鶴岡 一成(つるおか かずなり)


  • クボチュウの人的補償として、横浜DeNAベイスターズから移籍した捕手。
  • 元々兵庫県出身
  • 横浜→巨人→横浜を経て阪神へ移籍した。
  • 最初の横浜時代は4年間2軍暮らし。当時の横浜の正捕手・相川亮二(現巨人)がアテネオリンピックで離脱、2番手の中村武志も負傷したことから2番手捕手として1軍デビュー
  • その後、巨人が阿部慎之助の代わりの2番手捕手を欲したためトレードで巨人に移籍。
    • セス・グライシンガーとの相性が良かったので、阿部復帰後もグライシンガー専用捕手となる。
  • 控えのままでは嫌だったのでFA権を行使し、古巣の横浜DeNAベイスターズに戻る。チック内川、ケデブこと男村田、10勝10敗する某K投手のように横浜を出る喜びを感じて出ていく選手が多い中、横浜に戻る喜びを感じて戻ることに。
  • 戻って迎えた2012年、以前正捕手だった相川がヤクルトへ移籍していたこともあり、ついに正捕手として出場。100試合を超える出場を果たした。
  • 翌年2013年、2番手捕手に戻されるも、打撃不振の高城俊人に代わって正捕手へ。ここでは自己最多となる40打点を放ち、得点圏打率も3割を超えるなどの活躍をした。
  • その年のオフ、久保康友のFA人的補償としてまさかの阪神の移籍。これには各球界関係者がびっくりした。
    • まず阪神の方であるが、ここ数年城島健司(すでにこの頃は引退)・藤井彰人日高剛と取っており、正捕手である藤井と似た歳のおっさん捕手をまた取るのかあきられた。
    • 横浜は横浜で鶴岡以外の捕手はまだ育っていないのにも関わらず、鶴岡をプロテクトしていなかったことについて球界関係者を驚かせた。
      一応弁明するならば、まさか捕手を取りはしないだろうと考えるのも分からなくはない。しかし、捕手は投手の癖を知っているわけだから情報漏えい防止のためにもやはり正捕手だった人間をプロテクトしておくのは普通だろう。
    • 鶴岡を取られたあと、監督の中畑清は強がりを見せていた。
  • 鶴岡の移籍騒動と同じ頃、日ハムのしかも同じ捕手である鶴岡慎也という選手がFA宣言して、この鶴岡慎也の移籍の話題も同時期に情報が流れた。
    姓が鶴岡、ポジションも捕手と被っていた為、一体どっちの鶴岡の話題をしてたっけ?と混乱する人を多数生んだ。
    • 一応リーグが違うとはいえこういう時こそ、どちらかが登録名を下の名前にすべきじゃね?という意見も多数生んだ。
  • そうして迎えた2014年、やはり2番手捕手となるもそうそうに藤井が離脱しマスクをかぶる。
  • 素人でも投げるテンポ遅すぎではないかと言われていた岩田稔に、「お前のスライダーはそうそう打たれないからテンポよく投げろ」と言って、岩田を覚醒させた。
    ムエンゴもあり岩田は10勝できなかったが、前半戦は他球団ファンが岩田が先発とわかると今日はもう勝てないだろうと思わせるぐらいにまでなる。
    • 他の投手に対しても、相川に「構えたところに球が来ない」と言わしめ呆れられ愛想を尽かされたほどノーコン揃いで有名な横浜投手の球を受けていたおかげで、「このあたりを投げときゃ大丈夫」というリードを行い、阪神が躍進する原動力を作った。
  • メッセンジャーとの相性も抜群。メッセンジャーの最多勝と最多奪三振の原動力となる。
    • お互い、どういうリードをすれば良いかよく話し合ったらしい。
  • 新守護神・呉昇桓とも好相性で、最優秀バッテリー賞の候補に挙がった。
  • 以上より頼りないリードと言われてきた藤井に代わり正捕手となり、ファンからも信頼を得る。ただ年齢も年齢であるので次世代の捕手育成の為に、期待の新人・梅野隆太郎との併用という形で起用されていく。
  • しかし終盤はクライマックスシリーズ出場を目指して、鶴岡起用で固定された。
  • クライマックスシリーズでは全6試合中4試合でスタメン起用され、チームの日本シリーズ進出に貢献した。
  • シーズンを終えてみれば、「ええの獲ったわ!」と思う虎ファンも多かったことだろう。横浜出戻り時代は高田GMに嫌われていたという情報もあっただけに、野球選手として1番活躍出来た鶴岡にとっても良い移籍となったことには間違いない。

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最終更新:2015年03月28日 21:12