08 いつか沈み行く暗闇の中に

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#right(){【登録タグ:&tags()】} #inc(Script/track) #divid(track_args){ |album=[[密]] |circle=[[凋叶棕]] |vocal=めらみぽっぷ |lyric=RD-Sounds |arrange=RD-Sounds |original=少女綺想曲 ~ Capriccio;空飛ぶ巫女の不思議な毎日 } #divid(lyrics){ ねぇ、人の&ruby(ゆめ){悪夢}の話ほど、 されて困るものもないのだからね。 とりわけこんな深い夜 独りで寝られないと 愚図を言う ねぇ、人の寝入りを邪魔して、 それでそのまま先に寝入らないでよ。 わたしだけ独り暗闇に 取り残されたように 思うから 空の彼方へ 飛んでいく方が ずっと簡単なのかも こんな深い夜に ひとりぼっちの 心細さは 途方も無く 「わたしたち」なんて、こんなにも。 照らし出され 形作られる影 全てがまるで 私達を 取り囲んで いるようで そして けして沈めない暗闇をひとり いつまでも漂い続けているの 灯りはけして 消してしまわないで。 満ちる音 身勝手な寝息に 所在無く ただたゆたうように 耳澄ます 規則的な響き いつの間に 合わせていく鼓動を こんな深い夜に ひとりぼっちで 星も見られず 当所も無く 「わたしたち」なんて、こんなにも。 二人分の 体の確かさだけ 今は頼りに そっと少し 距離を縮めて、、、縮めて。 そして 二人ぼっち その体温をそっと夢の水面へ わたしだけが この感触を知っている ときに怯え ときに恐れる&ruby(おもい){感情} これら全てを 私の中にだけそっと独り 抱えて。 そして いつか沈み行く暗闇の中に ふたり分の夢を持っていくの        明りを消して。      傍の&ruby(ほし){寝顔}を見つめて。 }
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