「12 B4.少女人形」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「12 B4.少女人形」(2018/12/30 (日) 23:56:12) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
#right(){【登録タグ:&tags()】}
#inc(Script/track)
#divid(track_args){
|album=[[夢]]
|circle=[[凋叶棕]]
|vocal=nayuta
|lyric=RD-Sounds
|arrange=RD-Sounds
|original=人形裁判 ~ 人の形弄びし少女
}
#divid(lyrics){
ゆらめく光彩の中
包まれる繭のように
揺れる 揺れる
その手を翳す 光の中へ
その目を開いた刹那
その目に飛び込む光景
無数 無数
同じ顔の少女たちの中で
わたしは誰で
誰がわたしで
あなたは誰で
誰があなたで
みながひとつで
ひとつの顔で
『主』の声が届かないのは どうして
自由に動くその素体が
その意志のままに動くだけで
その心を操る糸が
ないと ど う し て 言い切れるの?
あなたが生きてきたその世界が
あなたのただの幻想ではないと
誰も保証してくれないのに
そうと ど う し て 信じられるの?
ほら あなたはただのヒトガタに過ぎないのにね ねえ?
虚ろになる 己の自意識が
削られゆく 己の拠る場所が
縋るべくは 残されたものだけ
その名だけが 己を繋ぎ止める楔か
しかるに その名は 名乗ることを許されない
この罪人形は
アリスを偽証罪り
アリスを詐欺罪り
アリスを剽窃罪し
アリスでないのに
アリスであるという
下されるのは かくも無慈悲な判決
アリスという名を名乗りながら
アリスという言葉を重ねて
それだけであなたがアリスで
あると ど う し て 言い切れるの?
あなたはただの生けるヒトガタ
その全ては作られた幻
それを誰も否定しないのに
そうと ど う し て 信じられるの?
さあ 目覚めよ!
偽りに塗れた夢から
さあ 贖え!
これこそお前の真の姿
独り途方に暮れる少女≒人形
仰ぐ視線の先に『己』の姿
一人優雅に笑う少女≠人形
己と同じ顔がかくも恐ろしく
その心だけが知っていよう
己が己たるその所以
しかるに儚いエゴと帰す
それが ど う し て 正しいのか?
己が手がけた人形でさえ
それが心を宿したのなら
その心は真正だと
そうと ど う し て 信じられるか?
もう 自分はただのヒトガタに過ぎないのか……?
}
#right(){【登録タグ:&tags()】}
#inc(Script/track)
#divid(track_args){
|album=[[夢]]
|circle=[[凋叶棕]]
|vocal=nayuta
|lyric=RD-Sounds
|arrange=RD-Sounds
|original=人形裁判 ~ 人の形弄びし少女
}
#divid(lyrics){
ゆらめく光彩の中
包まれる繭のように
揺れる 揺れる
その手を翳す 光の中へ
その目を開いた刹那
その目に飛び込む&ruby(ひかり){光景}
無数 無数
同じ顔の少女たちの中で
わたしは誰で
誰がわたしで
あなたは誰で
誰があなたで
みながひとつで
ひとつの顔で
『&ruby(わたし){主}』の声が届かないのは どうして
自由に動くその&ruby(からだ){素体}が
その意志のままに動くだけで
その心を操る糸が
ないと ど う し て 言い切れるの?
あなたが生きてきたその&ruby(げんじつ){世界}が
あなたのただの&ruby(ゆめ){幻想}ではないと
誰も保証してくれないのに
そうと ど う し て 信じられるの?
ほら あなたはただのヒトガタに過ぎないのにね ねえ?
虚ろになる 己の自意識が
削られゆく 己の拠る場所が
縋るべくは 残されたものだけ
その名だけが 己を繋ぎ止める&ruby(くさび){楔}か
しかるに その名は 名乗ることを許されない
この&ruby(つみびと){罪人形}は
アリスを&ruby(なの){偽証罪}り
アリスを&ruby(かた){詐欺罪}り
アリスを&ruby(まね){剽窃罪}し
アリスでないのに
アリスであるという
下されるのは かくも無慈悲な判決
アリスという名を名乗りながら
アリスという言葉を重ねて
それだけであなたがアリスで
あると ど う し て 言い切れるの?
あなたはただの生けるヒトガタ
その全ては作られた幻
それを誰も否定しないのに
そうと ど う し て 信じられるの?
さあ 目覚めよ!
偽りに塗れた夢から
さあ &ruby(あがな){贖}え!
これこそお前の真の姿
独り途方に暮れる&ruby(しょうじょにんぎょう){少女≒人形}
仰ぐ視線の先に『己』の姿
一人優雅に笑う&ruby(しょうじょにんぎょう){少女≠人形}
己と同じ顔がかくも恐ろしく
その心だけが知っていよう
己が己たるその所以
しかるに儚いエゴと帰す
それが ど う し て 正しいのか?
己が手がけた人形でさえ
それが心を宿したのなら
その心は真正だと
そうと ど う し て 信じられるか?
もう 自分はただのヒトガタに過ぎないのか……?
}