10 貴女を幸せにするために

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#right(){【登録タグ:&tags()】} #inc(Script/track) #divid(track_args){ |title=てゐのクイズ☆SHOW ~ 明日はどっちだ |album=[[騙]] |circle=[[凋叶棕]] |vocal=めらみぽっぷ |lyric=RD-Sounds |arrange=RD-Sounds |original=お宇佐さまの素い幡 } #divid(lyrics){ 右を向いて、左向いて、 さぁ、どちら? 今生の、迷い人よ。 戻るべきか、進むべきか、 さぁ、どちら? 今生の、迷い人よ。 その眼に浮かぶ色が、 「幸せ」を知らぬ様なら。 わたしはただここに お前の幸せを願うのみ。 どうか、お聞きいただけましょうか、 この哀れな身の上を、 御慈悲在らばどうか、どうか、 お聞き届け下さいまし。 母は三つには亡くなり、 父の顔も碌に知りませぬ。 稼ぎに出され、ただ生きる為に、 繰り返す奉公の日々。 起きては働き、来る日も働き、 ただただ、あの方のお怒りの 在ってはなるまいと、 その影に怯えているのです。 ああ、ああ、お宇佐様。 どうか、情けのあるならば、 ああ、ああ、お宇佐様。 どうか、道をお示し下さい。 私は、辛いのです。 苦痛でならぬのです。 それでも、私は戻らなければ… ああ、ああ、お宇佐様。 どうか、これ以上あの方が お怒りになられる前に。 …どうか、その道を、お教え下さいまし。 お前はなぜそうまでして、生きるのか? ―それ以外に、できることもありませぬ故に 自由をその手にしたくはないのか? ―それがあって、何の意味が、&ruby(ございましょうか){ございましょう}。 逃げて生きゆくことを知らないのか? ―私には逃げ行く場所さえもないのですから。 では、幸せを求めては居ないのか? ―何が幸せかさえも、もはやわかりませぬ。 …ならば、私は、ここに、お前が幸せを願う。 さぁ、右か左か。 もはや、二つに一つの道。 その手で選び取れ。 己が意思の信じる道を。 戻るなら、右を見よ。 あの暮らしに甘んじて、戻りたいならば止めはしない。 今までの暮らしが何も変わらずお前を待つだろう。  或いは、 進むなら、左を見よ。 辛くも苦しくも、流転の先に希望を見るならば。 また新しい生のかたちをお前は知るだろう。 さぁ、どちら? …私はただ、ここに、「幸せ」を願うのみ。 }
#right(){【登録タグ:&tags()】} #inc(Script/track) #divid(track_args){ |title=てゐのクイズ☆SHOW ~ 明日はどっちだ |album=[[騙]] |circle=[[凋叶棕]] |vocal=めらみぽっぷ |lyric=RD-Sounds |arrange=RD-Sounds |original=お宇佐さまの素い幡 |joy_req=738227 |joy_url=https://www.joysound.com/web/search/song/405449 |prev=https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/986.html |next=https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/1005.html } #divid(lyrics){ 右を向いて、左向いて、 さぁ、どちら? 今生の、迷い人よ。 戻るべきか、進むべきか、 さぁ、どちら? 今生の、迷い人よ。 その眼に浮かぶ色が、 「幸せ」を知らぬ様なら。 わたしはただここに お前の幸せを願うのみ。 どうか、お聞きいただけましょうか、 この哀れな身の上を、 御慈悲在らばどうか、どうか、 お聞き届け下さいまし。 母は三つには亡くなり、 父の顔も碌に知りませぬ。 稼ぎに出され、ただ生きる為に、 繰り返す奉公の日々。 起きては働き、来る日も働き、 ただただ、あの方のお怒りの 在ってはなるまいと、 その影に怯えているのです。 ああ、ああ、お宇佐様。 どうか、情けのあるならば、 ああ、ああ、お宇佐様。 どうか、道をお示し下さい。 私は、辛いのです。 苦痛でならぬのです。 それでも、私は戻らなければ… ああ、ああ、お宇佐様。 どうか、これ以上あの方が お怒りになられる前に。 …どうか、その道を、お教え下さいまし。 お前はなぜそうまでして、生きるのか? ―それ以外に、できることもありませぬ故に 自由をその手にしたくはないのか? ―それがあって、何の意味が、&ruby(ございましょうか){ございましょう}。 逃げて生きゆくことを知らないのか? ―私には逃げ行く場所さえもないのですから。 では、幸せを求めては居ないのか? ―何が幸せかさえも、もはやわかりませぬ。 …ならば、私は、ここに、お前が幸せを願う。 さぁ、右か左か。 もはや、二つに一つの道。 その手で選び取れ。 己が意思の信じる道を。 戻るなら、右を見よ。 あの暮らしに甘んじて、戻りたいならば止めはしない。 今までの暮らしが何も変わらずお前を待つだろう。  或いは、 進むなら、左を見よ。 辛くも苦しくも、流転の先に希望を見るならば。 また新しい生のかたちをお前は知るだろう。 さぁ、どちら? …私はただ、ここに、「幸せ」を願うのみ。 }

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