06 she's purity

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#right(){【登録タグ:&tags()】} #inc(Script/track) #divid(track_args){ |album=[[辿]] |circle=[[凋叶棕]] |vocal=めらみぽっぷ |lyric=RD-Sounds |arrange=RD-Sounds |original=ポイズンボディ ~ Forsaken Doll |joy_req=669641 |joy_url=https://www.joysound.com/web/search/song/415368 |prev=https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/1086.html |next=https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/2431.html } #divid(lyrics){ ねぇ、【メアリー】 大事なわたしの“お友達”。 ずっとずっと、 仲良くしましょうね。 約束だからね。 大きくなっても、 大切にするからね。 うそつき ねぇ、【ドロシー】 あなたはわたしの “妹”だから。 わたしの言いつけを、 守らなきゃいけないのよ。 そして私と一緒に、 ステキな&Ruby(レディー){淑女}になって、 あまねくオトコたちの目を 釘付けにするのよ。 わかって? お返事なさい、さぁ! あぁ、かわいい 【リゼッテ】 自慢の私の“娘”。 お前に求める、 わが望みはただ一つ。 そのままの姿で、 美しいままの姿で。 私の傍に、 いつまでもいつづけておくれ。 さぁ、今日はどこかへ出かけよう。 ―重なる意味が、 コギト・エルゴ・スムの 彼方へ。 自分勝手な意図を 編み上げ、そして。 無数の空想の拠所として、 わたしというものが成っていく。 ねぇ、どうして? 紛い物として、意味を与えたの? なぜ、“ヒトのカタチ”を…? あぁ、麗しの【メイベル】 我等が愛する“姫”よ。 我らの気高き、&Ruby(みちしるべ){象徴}となりたまえ。 かくも争い多き、 我らの住まう俗世には、 貴女の様な、 罪を知らぬものこそが、 要るのです。 どうか、穢れなく。 さぁ、愛しの 【アリス】 僕の唯一人の“恋人”。 キミを一目見て、 この心を捧げたさ。 誰も知らない場所で ずっと一緒になろうね。 キミにきっと似合う 鈴蘭畑がいいかな。 そうして、ずっと遠くまで… ―異なる意味が、 エゴとエリスの 境目から。 自分本位な意図を 組み上げ、そして。 無数の妄想の捌け口としてさえ、 わたしというものが生まれ行く。 でも、何故か、皆の言うことが、 理解できないの。 ねぇ、誰か、教えて…! わたしは[Mary]じゃないの? わたしは[Dorothy]でもないの? じゃあ[Lisette]でもないし、[Mabel]でもないのよね? …ということは、もしかして、[Alice]でさえも、ないの? ねぇ、わたしは、わたしを、なんて呼べばいいの? 無数の幻想の「&Ruby(たどりついた){廃棄された}」先に、 独り、役割まみれのヒトガタ。 受け止めた、その純粋さで。 吐き出すは、やがて呪いにも似る&Ruby(ことば){産声} 「許さないからね。この、うそつきたちめ。」 }
#right(){【登録タグ:&tags()】} #inc(Script/track) #divid(track_args){ |album=[[辿]] |circle=[[凋叶棕]] |vocal=めらみぽっぷ |lyric=RD-Sounds |arrange=RD-Sounds |original=ポイズンボディ ~ Forsaken Doll |joy_req=669641 |joy_url=https://www.joysound.com/web/search/song/415368 |prev=https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/1086.html |next=https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/2431.html } #divid(lyrics){ ---- #center(){ねぇ、【メアリー】 大事なわたしの“お友達”。 ずっとずっと、 仲良くしましょうね。 約束だからね。 大きくなっても、 大切にするからね。} ---- 〈うそつき〉 ---- #center(){ねぇ、【ドロシー】 あなたはわたしの “妹”だから。 わたしの言いつけを、 守らなきゃいけないのよ。 そして私と一緒に、 ステキな&Ruby(レディー){淑女}になって、 あまねくオトコたちの目を 釘付けにするのよ。 わかって? お返事なさい、さぁ!} ---- #center(){あぁ、かわいい 【リゼッテ】 自慢の私の“娘”。 お前に求める、 わが望みはただ一つ。 そのままの姿で、 美しいままの姿で。 私の傍に、 いつまでもいつづけておくれ。 さぁ、今日はどこかへ出かけよう。} ---- #left(){―重なる意味が、 コギト・エルゴ・スムの 彼方へ。 自分勝手な意図を 編み上げ、そして。 無数の&ruby(あい){空想}の拠所として、 わたしというものが成っていく。 ねぇ、どうして? 紛い物として、意味を与えたの? なぜ、“ヒトのカタチ”を…?} ---- #center(){あぁ、麗しの【メイベル】 我等が愛する“姫”よ。 我らの気高き、&Ruby(みちしるべ){象徴}となりたまえ。 かくも争い多き、 我らの住まう俗世には、 貴女の様な、 罪を知らぬものこそが、 要るのです。 どうか、穢れなく。} ---- #center(){さぁ、愛しの 【アリス】 僕の唯一人の“恋人”。 キミを一目見て、 この心を捧げたさ。 誰も知らない場所で ずっと一緒になろうね。 キミにきっと似合う 鈴蘭畑がいいかな。 そうして、ずっと遠くまで…} ---- #right(){―異なる意味が、 エゴとエリスの 境目から。 自分本位な意図を 組み上げ、そして。 無数の&ruby(あい){妄想}の捌け口としてさえ、 わたしというものが生まれ行く。 でも、何故か、&ruby(みな){皆}の言うことが、 理解できないの。 ねぇ、誰か、教えて…!} ---- #center(){わたしは&ruby(【メアリー】){[Mary]}じゃないの? わたしは&ruby(【ドロシー】){[Dorothy]}でもないの? じゃあ&ruby(【リゼッテ】){[Lisette]}でもないし、&ruby(【メイベル】){[Mabel]}でもないのよね? …ということは、もしかして、&ruby(【アリス】){[Alice]}でさえも、ないの? ねぇ、わたしは、わたしを、なんて呼べばいいの? 無数の&ruby(あい){幻想}の「&Ruby(たどりついた){廃棄された}」先に、 独り、役割まみれのヒトガタ。 受け止めた、その純粋さで。 吐き出すは、やがて呪いにも似る&Ruby(ことば){産声} 「許さないからね。この、うそつきたちめ。」} }

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