ボクノ秘境。

廃れた場所


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≪詩≫


廃(すた)れた場所





潰れた設備

砕けた木片

へし曲がった鉄屑

使い古された機材

そんな廃材で溢れる現場

それが廃墟

中には冷気が充満し、渇いた空気が吹き抜ける

人の気配は皆無

まるでその場所だけ時間に取り残されたような、そんな感覚

廃材の一つ一つに、利用していた者の魂が宿り、廃墟を見守っている

気味が悪いんじゃない

本当に〝何か〟があり〝誰か〟がいるのだ

そんな場所の中にも、思わず言葉を失ってしまう程に魅力的な箇所がある

だが、反対に死臭の漂うような物騒なところもある

実際、廃墟で一般人が遺体を見つけることは、そんなに珍しいことではない

だが、そんな発見をしたいがために、廃墟に足を踏み入れる者はそうはいない

廃墟に興味を持ち、中を散策しようとする者の大概は、物寂しい廃れた建造物に

、ロマンのようなものを求めているに違いない

何年何十年と使われ続け、古びた建物に何かを求めることは、ある意味宝探しに

似通っていると言っても言い過ぎではない

そんな現代の宝探しは、今も世代を問わず行われている

失われた時の流れの中に、人々は何かを求め続けているのである

それは止まった時を、再び動き出させることになり得(う)るのかもしれない






































































































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