03 もっともおそろしいものについて

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#right(){【登録タグ:&tags()】} #inc(Script/track) #divid(track_args){ |title=極限生命体封獣NuE |album=[[騙]] |circle=[[凋叶棕]] |vocal=めらみぽっぷ |lyric=RD-Sounds |arrange=RD-Sounds |original=平安のエイリアン |joy_req=737499 |joy_url=https://www.joysound.com/web/search/song/404149 |prev=https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/983.html |next=https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/985.html } #divid(lyrics){ 我は &ruby(アルファ){α} そして &ruby(オメガ){Ω} 我は 一 そして 全 我は 不定 そして 無限 我は 混迷 そして 恐怖 ―すなわち不可説不可説転。 ―しかるに、われはわれである。 人ならぬ声に心せよ。 闇の淵には心せよ。 敵を呪わば心せよ。 歪む&ruby(すべて){有象無象}に心せよ。 &ruby(ちいさなうそ){“&sizex(2){嘘}”}が&ruby(おおきないつわり){“&sizex(6){偽}”}を作り出してゆく。 そうして、かくも恐ろしき 有為転変の果てに、 更なる、歪な“バケモノ”が、生まれゆく。 その叫び声が齎す 人からまた人へと連鎖していく この感情こそが我が命 及びもつかぬものを、 「虚」をその「口」でなぞるがいい。 その意思のままに、 &ruby(りかい){認識}のままに、 人よ、 嘘を、 嘘をつけ。 さぁ、更なる嘘を! &ruby(わたし){「真実の姿」}から 遠ざかれ。 &ruby(かしら){頭}は猿 &ruby(むくろ){躯}は&ruby(まみ){狸} 尾は&ruby(くちなわ){蛇} 手足は虎の如くにて 鳴く声は鵺にぞ似たりける。 頭は虎 躯は猿 尾は&ruby(むじな){狸} 手足は&ruby(くちなわ){蛇}の如くにて &ruby(な){喚}く声は鵺にぞ似たりける。 頭は人 躯は人 尾は定かならずも 羽は青赤取り取りに 哭く声は鵺にぞ似たりける。 幻想は我が 糧なりて、 幻想は我が 鎧なり。 幻想は我が 朋なりて 幻想は我が 鏡なり。 ―すなわち不可逆不可侵性。 ―しかるに、われはわれである。 「恐ろしきはその姿」 「悍ましきはその姿」 「忌わしきはその姿」 「汚わしきはその姿」 その僅かな間隙に這いよっては、 その数を増していく。 寄る辺のない、 不安定な心にこそ、 更なる、歪な “バケモノ”が、 潜むのだ。 果てなく続く探究心。 人からまた人へと相伝していく その&ruby(かんじょう){意思}こそが 我が敵 &ruby(わからず){“不明”}の聖域を 有らぬ思索で穢さぬよう その意思のままに、 &ruby(りかい){認識}のままに、 人よ、 沈め、 沈みゆけ。 さぁ、沈んでしまえ! &ruby(わたし){「真実の姿」}を 見失え。 わが身は われであって、 わが姿は われにあらず。 呼ぶ名さえも判らずに、 行き果てたその遙かに、 この身を神と見紛わん。 それは神の名を 冠した幻想 ―しかるに、われはわれである。 神をも越えたその次に、 わたしがとる姿は何か。 それはきっと おそろしいのだ それはきっと 不可解なのだ。 このわたしさえ&ruby(おびやかして){「恐れさせて」}しまうほど。 その叫び声を生み出す人からまた人へと 伝染していくこの&ruby(かんじょう){恐怖}こそが我が&ruby(いのち){本質} 及びもつかぬものへ今も尚、姿を&ruby(か){変貌}えていく その意思のままに、&ruby(りかい){認識}のままに、人の嘘は果てしなく …そして 叫び声が、終には、 他ならぬこの身から。わたしの思いもよらぬ &ruby(かげ){影像}を纏いながら… 畏れてしまうならば、 この力の拠り所さえ、 喪うのかと、思い至ることさえ、 既に恐ろしい。 ああ、おそろしいのは… 人の心なのだ。 }
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