ オブ エクシリア2』のヒロイン。
しっかり者で口が減らない活発な少女。
父親の言いつけを守り、願いを叶えてくれるという伝説の「カナンの地」を目指す一人旅をしている。
偶然ルドガーと出会い、共に「カナンの地」へ行くという約束を交わす。
本来は甘えん坊で人見知りをする性格だが、父親を助けるために自分が頑張らなくてはと気を張っている。
大人ぶって背伸びをしようとするものの、トマトだけはどうにも苦手。
父親から譲り受けたという懐中時計をとても大切にしている。

+ ネタバレ
分史世界NO.F41DBにおける10年後のルドガーヴィクトル)の娘にして正史世界では失われた「真のクルスニクの鍵」。
オリジンの「無」の力を持って生まれた選ばれし者であり、分史世界から正史世界へ行き来したり、分史世界のものを正史世界へ持ち込むことができる。
しかしこの力のため、小さい頃から多くの追っ手に狙われてきた。

作中冒頭でもエージェントたちから狙われたため、ヴィクトルによってボートに乗せられ一人逃亡。
その際ヴィクトルが銃撃されるところを目撃してしまい、力が発動。何も知らぬまま正史世界へと移動する。
別れ際にヴィクトルから「トリグラフ中央駅から十時の列車に乗る」ように告げられていたため、ディールから船の積み荷に隠れてトリグラフへと行き着く。
たまたま出会ったルドガーに痴漢冤罪をかけ、特別列車に乗るもアルクノアの襲撃に遭遇。
そこで思いがけずユリウスがパパの時計と同じものを持っているのを見てしまう。
そこでルドガーがアルクノアに抵抗した際に異形の姿に変身、アルクノアを槍で突き刺して殺害。
この際にエルの力が発動し、分史世界へと飛ばされる。
分史世界から脱出したおかげでアスコルドへ突っ込んだストリボルグ号から脱出したものの、その際に負った怪我の治療費としてリドウから2000万ガルドもの請求を受ける。
これによりルドガーは多額負債者となり、移動制限と位置探知をかけられてしまう。

その後もブラートに襲われた際やヘリオボーグ研究所で雷への恐怖から力を発動させることがあったが、誰もエルによるものであるとは気がついていなかった。
分史ミラの世界を破壊した際に分史ミラを連れてこれたのもエルの「鍵」の力によるものである。
当初は分史世界を破壊する事について「カナンの地へ行くためならば仕方ない」という考えであった。
しかし、仲良くなった分史世界のミラがリドウから自分を守るために自ら命を落とし、代わりに降臨した正史のミラと分史ミラは全くの別人であるという現実を突きつけられる。
そして、ヴィクトルの分史世界で遂に自分自身も分史世界の存在に過ぎない事を知る。
更にヴィクトルの口から語られた望みは「正史世界のルドガーと入れ替わり、やがて産まれる『正史世界のエル』と人生をやり直す」というものであった。
それを知ったエルは反射的にヴィクトルを拒絶。
激高したヴィクトルはルドガー達の説得を拒絶し戦いを挑むも敗北。ルドガーに世界の未来とエルを託し、最期を遂げた。
一連の出来事により、エルは自分が(ルドガーの未来の娘の)ニセ物でしかないと思い悩む。
大切な人を次々と失ったことも重なり、作中終盤は序盤での元気さが嘘のように憔悴。
やがて、そうした思いをビズリーにつけこまれ、ルドガーの安全と引き換えに、利用されると分かってなお自らルドガーの元を離れてしまう。
(ビズリーはカナンの地へ入るために骸殻能力者の命が必要とエルに吹き込み、暗にルドガーの殺害を仄めかした)
ルドガーが消えないように、どうせ自分はニセ物だから、自分を犠牲にしてでも相棒を守ろうと思いながら…。

+ ユリウスエンディング
ルドガーはユリウスを助けるため、エルを追いかけることを諦め魂の橋をかけなかった。
この場合、ビズリーがクロノスと戦う際にエルの力を過剰に使い、時歪の因子化して死んでしまう可能性が高い。
(ルドガーが追いかけた場合はクロノスがそちらに気を取られるので戦いが長引かない)
仮にエルが完全に時歪の因子化する前に勝てたとしても、ビズリーはエルの時歪の因子化を治すことを願わないため、エルは消滅してしまう。
どちらにせよ、こちらのエンディングではエルを救うことはできない。

兄の命を使い、魂の橋を架けてカナンの地へたどり着いたルドガー。
そこで見たのはビズリーにより「クルスニクの鍵」としての力を過剰に使わされ時歪の因子化していたエルだった。
クロノスを退けエルを助けてくれと願おうとするルドガーとそれを妨害するビズリー。
ルドガーは時計と直接契約しフル骸殻となりビズリーを打ち破る。
ビズリーとの死闘の後にオリジンが現れた。
カナンの地へたどり着いたルドガーとエル、どちらかの願いを一つだけ叶えると言うオリジン。
果たして、オリジンに願いを叶えてもらったのはどちらか…。

+ ルドガーエンディング
「すべての分史世界の消去」を願うエル。それは自分も消えてしまうということだった。
ルドガーが消えるのは嫌だから、本当の「エル」がこの世界で生まれてくるから安心して、と言い残して消えるエル。
ルドガーはその選択を強く後悔するのだった…。
数ヶ月後。クランスピア社の社長として過ごすルドガーは、リューゲン商会の代表を務めるラル・メル・マータに出会う。
彼女は分史世界の10年後の自分自身の妻であり、エルの母親だった。ラルにエルの面影を見、涙するルドガー…。
このエンディングではルドガーと正史世界のラルが結ばれ、正史世界のエルが生まれてくるものと思われる。
その場合、皮肉にもルドガー達が否定したはずの『正史世界でもう一度エルを授かる』というヴィクトルの願いを受け継いでしまうことになる。
もっとも本編で指摘されたように「新しく生まれてくるエル」と「共に旅をしたエル」は別人であり、そのことでルドガーが苦悩する可能性がある。
オリジンの「転生」が適用されて本編の記憶をエルが持って生まれてくる可能性もあるが詳細は不明。
初回クリア時に「フェイト・リピーター」という意味深な称号とヴィクトルの衣装が貰えるあたり、前者の可能性が高いか。

+ エルエンディング
エルよりも先に自分が時歪の因子化することでエルを救うと決意するルドガー。
自分が時歪の因子化をすれば、カウンターで100万に達し、エルが時歪の因子として消えることはなくなるからだ。
「消滅より、怖いことがあるんだ…」自分が死ぬことよりもエルが消えるほうが辛いというルドガー。
彼はエルが自分と兄の遺志を受け継ぐことを信じて、自分の命でエルを救い、この世界の未来をエルに託すのだった…。
ルドガーにトマトを食べることを目を見て約束するエル。
こちらのエンディングでは成長したエルがトマトを食べる姿を見ることができる。

アスタリア

イニル街に住む少女。
ルドガーとその兄であるユリウスの家で、
居候として暮らしている。

しっかり者で口が減らない、活発な少女。
大人ぶって背伸びをしようとするものの、
トマトだけはどうにも苦手。

父親から譲り受けたという懐中時計を、
とても大切にしている。

レイズ

特異鏡映点であり、「クルスニクの鍵」でもあるため、
ルドガーとおなじく、帝国に狙われている。

イベント『ティル・ナ・ノーグクリスマス クルスニク家の聖夜』にてルドガーと一緒に登場。
特異鏡映点として具現化している。


最終更新:2023年04月07日 00:45