06 盲目の笑顔

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#right(){【登録タグ:&tags()】} #inc(Script/track) #divid(track_args){ |album=[[遙]] |circle=[[凋叶棕]] |vocal=めらみぽっぷ |lyric=RD-Sounds |arrange=RD-Sounds |strings=Quartett Sho |original=少女さとり ~ 3rd eye |joy_req=731809 |joy_url=https://www.joysound.com/web/search/song/243692 |prev=https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/529.html |next=https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/533.html } #divid(lyrics){ どうか、もう私を 独りにしてください。 もう何も私には わからないのですから。 どうか、もう私を 放っておいてください。 もう何も私には 聞こえないのですから。 心の瞳が閉ざされてしまったとき、 あの子がとても遠くに 見えてしまいました。 こんな&ruby(よわいもの){声}に縋るしかない、 自分が本当に悔しくてなりませんでした。 それでも、わずかな意思でも 感じられることだけが、 わずかな救いだったのに。 ああ、 それさえももう、 聞こえない。 絶望に満ちた 鳴り止まぬ&ruby(こえ){絶叫} その主は他ならぬ私だったと 気付くことさえ ただ耳を塞ぎ ただ眼を覆い 立ち尽くす私には 到底出来ぬことでした    帯びる悲劇の色濃く     その姿はただ力なく     呼びかける声響く      遙か、遠く。     いうなればひとつの     愛の&ruby(こたえ){結論}たる&ruby(カタストロフ){破局}   避け難き&ruby(フィナーレ){終幕}を迎えただけ あの子なりの アイなのでしょう あの子の全てを賭した アイの形だったのでしょう 止め処なく流れる涙 いつか枯れ果て遣ったのは 脳裏に響く叫び声 忌まわしき瞳が映し出す&ruby(むいしき){愛}の&ruby(リフレイン){想起} もう誰の声も 聞きたくないと 全てから眼を背けた 私がそうして手に入れたものは 絶望さえ 忘れるほどの ―いっそ、幸せを感じるほどの 静寂でした。 笑っていて と。 幸せでいて と。 あの子がそう望んだのだから、 私は応えたいのです。 そう、皆様。 私は幸せです。 独りきりでも、 私は&ruby(とわ){永久}に笑顔で居続けます。 }
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