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「08 嘘と慟哭」(2023/06/07 (水) 20:25:22) の最新版変更点
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#inc(Script/track)
#divid(track_args){
|album=[[綴]]
|circle=[[凋叶棕]]
|vocal=ランコ
|lyric=RD-Sounds
|arrange=RD-Sounds
|original=御伽の国の鬼が島 ~ Missing Power
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|joy_url=https://www.joysound.com/web/search/song/224182
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}
#divid(lyrics){
語る者さえもはや
途絶えるほどには
&ruby(はる){悠}か遠くに掻き消えた
記憶は&ruby(そ){疎}なりて&ruby(いくせいそう){幾星霜}
並んで寄り添う人と鬼の姿
疑うことを知らぬほど小さな小さなその姿
信頼のその証
ゆびきりげんまんひとつ
誓ったは嘘を吐かぬこと
ずっと傍にいるよと
幼稚な約束ひとつ
&ruby(おとぎ){御伽}の国の恋物語
並び立つ影二つ異形象る
まだ見ぬ行く末
語るが如く
何処と行く先わからぬ
風が&ruby(な){哭}く
語る者さえもはや
途絶えたほどには
&ruby(はる){悠}か遠くそこにあった
密なる絆は変わらずに
並んで寄り添う人と鬼の姿
信ずることに飽かぬほど愛しい愛しいその姿
約束を交し合う
対する人の望みは
けして涙は見せぬこと
鬼の泣き顔なんぞは
見たくはないのだと
&ruby(おとぎ){御伽}の国の恋物語
幾夜の果てに二人は契りを交わす
ならば笑おうと
未来を語る
それはどこまでも
幸せな姿
幾年が過ぎ去って
はたと帰らない彼は
行方を探されるまま
変わり果てたその姿
哀れな鬼に晒した
&ruby(おとぎ){御伽}の国の&ruby(こい){悲恋}物語
夜盗かそれともはては&ruby(あやかし){妖怪}の仕業か
二度と動かぬ
その姿から
もはや約束など
破られたのだと知った
&ruby(ほうこう){咆哮} &ruby(どうこく){慟哭} 大地揺らす
もはや物言わぬ骸の前で
「嘘吐きめ!! 裏切り者め!
約束一つ守れぬ軟弱者め…!」
&ruby(きゅうだん){糾弾}の声も遂には虚しく響くのみ
叫びはて、
疲れはて、
立ち尽くす、
鬼の目には、
―涙。
}
#right(){【登録タグ:&tags()】}
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|album=[[綴]]
|circle=[[凋叶棕]]
|vocal=ランコ
|lyric=RD-Sounds
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|original=御伽の国の鬼が島 ~ Missing Power
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語る者さえもはや
途絶えるほどには
&ruby(はる){悠}か遠くに掻き消えた
記憶は&ruby(そ){疎}なりて&ruby(いくせいそう){幾星霜}
並んで寄り添う人と鬼の姿
疑うことを知らぬほど小さな小さなその姿
信頼のその証
ゆびきりげんまんひとつ
誓ったは嘘を吐かぬこと
ずっと傍にいるよと
幼稚な約束ひとつ
&ruby(おとぎ){御伽}の国の恋物語
並び立つ影二つ異形象る
まだ見ぬ行く末
語るが如く
何処と行く先わからぬ
風が&ruby(な){哭}く
語る者さえもはや
途絶えたほどには
&ruby(はる){悠}か遠くそこにあった
密なる絆は変わらずに
並んで寄り添う人と鬼の姿
信ずることに飽かぬほど愛しい愛しいその姿
約束を交し合う
対する人の望みは
けして涙は見せぬこと
鬼の泣き顔なんぞは
見たくはないのだと
&ruby(おとぎ){御伽}の国の恋物語
幾夜の果てに二人は契りを交わす
ならば笑おうと
未来を語る
それはどこまでも
幸せな姿
幾年が過ぎ去って
はたと帰らない彼は
行方を探されるまま
変わり果てたその姿
哀れな鬼に晒した
&ruby(おとぎ){御伽}の国の&ruby(こい){悲恋}物語
夜盗かそれともはては&ruby(あやかし){妖怪}の仕業か
二度と動かぬ
その姿から
もはや約束など
破られたのだと知った
&ruby(ほうこう){咆哮} &ruby(どうこく){慟哭} 大地揺らす
もはや物言わぬ骸の前で
「嘘吐きめ!! 裏切り者め!
約束一つ守れぬ軟弱者め…!」
&ruby(きゅうだん){糾弾}の声も遂には虚しく響くのみ
叫びはて、
疲れはて、
立ち尽くす、
鬼の目には、
―涙。
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