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「10 貴女を幸せにするために」(2020/07/22 (水) 00:38:52) の最新版変更点
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|title=てゐのクイズ☆SHOW ~ 明日はどっちだ
|album=[[騙]]
|circle=[[凋叶棕]]
|vocal=めらみぽっぷ
|lyric=RD-Sounds
|arrange=RD-Sounds
|original=お宇佐さまの素い幡
}
#divid(lyrics){
右を向いて、左向いて、
さぁ、どちら?
今生の、迷い人よ。
戻るべきか、進むべきか、
さぁ、どちら?
今生の、迷い人よ。
その眼に浮かぶ色が、
「幸せ」を知らぬ様なら。
わたしはただここに
お前の幸せを願うのみ。
どうか、お聞きいただけましょうか、
この哀れな身の上を、
御慈悲在らばどうか、どうか、
お聞き届け下さいまし。
母は三つには亡くなり、
父の顔も碌に知りませぬ。
稼ぎに出され、ただ生きる為に、
繰り返す奉公の日々。
起きては働き、来る日も働き、
ただただ、あの方のお怒りの
在ってはなるまいと、
その影に怯えているのです。
ああ、ああ、お宇佐様。
どうか、情けのあるならば、
ああ、ああ、お宇佐様。
どうか、道をお示し下さい。
私は、辛いのです。
苦痛でならぬのです。
それでも、私は戻らなければ…
ああ、ああ、お宇佐様。
どうか、これ以上あの方が
お怒りになられる前に。
…どうか、その道を、お教え下さいまし。
お前はなぜそうまでして、生きるのか?
―それ以外に、できることもありませぬ故に
自由をその手にしたくはないのか?
―それがあって、何の意味が、&ruby(ございましょうか){ございましょう}。
逃げて生きゆくことを知らないのか?
―私には逃げ行く場所さえもないのですから。
では、幸せを求めては居ないのか?
―何が幸せかさえも、もはやわかりませぬ。
…ならば、私は、ここに、お前が幸せを願う。
さぁ、右か左か。
もはや、二つに一つの道。
その手で選び取れ。
己が意思の信じる道を。
戻るなら、右を見よ。
あの暮らしに甘んじて、戻りたいならば止めはしない。
今までの暮らしが何も変わらずお前を待つだろう。
或いは、
進むなら、左を見よ。
辛くも苦しくも、流転の先に希望を見るならば。
また新しい生のかたちをお前は知るだろう。
さぁ、どちら?
…私はただ、ここに、「幸せ」を願うのみ。
}
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右を向いて、左向いて、
さぁ、どちら?
今生の、迷い人よ。
戻るべきか、進むべきか、
さぁ、どちら?
今生の、迷い人よ。
その眼に浮かぶ色が、
「幸せ」を知らぬ様なら。
わたしはただここに
お前の幸せを願うのみ。
どうか、お聞きいただけましょうか、
この哀れな身の上を、
御慈悲在らばどうか、どうか、
お聞き届け下さいまし。
母は三つには亡くなり、
父の顔も碌に知りませぬ。
稼ぎに出され、ただ生きる為に、
繰り返す奉公の日々。
起きては働き、来る日も働き、
ただただ、あの方のお怒りの
在ってはなるまいと、
その影に怯えているのです。
ああ、ああ、お宇佐様。
どうか、情けのあるならば、
ああ、ああ、お宇佐様。
どうか、道をお示し下さい。
私は、辛いのです。
苦痛でならぬのです。
それでも、私は戻らなければ…
ああ、ああ、お宇佐様。
どうか、これ以上あの方が
お怒りになられる前に。
…どうか、その道を、お教え下さいまし。
お前はなぜそうまでして、生きるのか?
―それ以外に、できることもありませぬ故に
自由をその手にしたくはないのか?
―それがあって、何の意味が、&ruby(ございましょうか){ございましょう}。
逃げて生きゆくことを知らないのか?
―私には逃げ行く場所さえもないのですから。
では、幸せを求めては居ないのか?
―何が幸せかさえも、もはやわかりませぬ。
…ならば、私は、ここに、お前が幸せを願う。
さぁ、右か左か。
もはや、二つに一つの道。
その手で選び取れ。
己が意思の信じる道を。
戻るなら、右を見よ。
あの暮らしに甘んじて、戻りたいならば止めはしない。
今までの暮らしが何も変わらずお前を待つだろう。
或いは、
進むなら、左を見よ。
辛くも苦しくも、流転の先に希望を見るならば。
また新しい生のかたちをお前は知るだろう。
さぁ、どちら?
…私はただ、ここに、「幸せ」を願うのみ。
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