04 ホンノタビビト

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#right(){【登録タグ:&tags()】} #inc(Script/track) #divid(track_args){ |album=[[綴]] |circle=[[凋叶棕]] |vocal=3L |lyric=RD-Sounds |arrange=RD-Sounds |original=ラクトガール ~ 少女密室 |joy_req=737500 |joy_url=https://www.joysound.com/web/search/song/406776 |prev=https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/690.html |next=https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/692.html } #divid(lyrics){ ひとつめは、&ruby(グリモワール){魔道書}。 全てはここから始まるの。 それも一つの物語。 ふたつめは、&ruby(コントゥ·ドゥ·フェ){童話}。 書き人知らずでも、不思議ね。 不意に人を惹き付けるものがあるのよね。 みっつめは、&ruby(ジュールナル){新聞紙}。 偽りの無い読み物など けして面白くないじゃない。 よっつめは、&ruby(リーヴルディマージュ){絵本}。 拙いものだろうと、素敵ね。 愛はきっと確かにそこにあるのよね。 貴方も偶には 手にとってもいいじゃない。 広がる世界を、繋がる世界たちを。 日も差さぬ 暗く閉じた場所から 扉を開いて、ほら… 旅の始まりへと! ―たとえ、 動くことのない &ruby(このばしょ){大図書館}から 未知なる世界を求めて…だってね。 ページをめくるそのたびに 続いてく…世界への興味は尽きないからね。 ―そして、 動くことのない&ruby(このばしょ){大図書館}から 知らない世界を探して…ずっとね。 ページをめくるそのたびに 誘われる… 私はいくつもの世界を巡る―ホンノタビビト。 いつつめは、&ruby(クロニクル){年代記}。 歴史を記すだけのものも。 私の書斎(へや)には欠かせない。 むっつめは、&ruby(ラ·トゥーズ){学術論文}。 書き人の苦労に、ときには。 ふと 思いをめぐらせるのもいいわよね。 貴方も偶には 手にとってもいいじゃない。 更なる世界を、続いてく世界を。 日も入らぬ 紅く閉じた場所から 扉を開いて、ほら… 旅のその先へと! ―けして、 変わることのない &ruby(このばしょ){大図書館}から 未知なる世界を辿って…そうね。 ページをめくるそのたびに 現れる…世界への希望は尽きないからね。 ―けれど、 揺らぐことのない&ruby(このばしょ){大図書館}さえ 知らない世界を集めて…いるの。 ページをめくるそのたびに 進んでく… 私は世界をもっと知りたい …だから。 どうか続きを。 ―いつか、 終わることのない&ruby(このばしょ){大図書館}でも 旅を終える日はくるのよ…きっとね。 ページをめくるそのたびに 誘われる…私はいくつもの世界を巡る―ホンノタビビト。 ななつめは、&ruby(ヌリチューレ){料理本}。 新しい旅の始まりは。 貴女に差し出すこの紅茶と&ruby(とも){伴}に… }
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